「ハーレム・ヒート」の版間の差分
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* 決め台詞の「5 time WCW champion」が定着していることが災いしてか、WWEに移籍してWCW王座陥落以降は、後継王座である、[[WWE・世界ヘビー級王座]]には一度も載冠できなかったが、2006年の[[グレート・アメリカン・バッシュ]]にて王座載冠を果たした。ただの載冠ではなく、WCWのPPVだったグレート・アメリカン・バッシュ、対戦相手は元WCW選手の[[レイ・ミステリオ]]、介入した[[チャボ・ゲレロ]]、王座もWCW王座の後継王座等、WCW関連のものが多かった。 | * 決め台詞の「5 time WCW champion」が定着していることが災いしてか、WWEに移籍してWCW王座陥落以降は、後継王座である、[[WWE・世界ヘビー級王座]]には一度も載冠できなかったが、2006年の[[グレート・アメリカン・バッシュ]]にて王座載冠を果たした。ただの載冠ではなく、WCWのPPVだったグレート・アメリカン・バッシュ、対戦相手は元WCW選手の[[レイ・ミステリオ]]、介入した[[チャボ・ゲレロ]]、王座もWCW王座の後継王座等、WCW関連のものが多かった。 | ||
* [[ロッキー・ジョンソン]]と[[トニー・アトラス]]のソウル・パトロール、[[ココ・B・ウェア]]と[[ノーベル・オースチン]]のプリティ・ヤング・シングス、[[イライジャ・アキーム]]と[[カリーム・モハメッド]]のザンブイ・エクスプレス、[[ブッチ・リード]]と[[ロン・シモンズ]]のドゥームなど、彼ら以前にも黒人タッグチームが存在したが、10年間にも及ぶ活動期間や[[WCW世界タッグチーム王座]]を通算10回獲得した載冠歴において、比類なき実績を残した。 | * [[ロッキー・ジョンソン]]と[[トニー・アトラス]]のソウル・パトロール、[[ココ・B・ウェア]]と[[ノーベル・オースチン]]のプリティ・ヤング・シングス、[[イライジャ・アキーム]]と[[カリーム・モハメッド]]のザンブイ・エクスプレス、[[ブッチ・リード]]と[[ロン・シモンズ]]のドゥームなど、彼ら以前にも黒人タッグチームが存在したが、10年間にも及ぶ活動期間や[[WCW世界タッグチーム王座]]を通算10回獲得した載冠歴において、比類なき実績を残した。 | ||
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+ | * [[キング・オブ・ザ・リング]]2006優勝 | ||
+ | * 2013年[[WWE殿堂]]入り | ||
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+ | * WCW世界タッグチーム王座:10回 |
2014年3月16日 (日) 16:08時点における最新版
ハーレム・ヒートとは1990年代のアメリカ・マットで活躍した兄弟プロレスユニットである。
目次
来歴[編集]
スティービー・レイとブッカー・Tの兄弟レスラーがタッグを組む。当初はハフマン・ブラザーズ、エボニー・エクスペリンスを名乗って、活動していた。90年代にWCWに登場し、同団体のタッグ王座を獲得する活躍をする。
90年代中頃から弟のブッカーがシングルプレイヤーとしてプッシュ。兄のスティービーは怪我で欠場。復帰後は袂を分かち、ニュー・ワールド・オーダーに加入。抗争をした。
90年代後半弟ブッカーの説得により再結成。10度目のタッグ王座を獲得した。
しかし2000年代に再び分裂。ビッグ・Tとタッグを組み、ハーレム・ヒート2000を結成し、「ハーレム・ヒート」の名称使用権を巡って骨肉の争いを起こす。
抗争終了後、スティービーは現役引退しコメンテーターに転身。ブッカーとも復縁したが、ハーレム・ヒートは2度とリユニオンされることはなかった。
2005年、兄弟の地元ヒューストンでプロレスリング・アカデミー併設のインディー団体PWAを共同で主催している。
メンバー[編集]
ブッカー・T
- 1965年3月1日生まれ。テキサス州ヒューストン出身。本名ブッカー・ハフマン。身長191cm、体重113kg。兄を上回る身体能力を有している。WCW、WWE、TNAの各団体において黒人選手のトップスターとして活躍。マイクパフォーマンスにおいても数々の決めゼリフが存在する。
- 17歳の時に強盗を犯し19ヶ月の服役期間を経て、イワン・プトスキーのプロレスリング・スクールに入門、スコット・ケーシーのトレーニングを経て、1989年レスラーデビュー。
- 1997年にシングルプレイヤーとしてプッシュされる。1998年にクリス・ベノワとWCW・世界TV王座を巡って抗争をする。
- ハーレム・ヒートの再結成、再解散を経て、2000年7月9日の「バッシュ・アット・ビーチ」でジェフ・ジャレットを破って、WCW世界ヘビー級王座を獲得する。以降はWCWの主役級ポジションを得て、WCWの多くの大物たちから大金星を挙げ、世界王座を5度獲得する。
- WCW崩壊後、WWEと契約を交わす。WCW王者として初登場を果たす。以降ダイヤモンド・ダラス・ペイジとともに試合の乱入を繰り返し、WCWとECWの連合軍アライランスを結成し、エース格としてWWEのエースザ・ロックと抗争を繰り広げる。
- 連合軍崩壊後もヒールとして登場。ストーン・コールド・スティーブン・オースティンと抗争をする。WCW時代と一変してWWE所属時はコミカルなキャラクターとなった。
- WWEの番組が2リーグ制になったときRAWに所属。フェイスターンを果たし、レッスルマニア19ではトリプルHの世界王座に挑戦している。
- 2004年にドラフトでスマックダウンに移籍。ヒールターンをしたが後にフェイスターンを果たし、WWE王座戦線にも参戦を果たす。
- WWEのスマックダウンに所属していた時はヒールとベビーフェイスのターンを頻繁に起こしている。
- 2006年にボビー・ラシュリーを破り、キング・オブ・ザリングの優勝を果たす。以降、リングネームをキング・ブッカーと名乗る。「グレート・アメリカン・バッシュ2006」では、チャボ・ゲレロの介入により、レイ・ミステリオから世界ヘビー級王座を奪取する。
- 2007年6月11日のドラフトで約3年ぶりにRAWに戻る。キングの名称をめぐり、RAWの実況解説者ジェリー・”ザ・キング”・ローラーと抗争するも、サマースラムで行われたトリプルH戦を最後に9月WWEを解雇される。
- 2007年11月、TNAに電撃参戦。リングネームもブッカー・Tに戻した。
- スコット・スタイナーとのタッグでTNA世界タッグチーム王座を獲得した。
- 2007年12月20日、IGFに参戦予定であったが、IGFの書類不備により出場がキャンセルされた。
- 2009年10月26日、TNAを離脱。2010年9月にはメキシコのPerros del Malに登場した。
- 2011年1月30日、ロイヤルランブルにて21番目にサプライズ登場。リング場を制圧したヒール・ユニットネクサス相手に一人で立ち向かう形になるも、ブック・エンド、スピン・ルーニーを見せ健在ぶりをアピールした。しかし直後に、メイソン・ライアンに落とされ、短時間での退場となった。その後WWEと長期契約を交わし、2月4日のスマックダウンにおいて、カラーコメンテーターとして登場した。
- 2011年4月より復活したタフ・イナフで教官を担当した。
- WWE復帰後は主にカラーコメンテーターとして活動し選手としてはセミリタイヤとなったが、ストーリーに応じて試合を行なっている。
- 2012年のロイヤルランブルでは17番目に登場した。同年8月にはビンス・マクマホンからスマックダウンのGMに任命される。
- 2013年、WWE殿堂入りを果たした。実兄のスティービー・レイがインダクターを務めた。
スティービー・レイ
- 1960年8月22日生まれ。出身地は弟のブッカーと同じ。身長195cm、体重132kg。パワー・ファイトを得意とする。本名レーン・スティーブン・ハフマン。
- 1989年に弟ともにデビュー。
- 1997年足首を負傷し長期欠場を余儀なくされる。復帰後はnWoに加入。ヒールターンを果たす。
- 1999年ブッカーの説得で再び結成。
- 2000年再び袂を分かち、ビッグ・Tとタッグを組みハーレム・ヒート2000を結成。ブッカーと再び抗争をする。
- 抗争終了後、ハーレム・ヒート2000解散。自身も現役を離れる。
- 2001年オーストラリアのワールド・レスリング・オールスターズ参戦を経て2002年に引退。
- 2013年WWE殿堂入りを果たしたブッカーのインダクターを務めた。
得意技[編集]
ブッカー・T[編集]
- シザース・キック
- 若手時代はゲット・ブラスター、以降はアックス・キックと呼ばれた。前屈状態の相手に、走り込んでジャンピング式のかかと落としを決める。
- WCW時代は繋ぎ技であったが、WWEではシザース・キックの名称と共に必殺技としていた。
- ブック・エンド
- 膝からマットに着地する形のロック・ボトム。
- WCW時代は必殺技としており、多くの大物を倒しWCWの数々の王座を獲得したが、WWE移籍後はザ・ロックが同型の技、ロックボトムを使用していたため稀にしか見せなかった。
- ハーレム・サイドキック
- ジャンプして、足の外側を相手の顔面に叩き込む技。
- ミサイルキック
- フォームの美しさ、飛距離、破壊力共にあり、若手時代は得意技としていた。この他、バックキックやスピンキック、スーパーキック、ジャンピング式のスーパーキック等、足の長さや跳躍力を活かした蹴り技を得意としている。
- シューストン・ハング・オーバー/ハーレム・ハング・オーバー
- トップロープから全方一回転してのダイビング・レッグ・ドロップ。大一番でしか使用しない危険技。
スティービー・レイ[編集]
合体攻撃[編集]
- ヒート・シーカー - スティービーのエレクトリック・チェアー(肩車リフトアップ)+ ブッカーのミサイルキック
- ビッグ・アップル・ブラスト - スティービーのベアハッグ + ブッカーのハーレム・サイドキック
- ヒート・ボム - スティービーのパワーボム + ブッカーのダイビング・エルボー・ドロップ
- タワーリング・インフェルノ - スティービーのバック・ブリーカー + ブッカーのダイビング・レッグ・ドロップ
- ハーレム・ハングオーバー - スティービーのサイドウォーク・スラム + ブッカーのダイビング・サマーソルト・レッグ・ドロップ
エピソード[編集]
- 決め台詞の「5 time WCW champion」が定着していることが災いしてか、WWEに移籍してWCW王座陥落以降は、後継王座である、WWE・世界ヘビー級王座には一度も載冠できなかったが、2006年のグレート・アメリカン・バッシュにて王座載冠を果たした。ただの載冠ではなく、WCWのPPVだったグレート・アメリカン・バッシュ、対戦相手は元WCW選手のレイ・ミステリオ、介入したチャボ・ゲレロ、王座もWCW王座の後継王座等、WCW関連のものが多かった。
- ロッキー・ジョンソンとトニー・アトラスのソウル・パトロール、ココ・B・ウェアとノーベル・オースチンのプリティ・ヤング・シングス、イライジャ・アキームとカリーム・モハメッドのザンブイ・エクスプレス、ブッチ・リードとロン・シモンズのドゥームなど、彼ら以前にも黒人タッグチームが存在したが、10年間にも及ぶ活動期間やWCW世界タッグチーム王座を通算10回獲得した載冠歴において、比類なき実績を残した。
入場曲[編集]
- Can You Dig It?
- Rap Sheet
- All Hail, King Booker
- Dead White Guys
ブッカー・Tの主な決めゼリフ[編集]
括弧内は日本語訳
- Tell me you didn't just say that!(言ってないよな?そんなこと言ってないと言ってくれ)
- Can you did it, Sucka?!(わかったかこのタコッ!)
- I am the 5 time, 5 time, 5 time, 5 time, 5 time, WCW champion!
獲得タイトル[編集]
ブッカー・T[編集]
WCW
- WCW・世界ヘビー級王座:4回
- WCW世界タッグチーム王座:10回
- WCW世界TV王座:6回
- WCW・US王座:1回
WWE
- WCW・世界ヘビー級王座:1回
- WCW世界タッグチーム王座:1回(w/テスト)
- WWE・世界ヘビー級王座:1回
- IC王座:1回
- US王座:2回
- WWE・世界タッグチーム王座:3回(w/テスト、ゴールダスト、ロブ・ヴァン・ダム)
- WWE・ハードコア王座:2回
- キング・オブ・ザ・リング2006優勝
- 2013年WWE殿堂入り
TNA
- TNA TV王座:1回
- TNA世界タッグチーム王座:1回
UWF
- UWFヘビー級王座:1回
スティービー・レイ[編集]
GWF
- GWF北米ヘビー級王座:1回
- GWFタッグ王座:3回
WCW
- WCW世界タッグチーム王座:10回
ハーレム・ヒート[編集]
GWF
- GWFタッグ王座:3回
WCW
- WCW世界タッグチーム王座:10回