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武蔵中原駅(むさしなかはらえき)は、神奈川県川崎市中原区上小田中六丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。
目次
歴史[編集]
- 1927年(昭和2年)3月9日 - 南武鉄道線川崎駅 - 登戸駅間の開通時に開業。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 南武鉄道線が国有化、国鉄南武線の駅となる。
- 1961年(昭和36年)1月16日 - 貨物取扱が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1990年(平成2年)12月20日 - 高架化に伴い、武蔵小杉方に0.2km移転。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2005年(平成17年)10月2日 - 自動放送が東海道型からATOS III期型に変更される。
- 2011年(平成23年)4月9日 - 新設される南武線快速電車の停車駅となる。当初は3月12日から実施予定だったが、計画停電の影響により延期。
- 2011年(平成23年)5月30日 - 駅のショッピングセンターであるアルカード武蔵中原がビーンズ武蔵中原にリニューアルオープン
駅構造[編集]
島式ホーム2面4線の高架駅である。主に外側の線路が本線、内側の線路が中原電車区への出入庫線として用いられる。 エレベーターが設置されているが改札階とホームは直接の行き来ができず、踊り場での乗換えが必要。エスカレーターは上下方向とも設置されているが、同じく踊り場で乗換えとなる。
高架化される前は上り線が相対式、下り線が島式の2面3線だった。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■南武線 | 上り | 武蔵小杉・矢向・川崎方面 |
3・4 | ■南武線 | 下り | 武蔵溝ノ口・登戸・立川方面 |
電車区があるため、早朝、朝ラッシュ後や夕ラッシュ前、夜間には、当駅が始発・終着となる電車がある。
2014年3月15日のダイヤ改正より、一部の上り各駅停車が2番線で快速の待ち合わせをするようになった。
発車メロディは2013年1月24日より川崎フロンターレの協力の下で上り線がFRONTALE2000、下り線がFRONTALE20000に変更されている。
駅構内設備[編集]
- みどりの窓口(営業時間 7:00 - 20:00)
- 指定席券売機
- 自動改札機
- ビューカードATM「ビューアルッテ」改札外正面
- 売店等
- 喫茶等
- あじさい茶屋(立ち食いそば店) - 改札内
- BECK'S COFFEE SHOP武蔵中原店 - 改札外
- つけ麺 維新 - 改札外
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗車人員は33,785人である[1]。これは乗換路線のない南武線の駅では最も多い。富士通川崎工場や富士通研究所など富士通関連の拠点施設が近辺に立地しているため、富士通関係者の利用が多い。 近年の推移は下記の通り[2]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 33,155 |
1996年 | 33,104 |
1997年 | 31,726 |
1998年 | 31,180 |
1999年 | 31,492 |
2000年 | 31,152 |
2001年 | 31,157 |
2002年 | 31,811 |
2003年 | 30,358 |
2004年 | 29,916 |
2005年 | 30,416 |
2006年 | 31,012 |
2007年 | 31,424 |
2008年 | 31,396 |
2009年 | 31,122 |
2010年 | 32,613 |
2011年 | 33,182 |
2012年 | 33,785[1] |
駅周辺[編集]
上小田中 も参照 高架下には2011年5月30日にリニューアルしたショッピングセンター「Beans武蔵中原」が出店し飲食店や食料品店、書店、100円ショップなどがある。改札口からは駅前のエポックなかはら(川崎市総合福祉センター・旧「中原会館」)に直結する歩道橋が整備されている。
- 富士通川崎工場(登記上の本店)
- 等々力緑地
- 等々力陸上競技場(Jリーグの川崎フロンターレのホームスタジアム)
- 川崎市市民ミュージアム
- とどろきアリーナ
- JR東日本中原電車区
- 神奈川県道45号丸子中山茅ヶ崎線(中原街道)
- 南武沿線道路
- 川崎歴史ガイド(中原街道コースの総合案内パネルが当駅前に設置されている)
- エポックなかはら(川崎市総合福祉センター・旧「中原会館」)
- 神奈川県立新城高等学校
- ブックオフ武蔵中原店・ツタヤ武蔵中原店(1階・ブックオフ、2階・ツタヤ)
- ゼスト武蔵中原店
- 東横イン武蔵中原駅前
- 臨海セミナー武蔵中原校
バス路線[編集]
北口[編集]
中原駅前
南口[編集]
中原
- 川崎市交通局、東急バス、川崎鶴見臨港バス
- <鷺02・杉10> 小杉駅前 (市営)
- <鷺02・杉06・杉09> 小杉駅前 (東急)
- <原01・杉10> 中原駅前 (市営)
- <杉06> 中原駅前 (東急) ※平日朝のみ
- <原62> 中原駅前 (臨港)
駅名の由来[編集]
中原街道もしくは橘樹郡中原町の名称から採っている。すでに省線長崎本線に中原駅(なかばる-)が存在するため、省線と連絡運輸を行う南武鉄道側が配慮して、旧国名である「武蔵」を冠称した。なお、中原町の前身である中原村が成立する前には、駅周辺に「中原」という地名は存在しなかった。
その他[編集]
- 4両編成と6両編成の列車が混在していた時代 いつ?には、当駅で増解結されることが多かった。夕方の上り電車に増結する場合には、立川方(後ろ寄り)に空車2両を連結していた。
- 2009年の夏に行われた「横浜ディスティネーションキャンペーン」の時から、駅スタンプが設置されている。内容は、最寄にあるJリーグ川崎フロンターレのホームスタジアム「等々力陸上競技場」と駅名の描かれたスタンプ。