「江ノ島駅」の版間の差分

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江ノ島駅（えのしまえき）は、神奈川県藤沢市片瀬海岸一丁目にある江ノ島電鉄線の駅。駅番号はEN06。

概要[編集]

駅長と主席助役所在駅。全線の15駅は当駅で管轄しているが、その他の各駅には各々助役が所在し、自駅と隣接無人駅を管理し、主席助役の補佐をしている。

当駅は江ノ島電鉄の登記上における本店所在地であり、構内には江ノ電本社事務所、乗務員区、電気保線所も存在し、関係者の乗降が多いのも特色。乗務員区が隣接しているため、乗務員の交代も当駅で行われる。

車両の出・入庫や転線の際は係員が手動でポイントを切り替え、手旗などによる合図で入れ替えをするという、首都圏ではほとんど見られなくなった方式が採られている。

1番線ホームの待合室には、2007年9月に運用を終了し廃車となった300形303号車の先頭部が保存されている。

年表[編集]

• 1902年（明治35年）9月1日 - 片瀬駅として開業。
• 1929年（昭和4年） - 江ノ島駅に改称。
• 1991年（平成3年） - 駅舎が改築され、現在の姿になる。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で駅員配置駅である。ホーム同士は構内踏切で結ばれている。

2006年9月、首都圏でのPASMOとSuica対応開始に伴い、自動改札機が設置された。

鎌倉方には3本の留置線が設けられており、朝5 - 6時台に当駅始発の列車があり、出庫作業や転線が見られる。逆に21 - 22時台に当駅止まりの列車があり、入庫作業や転線が見られる。また、日中でも車両交換や分割併合の車両の出・入庫や転線が行われる事がある。かつては4本あり、引退後の100形が留置されていた時期があったが、その後同形式は極楽寺検車区の特別倉庫に移動し、1本が廃止となった。

利用状況[編集]

2011年度の一日平均乗車人員は3,049人である。近年の推移は下表の通り。

駅周辺[編集]

• 江ノ島電鉄本社
• 湘南江の島駅（湘南モノレール江の島線） - 国道467号を挟んで山側に隣接している。
• 江の島（神奈川県指定史跡名勝。※指定名称は「江ノ島」）
• 新江ノ島水族館
• 湘南白百合学園小学校
• 龍口寺
• 片瀬漁港
• 江ノ電もなか「扇屋」（1990年に廃車となった600形651号の先頭部分とパンタグラフが店先に存置されている。休日の昼頃には売り切れてしまうほど人気が高い。）
• 片瀬江ノ島駅（小田急江ノ島線）

バス路線[編集]

• 江ノ島駅前
  • 江ノ電バス
    • 江ノ島行
    • 湘南港桟橋行（江ノ島経由） ※平日3本のみ
    • 辻堂駅行 ※平日2本のみ
    • 藤沢駅行（新屋敷経由）
• 龍口寺
  • 京浜急行バス
    • <鎌6> 江ノ島行／鎌倉駅行（片瀬山入口・津村・鎌倉山経由）
    • <船6> 江ノ島行／大船駅行（片瀬山入口・津村・鎌倉山経由）
  • 江ノ電バス
    • 江ノ島駅前と同じ行先が停車

隣の駅[編集]

江ノ島電鉄

江ノ島電鉄線

湘南海岸公園駅 (EN05) - 江ノ島駅 (EN06) - 腰越駅 (EN07)

当駅鎌倉方の龍口寺交差点より腰越駅まで併用軌道となる。

脚注[編集]

関連項目[編集]

• 日本の鉄道駅一覧

外部リンク[編集]

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• 江ノ島電鉄