「泉岳寺駅」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
 
1行目: 1行目:
'''泉岳寺駅'''(せんがくじえき)は、[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[高輪]]二丁目<ref name="toei[http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/stations/sengakuji/a07.html 各駅情報>泉岳寺] - 東京都交通局</ref><ref name="KQ">[http://www.keikyu-ensen.com/stationDetail/1 泉岳寺(京急まちWeb)] - 京浜急行電鉄</ref>にある、[[東京都交通局]]([[都営地下鉄]])・[[京浜急行電鉄]](京急)の[[鉄道駅|駅]]である。2社局の[[共同使用駅]]で、東京都交通局が駅を管轄している<ref name="doboku">遠藤 浩三(東京都交通局高速電車建設本部 設計課長)、佐々木 道雄(東京都交通局高速電車建設本部 設計課主任)「地下鉄泉岳寺駅の設計および工事施工計画 -都営地下鉄1号線と京浜急行線との相互乗入駅-」、『土木技術』第22巻第6号、土木技術社、1967年6月、 37-50頁</ref>。
+
'''泉岳寺駅'''(せんがくじえき)は、[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[高輪]]二丁目<ref name="toei">[http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/stations/sengakuji/a07.html 各駅情報>泉岳寺] - 東京都交通局</ref><ref name="KQ">[http://www.keikyu-ensen.com/stationDetail/1 泉岳寺(京急まちWeb)] - 京浜急行電鉄</ref>にある、[[東京都交通局]]([[都営地下鉄]])・[[京浜急行電鉄]](京急)の[[鉄道駅|駅]]である。2社局の[[共同使用駅]]で、東京都交通局が駅を管轄している<ref name="doboku">遠藤 浩三(東京都交通局高速電車建設本部 設計課長)、佐々木 道雄(東京都交通局高速電車建設本部 設計課主任)「地下鉄泉岳寺駅の設計および工事施工計画 -都営地下鉄1号線と京浜急行線との相互乗入駅-」、『土木技術』第22巻第6号、土木技術社、1967年6月、 37-50頁</ref>。
  
 
都営地下鉄の[[都営地下鉄浅草線|浅草線]]と、京急の[[京急本線|本線]]<!-- 「本線」が正式名称 -->が乗り入れる<ref name="KQ"/>。両線は当駅を介して[[直通運転|相互直通運転]]を行っている<ref name="KQ"/>。浅草線には[[駅ナンバリング|駅番号]]が付与されており、'''A 07'''である<ref name="toei"/>。
 
都営地下鉄の[[都営地下鉄浅草線|浅草線]]と、京急の[[京急本線|本線]]<!-- 「本線」が正式名称 -->が乗り入れる<ref name="KQ"/>。両線は当駅を介して[[直通運転|相互直通運転]]を行っている<ref name="KQ"/>。浅草線には[[駅ナンバリング|駅番号]]が付与されており、'''A 07'''である<ref name="toei"/>。

2014年8月3日 (日) 23:57時点における最新版

泉岳寺駅(せんがくじえき)は、東京都港区高輪二丁目[1][2]にある、東京都交通局都営地下鉄)・京浜急行電鉄(京急)のである。2社局の共同使用駅で、東京都交通局が駅を管轄している[3]

都営地下鉄の浅草線と、京急の本線が乗り入れる[2]。両線は当駅を介して相互直通運転を行っている[2]。浅草線には駅番号が付与されており、A 07である[1]

歴史[編集]

  • 1968年昭和43年)
    • 6月21日 - 1号線延長開業に伴い開業し、終着駅となる。同時に京浜急行電鉄の駅も開業し、京急と相互乗り入れを開始[2]
    • 11月15日 - 当駅 - 西馬込駅間開業に伴い1号線の中間駅となる。
  • 1978年(昭和53年)7月1日 - 1号線を浅草線に改称。

駅名の由来[編集]

赤穂浪士の墓所として知られる泉岳寺に近接していることに由来する[2]。すなわち、「泉岳寺」の意味であり、「泉岳寺」という地名はない。地元では地名のようにも扱われているが、行政上の区分はない。

駅開業後の1993年に、泉岳寺は東京都に対して駅名に寺の名前を使うことについて、不正競争防止法、法人の氏名権、商法21条を根拠に使用差し止めを求めて東京地方裁判所に提訴した。東京地裁は「原告のような宗教法人が地下鉄事業を行うことは一般的にあり得ない。したがって、一般の人が駅名使用によって地下鉄事業を原告の泉岳寺かその関連事業で営業しているとの誤認をすることはあり得ない」として、寺側の訴えを退ける判決を1994年に下した。原告側は最高裁判所まで争ったが、1997年に原告敗訴で確定した。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を持つ地下駅である[4]。押上側に主に西馬込・京急線方面からの当駅折返し列車が使用する引き上げ線(1線)があり、すべてのホームから出入りが可能である[3]。2・3番線の西馬込側には片渡り線もあるが通常時に使用されることはない。

のりば[編集]

番線 路線 行先 備考
1 京急本線 品川横浜airplane.png羽田空港三崎口方面
2 A 都営浅草線 五反田西馬込方面
3 A 都営浅草線 押上京成線北総線airplane.png成田空港方面 西馬込方面からの列車
4 A 都営浅草線 押上・京成線・北総線・airplane.png成田空港方面 京急本線からの列車

駅名標は1番線側を除いて都営地下鉄の様式となっている。開業当初は西馬込・横浜方面の次の駅が「1 品川・2 高輪台」だったが、2006年頃に分離され、西馬込方面は「高輪台」、京急本線方面は「京急線品川」に変更された。また、横浜方面の1番線側は2007年初頭から京急の駅名標をイメージし、中国語韓国語表記が併記され、上下の赤のラインのうち、下部が水色の斜め線となっているものとされたが、2013年初頭には中国語・韓国語表記がなくなり、下部の斜め線は単純なラインとしたものに変更されている。

駅施設[編集]

改札口[編集]

西馬込・品川寄り改札口(高輪口)と三田寄り改札口(三田口)の2か所[4]がある。ホームの両端が改札口への階段となっている[4]。なお、両改札口を連絡するコンコースはない[4]

バリアフリー設備[編集]

トイレ[編集]

  • 高輪口・三田口の改札外コンコース部に設置されている[4]

その他の設備[編集]

付記[編集]

  • 当駅は京急で2010年10月21日から導入した駅ナンバリングの対象外となっている。また、1番線の駅名標には品川方の駅ナンバリング(KK01)が表記されていない。
  • 2011年7月14日から9月10日まで東京都江戸東京博物館で開催された特別展「東京の交通100年博」において、当駅の立体模型が展示された要出典

利用状況[編集]

  • 都営地下鉄 - 2012年度の一日平均乗降人員175,421人(乗車人員 87,293人、降車人員 88,128人)である[6]
  • 京浜急行電鉄 - 2013年度の一日平均乗降人員は168,009人である[7]

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[8]
年度 都営地下鉄 京浜急行電鉄 出典
1日平均
乗降人員[9]
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員[9]
1日平均
乗車人員
1990年(平成02年) 77,238 12,523 [10]
1991年(平成03年) 79,260 13,079 [11]
1992年(平成04年) 13,071 [12]
1993年(平成05年) 78,312 13,167 [13]
1994年(平成06年) 77,123 13,468 [14]
1995年(平成07年) 73,421 15,645 [15]
1996年(平成08年) 71,110 14,899 [16]
1997年(平成09年) 69,216 14,403 [17]
1998年(平成10年) 69,071 14,742 [18]
1999年(平成11年) 71,344 60,232 [19]
2000年(平成12年) 72,427 62,249 [20]
2001年(平成13年) 76,584 66,485 [21]
2002年(平成14年) 79,614 68,288 [22]
2003年(平成15年) 80,402 70,437 [23]
2004年(平成16年) 160,183 81,345 71,773 [24]
2005年(平成17年) 83,405 152,026 73,742 [25]
2006年(平成18年) 169,920 86,343 156,757 75,745 [26]
2007年(平成19年) 180,061 90,177 162,390 79,585 [27]
2008年(平成20年) 181,879 91,049 162,912 81,101 [28]
2009年(平成21年) 179,860 89,899 68,632 [29]
2010年(平成22年) 177,533 88,691 158,974 78,978 [30]
2011年(平成23年) 170,261 84,786 153,745 76,186 [31]
2012年(平成24年) 175,421 87,293 158,504
2013年(平成25年) 168,009

駅周辺[編集]

高輪口にA1・A2出口が、三田口にA3・A4出口が設置されている。

バス[編集]

最寄り停留所は、第一京浜と東京都道415号線上にある泉岳寺前 となる[33]。以下の路線が乗り入れ、東京都交通局により運行されている[33]

未成線[編集]

隣の駅[編集]

東京都交通局・京浜急行電鉄
A 都営浅草線・本線
エアポート快特
品川駅(京急本線) (KK01) - 泉岳寺駅 (A 07) - 三田駅(都営浅草線) (A 08)
エアポート快特以外の列車種別
高輪台駅 (都営浅草線) (A 06) / 品川駅(京急本線) (KK01) - 泉岳寺駅 (A 07) - 三田駅(都営浅草線) (A 08)

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 各駅情報>泉岳寺 - 東京都交通局
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 泉岳寺(京急まちWeb) - 京浜急行電鉄
  3. 3.0 3.1 遠藤 浩三(東京都交通局高速電車建設本部 設計課長)、佐々木 道雄(東京都交通局高速電車建設本部 設計課主任)「地下鉄泉岳寺駅の設計および工事施工計画 -都営地下鉄1号線と京浜急行線との相互乗入駅-」、『土木技術』第22巻第6号、土木技術社、1967年6月、 37-50頁
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 らくらくおでかけネット - 駅案内図一覧(泉岳寺駅) - 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団
  5. 東京都交通局 都営地下鉄ニュース
  6. 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
  7. 京急まちweb 駅別1日平均乗降人員
  8. 東京都統計年鑑
  9. 9.0 9.1 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  10. 東京都統計年鑑(平成2年)227,234ページ
  11. 東京都統計年鑑(平成3年)233,240ページ
  12. 東京都統計年鑑(平成4年)
  13. 東京都統計年鑑(平成5年)
  14. 東京都統計年鑑(平成6年)
  15. 東京都統計年鑑(平成7年)
  16. 東京都統計年鑑(平成8年)
  17. 東京都統計年鑑(平成9年)
  18. 東京都統計年鑑(平成10年)PDF 
  19. 東京都統計年鑑(平成11年)PDF 
  20. 東京都統計年鑑(平成12年)
  21. 東京都統計年鑑(平成13年)
  22. 東京都統計年鑑(平成14年)
  23. 東京都統計年鑑(平成15年)
  24. 東京都統計年鑑(平成16年)
  25. 東京都統計年鑑(平成17年)
  26. 東京都統計年鑑(平成18年)
  27. 東京都統計年鑑(平成19年)
  28. 東京都統計年鑑(平成20年)
  29. 東京都統計年鑑(平成21年)
  30. 東京都統計年鑑(平成22年)
  31. 東京都統計年鑑(平成23年)
  32. 32.0 32.1 32.2 32.3 32.4 32.5 - 泉岳寺駅 出口案内 - 東京都交通局
  33. 33.0 33.1 33.2 33.3 33.4 バスのりば>泉岳寺駅 - 東京都交通局

関連項目[編集]

外部リンク[編集]