「酒井素樹の替え歌」の版間の差分

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(初版)
 
(素樹の夏)
 
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== 生きてればー ==
 
== 生きてればー ==
(HOWEVER by GLAY) 
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'''(HOWEVER by GLAY)'''<br>
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やわらかな魚の目は 塩で食え<br>
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香典は なけなしのベルマーク<br>
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仏前 入ると 親戚達<br>
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「死神だ」とざわつく<br>
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ついたてで隔離され<br>
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数珠さえ取り上げた 妹でした<br>
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ホーネ<br>
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替え歌に注ぐ情熱を<br>
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「酒井家の生き恥」と 罵られ<br>
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目の前のかんぴょう巻き つまむことできなかった<br>
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おあずけの 意味を知る<br>
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おやじに頭を下げる<br>
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「生まれてきてすみません」<br>
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震える素樹の体を抱きしめて<br>
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鉄火巻き 食べさせる<br>
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パリパリの磯の味 ありがとう<br>
  
 
== 衣食住 ==
 
== 衣食住 ==
(I LOVE YOU by 尾崎豊)
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'''(I LOVE YOU by 尾崎豊)'''<br>
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アイ ラブ 牛(ぎゅう)<br>
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消えかけた 味の記憶<br>
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忘れたくないよ<br>
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土 石 流<br>
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逃れ 舐めた<br>
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石についた 幼虫<br>
  
== お家に上げて ==
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お役所に許された 家じゃないから<br>
(瞳をとじて by 平井堅)
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酒井の留守に 壊したみたい<br>
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僕達は落ち葉に埋もれて 寒さをしのぐ<br>
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だから 僕らは子猫のような鳴き声で<br>
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ヘー ルー プー<br>
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割れたポットを直し 雨つゆで茹でた<br>
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木の根噛んで ケイレン起きた<br>
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こないだ10年ぶりに 親孝行したよ<br>
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添い寝したら 親父しらみに刺されて瀕死<br>
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== お家にあげて ==
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'''(瞳をとじて by 平井堅)'''<br>
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視線を合わさない<br>
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敬語で喋る姉 冷たい<br>
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気まずさで踊った<br>
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渾身のホネダンス 見てない<br>
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父の枕元には<br>
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小2の時にあげた ドクロの湯のみ<br>
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3食 食べれてた頃に<br>
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戻れぬ酒井に 生きる価値はあるか?<br>
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My father, sorry<br>
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靴下脱いで 土下座をするよ<br>
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それしかできない<br>
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畳の香り 久しぶりだよ<br>
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むしり食おうとしたら<br>
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姉が止めるよ 父が怒鳴るよ<br>
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「そのままでいい」<br>
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「わしが死んでも続けてほしい お前の替え歌を」<br>
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「勇気をくれたから」<br>
  
 
== 壊れかけの Sakai ==
 
== 壊れかけの Sakai ==
(壊れかけのRadio by 徳永英明)
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'''(壊れかけのRadio by 徳永英明)'''<br>
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春まで もたない<br>
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たまには たらふく食べたい<br>
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お酒と寿司に 目がくらみ<br>
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他人の通夜に 潜り込んだ<br>
  
== 何も食えなくて・・・寺 ==
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緊張で落とした 3年ぶりの赤いマグロ<br>
(何も言えなくて…夏 by J-WALK)
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親族がざわついた<br>
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「あれは 印刷の酒井だ」<br>
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「喪中ハガキ どうですか」と<br>
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ごまかしにかかる<br>
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ついに追い出された 儲けもないままに<br>
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山に入り 食料探す<br>
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冬場は草がない<br>
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どうやら これなら食べれそう<br>
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派手な 柄の きのこ<br>
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== 何も食えなくて…寺 ==
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'''(何も言えなくて…夏 by J-WALK)'''<br>
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寺って 泊めてくれるんだぜ<br>
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知らなかったろ?<br>
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「どんな身なりでも メシ 食える」<br>
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そう言われ 行ったのさ<br>
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ところが酒井 すぐ追い出され<br>
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マックの裏<br>
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バイトが捨てた ポテトみつけた<br>
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酒井には ごちそうだったの<br>
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バイトには 生ゴミでも<br>
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カラスにじっと 睨まれながら<br>
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何も食えなくて 目が怖かったから<br>
  
 
== のこり汁 ==
 
== のこり汁 ==
(なごり雪 by イルカ)
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'''(なごり雪 by イルカ)'''<br>
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配給の列の横で僕は<br>
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残りを 気にしてる<br>
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季節外れの炊き出し 待ってる<br>
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今月のとん汁はこれが 最後ねと<br>
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寂しそうに僕は お椀持つ<br>
  
== 真夏の アドバイス ==
+
のこり汁を わずかにすすり<br>
(真夏の果実 byサザンオールスターズ)
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調子に乗って もう一度並ぶ<br>
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常連が来て 酒井<br>
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締め出しにあった<br>
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さっきのは双子の 兄だと言った<br>
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ウソがばれ 二度と行けなくなった<br>
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== 真夏のアドバイス ==
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'''(真夏の果実 by サザンオールスターズ)'''<br>
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酒井が倒れる 厳しい夏には<br>
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樹液が溢れる 木に登れ<br>
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濡れた新聞紙 体に巻けよ<br>
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走れば涼しい 人が避ける<br>
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カタツムリは バターで焼いて<br>
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荒川土手で 体洗って<br>
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みんな 貰える<br>
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ブルーシーートーーーー<br>
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(ここでカーテンが落ちた)<br>
  
 
== 忠告 ==
 
== 忠告 ==
(卒業 by 尾崎豊)
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'''(卒業 by 尾崎豊)'''<br>
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金がなきゃ芝生を食え 御苑はアクがない<br>
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水虫とシラミがわけば うまく付き合え<br>
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印刷の仕事 50まではあった<br>
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何でもドクロ入れて 刷り続けた<br>
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ホーネ ホーネ<br>
  
== 今年の春に やり直せ ==
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月一で給料なんて 払えやしなかった<br>
(時の流れに身を任せ by テレサ・テン)
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従業員 印刷機 壊して回った<br>
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不審火が出て 自己破産した<br>
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俺が選ぶ道は一つ<br>
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ヤミ金からの 逃亡<br>
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俺たちはいつまで 3万円もらえるのか<br>
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明石家は 養育費 払っているのか<br>
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酒井にも 養育費 振り込んでもらえないだろうか<br>
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1日3食食べれるって どんな気持ちなのか<br>
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あと何度 自分自身 放浪すれば<br>
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食べられる仕事に たどり着けるだろう<br>
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ホーネ ホーネ<br>
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君はブラックデビル 俺はホネロック<br>
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栄光の日々は終わる<br>
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今 替え歌だけが 収入<br>
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60からの 密漁<br>
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== 今年の春にやり直せ ==
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'''(時の流れに身を任せ by テレサ・テン)'''<br>
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死にかけたから 仕事を再開<br>
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仲間がくれた 中古のポケベル<br>
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持ちかけられた 見合いの話<br>
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50でバツ2 つり合いそうだ<br>
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2ヶ月ぶりに 髪洗い<br>
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仲間と 靴を取り替え<br>
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会うなり 逃げられ 撃沈<br>
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その時 ポケベルが鳴る<br>
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酒井 仕事があるじゃないか<br>
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だけど 電話する金がない<br>
  
 
== おかず売り場 ==
 
== おかず売り場 ==
(北酒場 by 細川たかし)
+
'''(北酒場 by 細川たかし)'''<br>
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地下の おかず売り場では<br>
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酒井 試食で飢えをしのぐ<br>
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ちょっと 2週目がキツい<br>
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ポテサラ ある日は運がいい<br>
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2ヶ月目には 大目に見てた<br>
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店長も キレ出した<br>
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締め出しされて 飯抜き3日<br>
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食料 探す<br>
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隅田川の ほとりには<br>
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酒井の 食べれる草がある<br>
  
 
== 金を拝借 ==
 
== 金を拝借 ==
(冬の稲妻 by アリス)
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'''(冬の稲妻 by アリス)'''<br>
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田中が寝静まる 横の<br>
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テーブルに財布 置いてある<br>
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魔がさして小銭 引き抜いて<br>
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立ちつくす後ろ 誰かいる<br>
  
== モライもん のうた ==
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田中さんだー Ah<br>
(ドラえもんのうた by 大杉久美子)
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突然すぎた<br>
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土下座したんだ Ah<br>
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今すぐ返す<br>
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泣き叫ぶ酒井を<br>
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連れてかないで 警察だけは<br>
  
== ISORO ! ==
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田中は 見逃したようだ<br>
(HERO by 甲斐バンド)
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私に小銭を 握らせた<br>
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「できれば お札の方がいい」と<br>
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言ったら酒井 殴られた<br>
  
== 印刷のさかい  ==
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== モライもんのうた ==
(男の子・女の子 by 郷ひろみ)
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'''(ドラえもんのうた by 大杉久美子)'''<br>
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あんなものいいな くれるといいな<br>
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テレビに出てると いいことあるけど<br>
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なんだかんだ なにか 持ってきてくれる<br>
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酒井のポケット 満たしてくれる<br>
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自分の力で 食べたいな<br>
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・・・ ・・・ ・・・<br>
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アン アン アン<br>
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両面印刷 できなーいモン<br>
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== ISORO ==
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'''(HERO by 甲斐バンド)'''<br>
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ISORO! 居候になる時<br>
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Ah Hah! 場所は千葉<br>
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気苦労 すすめられたけれど<br>
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ご飯は おかわりはしない<br>
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今夜 俺は暇人 もう仕事ないよ<br>
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あのチラシのミスで 客が怒ってるぜ<br>
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仕事なくなる その前に<br>
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チラシを刷り直そう<br>
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だから ISORO! 居候になる時<br>
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Ah Hah! 場所は千葉<br>
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(ここでカーテンが落ちた)<br>
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== 印刷のさかい ==
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'''(男の子・女の子 by 郷ひろみ)'''<br>
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脱字は 当たり前<br>
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漢字も よく違う<br>
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さかい やばい<br>
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また 刷り直そう<br>
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チラシのドクロが シンボルマーク<br>
  
 
== 素樹の夏 ==
 
== 素樹の夏 ==
(精霊流し by グレープ)未公開
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'''(精霊流し by グレープ)'''<br>
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素樹は夏の 愛しない<br>
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荒川を歩いて 埼玉入り<br>
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草むらでウンコして<br>
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女子高生に警察 通報されそうになった<br>
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(ここでカーテンが落ちた)<br>
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== 肝臓だヨ おっ母さん ==
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'''(東京だヨ おっ母さん by 酒井啓)'''<br>
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久しぶりに 飲みすぎて<br>
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意識を失い 医者行けば<br>
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γ-GTPが 1000を超えたよ おっ母さん<br>
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ごらん あれが脂肪肝<br>
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記念に胃カメラ 飲みましょね<br>
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== 余命 ==
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'''(蕾 by コブクロ)'''<br>
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土手で倒れても 土の匂いの初老の僕じゃ<br>
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誰も助けてはくれない<br>
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やはり 酒井の命はゴミより軽い<br>
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母の口癖「素樹は良い子 末は大臣」<br>
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期待を裏切り 素樹の今は 骨埋める場所もない<br>
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倒れてから4時間後 法夫と美夫が<br>
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草むら探し 駆けつけて<br>
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酒井のポッケから抜きとった<br>
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キット カット 1個<br>
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隠してたはずなのに<br>
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逃げてゆく 冬の道<br>
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裸足の2人を 僕は許した<br>
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薬では治らない 不治の病「腹ペコ」<br>
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立ち止まる 犬にゴクリ<br>
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仰向けに寝て お口を開けて<br>
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瞳を閉じて待つ<br>
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豪雨<br>
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== 永久のかえうた ==
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'''(栄光の架け橋 by ゆず)'''<br>
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寝てたら頭上に 線香があった<br>
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人並みに通報 されない酒井<br>
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ある時 新宿通りで 歩く明石家見た<br>
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何度も行きかけ 諦めついた裸足の酒井<br>
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いくつもの 草をむしり<br>
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かじりついて 今がある<br>
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明石家も 迷わずに撮られていい<br>
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モテモテとホネホネなの<br>
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いくつもの 替え歌歌い<br>
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すがりついて 今がある<br>
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だからもう 酒井を「ホンマでっか」に<br>
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印刷の評論家で<br>
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終わらない この人生<br>
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君と酒井に宿れ 生き力を<br>
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{{DEFAULTSORT:さかいもときのかえうた}}
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[[Category:みんなの替え歌]]

2014年9月9日 (火) 15:47時点における最新版

酒井素樹が歌った替え歌の一覧

生きてればー[編集]

(HOWEVER by GLAY)
やわらかな魚の目は 塩で食え
香典は なけなしのベルマーク

仏前 入ると 親戚達
「死神だ」とざわつく
ついたてで隔離され
数珠さえ取り上げた 妹でした
ホーネ

替え歌に注ぐ情熱を
「酒井家の生き恥」と 罵られ
目の前のかんぴょう巻き つまむことできなかった
おあずけの 意味を知る

おやじに頭を下げる
「生まれてきてすみません」
震える素樹の体を抱きしめて
鉄火巻き 食べさせる
パリパリの磯の味 ありがとう

衣食住[編集]

(I LOVE YOU by 尾崎豊)
アイ ラブ 牛(ぎゅう)
消えかけた 味の記憶
忘れたくないよ
土 石 流
逃れ 舐めた
石についた 幼虫

お役所に許された 家じゃないから
酒井の留守に 壊したみたい
僕達は落ち葉に埋もれて 寒さをしのぐ
だから 僕らは子猫のような鳴き声で
ヘー ルー プー

割れたポットを直し 雨つゆで茹でた
木の根噛んで ケイレン起きた
こないだ10年ぶりに 親孝行したよ
添い寝したら 親父しらみに刺されて瀕死

お家にあげて[編集]

(瞳をとじて by 平井堅)
視線を合わさない
敬語で喋る姉 冷たい
気まずさで踊った
渾身のホネダンス 見てない

父の枕元には
小2の時にあげた ドクロの湯のみ
3食 食べれてた頃に
戻れぬ酒井に 生きる価値はあるか?
My father, sorry

靴下脱いで 土下座をするよ
それしかできない
畳の香り 久しぶりだよ
むしり食おうとしたら

姉が止めるよ 父が怒鳴るよ
「そのままでいい」

「わしが死んでも続けてほしい お前の替え歌を」
「勇気をくれたから」

壊れかけの Sakai[編集]

(壊れかけのRadio by 徳永英明)
春まで もたない
たまには たらふく食べたい
お酒と寿司に 目がくらみ
他人の通夜に 潜り込んだ

緊張で落とした 3年ぶりの赤いマグロ
親族がざわついた
「あれは 印刷の酒井だ」

「喪中ハガキ どうですか」と
ごまかしにかかる
ついに追い出された 儲けもないままに
山に入り 食料探す
冬場は草がない
どうやら これなら食べれそう
派手な 柄の きのこ

何も食えなくて…寺[編集]

(何も言えなくて…夏 by J-WALK)
寺って 泊めてくれるんだぜ
知らなかったろ?
「どんな身なりでも メシ 食える」
そう言われ 行ったのさ
ところが酒井 すぐ追い出され
マックの裏
バイトが捨てた ポテトみつけた

酒井には ごちそうだったの
バイトには 生ゴミでも
カラスにじっと 睨まれながら
何も食えなくて 目が怖かったから

のこり汁[編集]

(なごり雪 by イルカ)
配給の列の横で僕は
残りを 気にしてる
季節外れの炊き出し 待ってる
今月のとん汁はこれが 最後ねと
寂しそうに僕は お椀持つ

のこり汁を わずかにすすり
調子に乗って もう一度並ぶ

常連が来て 酒井
締め出しにあった
さっきのは双子の 兄だと言った
ウソがばれ 二度と行けなくなった

真夏のアドバイス[編集]

(真夏の果実 by サザンオールスターズ)
酒井が倒れる 厳しい夏には
樹液が溢れる 木に登れ
濡れた新聞紙 体に巻けよ
走れば涼しい 人が避ける

カタツムリは バターで焼いて
荒川土手で 体洗って
みんな 貰える
ブルーシーートーーーー
(ここでカーテンが落ちた)

忠告[編集]

(卒業 by 尾崎豊)
金がなきゃ芝生を食え 御苑はアクがない
水虫とシラミがわけば うまく付き合え
印刷の仕事 50まではあった
何でもドクロ入れて 刷り続けた
ホーネ ホーネ

月一で給料なんて 払えやしなかった
従業員 印刷機 壊して回った
不審火が出て 自己破産した
俺が選ぶ道は一つ
ヤミ金からの 逃亡

俺たちはいつまで 3万円もらえるのか
明石家は 養育費 払っているのか
酒井にも 養育費 振り込んでもらえないだろうか
1日3食食べれるって どんな気持ちなのか
あと何度 自分自身 放浪すれば
食べられる仕事に たどり着けるだろう
ホーネ ホーネ

君はブラックデビル 俺はホネロック
栄光の日々は終わる
今 替え歌だけが 収入
60からの 密漁

今年の春にやり直せ[編集]

(時の流れに身を任せ by テレサ・テン)
死にかけたから 仕事を再開
仲間がくれた 中古のポケベル
持ちかけられた 見合いの話
50でバツ2 つり合いそうだ

2ヶ月ぶりに 髪洗い
仲間と 靴を取り替え
会うなり 逃げられ 撃沈
その時 ポケベルが鳴る

酒井 仕事があるじゃないか
だけど 電話する金がない

おかず売り場[編集]

(北酒場 by 細川たかし)
地下の おかず売り場では
酒井 試食で飢えをしのぐ

ちょっと 2週目がキツい
ポテサラ ある日は運がいい
2ヶ月目には 大目に見てた
店長も キレ出した
締め出しされて 飯抜き3日
食料 探す

隅田川の ほとりには
酒井の 食べれる草がある

金を拝借[編集]

(冬の稲妻 by アリス)
田中が寝静まる 横の
テーブルに財布 置いてある
魔がさして小銭 引き抜いて
立ちつくす後ろ 誰かいる

田中さんだー Ah
突然すぎた
土下座したんだ Ah
今すぐ返す
泣き叫ぶ酒井を
連れてかないで 警察だけは

田中は 見逃したようだ
私に小銭を 握らせた
「できれば お札の方がいい」と
言ったら酒井 殴られた

モライもんのうた[編集]

(ドラえもんのうた by 大杉久美子)
あんなものいいな くれるといいな
テレビに出てると いいことあるけど
なんだかんだ なにか 持ってきてくれる
酒井のポケット 満たしてくれる

自分の力で 食べたいな
・・・ ・・・ ・・・

アン アン アン
両面印刷 できなーいモン

ISORO[編集]

(HERO by 甲斐バンド)
ISORO! 居候になる時
Ah Hah! 場所は千葉
気苦労 すすめられたけれど
ご飯は おかわりはしない

今夜 俺は暇人 もう仕事ないよ
あのチラシのミスで 客が怒ってるぜ
仕事なくなる その前に
チラシを刷り直そう
だから ISORO! 居候になる時
Ah Hah! 場所は千葉
(ここでカーテンが落ちた)

印刷のさかい[編集]

(男の子・女の子 by 郷ひろみ)
脱字は 当たり前
漢字も よく違う
さかい やばい
また 刷り直そう
チラシのドクロが シンボルマーク

素樹の夏[編集]

(精霊流し by グレープ)
素樹は夏の 愛しない
荒川を歩いて 埼玉入り
草むらでウンコして
女子高生に警察 通報されそうになった
(ここでカーテンが落ちた)

肝臓だヨ おっ母さん[編集]

(東京だヨ おっ母さん by 酒井啓)
久しぶりに 飲みすぎて
意識を失い 医者行けば
γ-GTPが 1000を超えたよ おっ母さん
ごらん あれが脂肪肝
記念に胃カメラ 飲みましょね

余命[編集]

(蕾 by コブクロ)
土手で倒れても 土の匂いの初老の僕じゃ
誰も助けてはくれない
やはり 酒井の命はゴミより軽い

母の口癖「素樹は良い子 末は大臣」
期待を裏切り 素樹の今は 骨埋める場所もない

倒れてから4時間後 法夫と美夫が
草むら探し 駆けつけて
酒井のポッケから抜きとった
キット カット 1個
隠してたはずなのに

逃げてゆく 冬の道
裸足の2人を 僕は許した
薬では治らない 不治の病「腹ペコ」
立ち止まる 犬にゴクリ
仰向けに寝て お口を開けて
瞳を閉じて待つ
豪雨

永久のかえうた[編集]

(栄光の架け橋 by ゆず)
寝てたら頭上に 線香があった
人並みに通報 されない酒井

ある時 新宿通りで 歩く明石家見た
何度も行きかけ 諦めついた裸足の酒井

いくつもの 草をむしり
かじりついて 今がある
明石家も 迷わずに撮られていい
モテモテとホネホネなの

いくつもの 替え歌歌い
すがりついて 今がある
だからもう 酒井を「ホンマでっか」に
印刷の評論家で

終わらない この人生
君と酒井に宿れ 生き力を