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2014年8月23日 (土) 23:15時点における最新版
三崎口駅(みさきぐちえき)は、神奈川県三浦市初声町下宮田にある京浜急行電鉄久里浜線の駅。同線の終着駅である。駅番号はKK72。
三浦市の中心市街地である三崎までは4kmほど離れており、油壺駅までの延伸が計画されている。用地買収が難航したため、2005年10月7日に国土交通省へ事業廃止届出書を提出したが、事業を円滑に進めるための一時的な措置であり、計画自体を中止したわけではないとされる。
歴史[編集]
「油壺駅」も参照
建設当初、久里浜線の終点は油壺駅とされていたが、自然破壊の恐れがあることなどから用地の取得が困難を極めたため、暫定的なターミナルとしてバスとの連絡に便利な国道134号との交点に当駅が建設された。駅名は三崎への入口という意味合いから付けられたものである。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ただし、地形の関係で三浦海岸側は高架、油壺側は掘割である。油壺側では国道134号をくぐる部分まで線路が敷設されており、その先には京急の変電所が設置されている。のりばは、東から1番線、2番線となっており、両ホームは区別無く使用される。三浦海岸駅までの区間は単線だが、複線分の用地が確保されている。
改札は1箇所で、ホームへは階段およびエスカレーター、エレベーターで連絡している。
当駅は、「京急駅メロディ(列車接近案内音)」募集の対象駅で、三浦市三崎地区が舞台となった「山本コウタローとウィークエンド」の楽曲「岬めぐり」が採用され、2008年12月10日から使用を開始した。
のりば[編集]
1・2 | ■久里浜線 | 横浜・羽田空港・品川・新橋方面 |
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗降人員は17,954人である[1]。 近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 10,352 [2] |
1999年 | 10,215 [3] |
2000年 | 10,038 [3] |
2001年 | 10,048 [4] |
2002年 | 9,831 [4] |
2003年 | 9,696 [5] |
2004年 | 9,439 [5] |
2005年 | 9,470 [6] |
2006年 | 9,537 [6] |
2007年 | 9,495 [7] |
2008年 | 9,553 [7] |
2009年 | 9,401 [8] |
2010年 | 9,213 [8] |
2011年 | 8,938 [9] |
2012年 | 8,900 [9] |
駅周辺[編集]
丘陵部に位置し、駅の標高は約32m と京急の駅としては最も高い。周辺にはキャベツやスイカ、大根などの畑作地と雑木林が広がっているが、大規模な宅地開発も行われている。また、商業施設の開発を行う計画もある。
- 京急ニュータウン
- KEIKYU SHOP三崎口店
- 三浦市役所初声出張所
- 三浦市初声市民センター
- 三浦市図書館初声分館
- 三浦市総合体育館(潮風アリーナ)
- 神奈川県農業総合研究所三浦試験場
- 三崎警察署 三崎口駅前交番
- 神奈川県立三浦臨海高等学校 - 三崎・初声の両校が統合され新設
- 神奈川県立平塚農業高等学校初声分校
- 神奈川県立三崎高等学校跡地 - 現ロックの学園開催地として有名
- 初声郵便局
- 神奈川県立三浦ふれあいの村(和田・長浜海岸)
- 国道134号
- 和田義盛旧里碑
バス路線[編集]
京浜急行バスにより、三崎や油壺、横須賀市西部への路線バスが運行されている。駅前はバスターミナルとなっており、当駅を起終点とする系統も多い。路線の詳細は京浜急行バス三崎営業所と京浜急行バス衣笠営業所を参照されたい。なお、元日には初日の出観覧のため、列車と連動して城ヶ島行き臨時バスが運転される。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
隣の駅[編集]
この区間は単線だが、三浦市中心部への延伸が計画されていたために複線用のもう一つの線路のスペースが用意されている。