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*[[1987年]][[1月26日]]、[[ドラゴンクエストII 悪霊の神々]]発売。 | *[[1987年]][[1月26日]]、[[ドラゴンクエストII 悪霊の神々]]発売。 | ||
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*[[1990年]][[2月11日]]、[[ドラゴンクエストIV 導かれし者たち]]発売。 | *[[1990年]][[2月11日]]、[[ドラゴンクエストIV 導かれし者たち]]発売。 | ||
シナリオが全5章のオムニバス形式の今作は、各章ごとにストーリーとして独立し、操作するキャラクターも変わるというまるで映画を見ているかのような臨場感溢れる革命的な作品である。また、AI戦闘システムを採用。主人公を除く味方キャラクターたちは、指定された作戦に従って自動で動くこととなる。このAIはとても優秀で、仲間キャラクターはモンスターの弱点を的確につき、最大限に有効的な方法で戦う。特にクリフトに至っては、瀕死の仲間を目の前にしてボスモンスターにザラキを連発するなど、我々が考えもつかないような合理的な行動で我々を力強くサポートしてくれる。 | シナリオが全5章のオムニバス形式の今作は、各章ごとにストーリーとして独立し、操作するキャラクターも変わるというまるで映画を見ているかのような臨場感溢れる革命的な作品である。また、AI戦闘システムを採用。主人公を除く味方キャラクターたちは、指定された作戦に従って自動で動くこととなる。このAIはとても優秀で、仲間キャラクターはモンスターの弱点を的確につき、最大限に有効的な方法で戦う。特にクリフトに至っては、瀕死の仲間を目の前にしてボスモンスターにザラキを連発するなど、我々が考えもつかないような合理的な行動で我々を力強くサポートしてくれる。 | ||
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*[[1992年]][[9月27日]]、[[ドラゴンクエストV 天空の花嫁]]発売。 | *[[1992年]][[9月27日]]、[[ドラゴンクエストV 天空の花嫁]]発売。 | ||
親子3代に渡る壮大なストーリーで人気の今作。主人公の父親、パパスが死ぬ間際に発したセリフ、「ぬわーーっ!!」はあまりにも有名である。これまでのドラゴンクエストでの常識であった「主人公=勇者」の設定を覆し、敵であるはずのモンスターも仲間にしてしまったりと、やはり革命的な作品で、一度ラストボスを倒してエンディングを見てからでないと入ることができない隠しダンジョン、またその最深部に待ち構える隠しボスも初登場。数多くのゲーム雑誌で話題となった。 | 親子3代に渡る壮大なストーリーで人気の今作。主人公の父親、パパスが死ぬ間際に発したセリフ、「ぬわーーっ!!」はあまりにも有名である。これまでのドラゴンクエストでの常識であった「主人公=勇者」の設定を覆し、敵であるはずのモンスターも仲間にしてしまったりと、やはり革命的な作品で、一度ラストボスを倒してエンディングを見てからでないと入ることができない隠しダンジョン、またその最深部に待ち構える隠しボスも初登場。数多くのゲーム雑誌で話題となった。 | ||
*[[1995年]][[12月9日]]、[[ドラゴンクエストVI 幻の大地]]発売。 | *[[1995年]][[12月9日]]、[[ドラゴンクエストVI 幻の大地]]発売。 | ||
− | + | 今作には2つの大きなワールドマップが存在し、一方がパラレルワールドとなっているのだが、この2つのマップを頻繁に行き来しながらストーリーが進行。これまでにないくらいシナリオが複雑なものとなっている。また、モンスターが行動時にアニメーションするようになった。 | |
*[[2000年]][[8月26日]]、[[ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち]]発売。 | *[[2000年]][[8月26日]]、[[ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち]]発売。 | ||
− | [[プレイステーション]] | + | [[プレイステーション]]用ソフトの今作では、ポリゴンを採用した見下ろし式3Dマップとなり、よりリアルな世界を体験できるようになった。また、石版システムを採用。ゲームを始めた最初は主人公の住む世界には島1つしかなく、他の陸地はすべて封印されている。しかし「ふしぎな石版」なるものを使って過去の時代へ行き、その各時代でのイベントを全てクリアすると、それぞれ対応した島が復活し、現代に蘇るというものである。しかしこの石版システムは自由度の高いものかと思いきや、ふたを開けるとほぼ一本道であり、また複雑な場所やイベントをこなさないと集まらない場合があるため、集めるのがめんどくさいという声が出た。 |
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*[[2004年]][[11月27日]]、[[ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君]]発売。 | *[[2004年]][[11月27日]]、[[ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君]]発売。 | ||
− | 何といってもこの作品の最大の特徴は、移動中や戦闘中のシーンがすべて完全な3Dによって表現されていることである。作画の[[鳥山明]]の原画・アニメのイメージが忠実に再現され、ユーザーはまるで本当に冒険をしているかのような錯覚に陥る。売り上げもすさまじく、360万本以上の出荷を達成。これは日本での[[プレイステーション2]] | + | 何といってもこの作品の最大の特徴は、移動中や戦闘中のシーンがすべて完全な3Dによって表現されていることである。作画の[[鳥山明]]の原画・アニメのイメージが忠実に再現され、ユーザーはまるで本当に冒険をしているかのような錯覚に陥る。売り上げもすさまじく、360万本以上の出荷を達成。これは日本での[[プレイステーション2]]史上最多である。システムとしては、スキルマスターシステムやテンションシステムを採用。スキルポイントが溜まれば呪文や特技を覚える、テンションを溜めれば攻撃が強くなるというシステム。3DSでリメイクされた |
− | + | 他にもモンスターズシリーズ、トルネコの大冒険シリーズ、スライムもりもりシリーズなど、外伝も多数発売。 | |
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+ | [[PS3]]や[[Wii]]などの次世代ゲーム機器と呼ばれる据え置き機が多数発売された2006年。ドラゴンクエストのメインシリーズ、IXがどちらの機器で発売されるかで勝ち残るハードが決まると言われ、スクウェア・エニックスの動向が注目されていたのであるが・・・ | ||
− | + | [[2006年]][[12月12日]]、スクウェアエニックスが「ドラゴンクエスト」生誕20周年記念 新作発表会を開催。果たして[[ドラゴンクエストIX]]はWiiとPS3、どちらで発売されるのかと期待されていたが、[[ニンテンドーDS|DS]]で発売することが決定し、多くの人を驚愕させた。 | |
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== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
*[[スクウェア・エニックス]] | *[[スクウェア・エニックス]] | ||
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*[[堀井雄二]] | *[[堀井雄二]] | ||
*[[鳥山明]] | *[[鳥山明]] | ||
*[[すぎやまこういち]] | *[[すぎやまこういち]] | ||
− | *[[DQN|ドラゴンクエスト・ネットワーク]] | + | *[[DQN|ドラゴンクエスト・ネットワーク]] |
− | + | *[[へんじがない、ただのしかばねのようだ]] | |
+ | *[[ひのきのぼう]] | ||
+ | *[[はぐれメタル保護法]] | ||
+ | *[[ガーゴイルショップ]] | ||
+ | {{アンサイクロペディア|ドラゴンクエスト}} | ||
{{DEFAULTSORT:とらこんくえすと}} | {{DEFAULTSORT:とらこんくえすと}} | ||
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2021年4月10日 (土) 15:04時点における最新版
ドラゴンクエスト(Dragon Quest)とは、スクウェア・エニックスの、壮大なゲームシリーズ。
概要[編集]
スクウェア・エニックスはファイナルファンタジーなどのビッグタイトルで知られる屈指のゲームソフトメーカー。
主な有名な開発者は堀井雄二である。
経緯[編集]
家庭用ゲーム機では初ともいえる本格的ロールプレイングゲームである。ファミリーコンピューター用ソフトの今作は、容量等の問題によるファミリーコンピューター用RPGソフトの作成への懐疑的なイメージを覆した、革命的な作品であった。
前作のヒットを受けての次作がこのソフトである。前作は主人公1人だけで冒険をするというシステムであったのに比べ、今作はパーティーシステムを採用。最大で3人のキャラクターがまとまって行動するようになった。これも家庭用ゲーム機のRPGにおいて初めてのことであり、かなり革命的である。他にもラスボスがベホマを使用するなど、悪い意味で革命的でもある、があまりにも革命的すぎたのかそのまま闇に葬られた。また船も登場し、世界が格段と広がった。
社会現象を巻き起こすまでの人気を博し、発売日前日には販売店の前に徹夜の行列ができ(ビックカメラ池袋東口店では一万人規模)、学校を無断欠席する児童や生徒、ドラクエ狩りとよばれる買えなかった少年による恐喝や窃盗など、社会問題にまで発展した。対策として、エニックスはIV以降の作品は土日祝日に発売することとなる。システムとしては、転職システムを採用。主人公以外のキャラクターを別の職業へ変更することが可能になった。当時RPGではあまりメジャーでなかったシステムであるため、やはり革命的であるといえよう。また、フリーパーティシステムを採用。仲間キャラクターの名前・職業・性別を自由に選び、パーティを自由に編成することができ、ユーザーは一種のキャラクターメイキングを楽しむことができるようになった。
シナリオが全5章のオムニバス形式の今作は、各章ごとにストーリーとして独立し、操作するキャラクターも変わるというまるで映画を見ているかのような臨場感溢れる革命的な作品である。また、AI戦闘システムを採用。主人公を除く味方キャラクターたちは、指定された作戦に従って自動で動くこととなる。このAIはとても優秀で、仲間キャラクターはモンスターの弱点を的確につき、最大限に有効的な方法で戦う。特にクリフトに至っては、瀕死の仲間を目の前にしてボスモンスターにザラキを連発するなど、我々が考えもつかないような合理的な行動で我々を力強くサポートしてくれる。
親子3代に渡る壮大なストーリーで人気の今作。主人公の父親、パパスが死ぬ間際に発したセリフ、「ぬわーーっ!!」はあまりにも有名である。これまでのドラゴンクエストでの常識であった「主人公=勇者」の設定を覆し、敵であるはずのモンスターも仲間にしてしまったりと、やはり革命的な作品で、一度ラストボスを倒してエンディングを見てからでないと入ることができない隠しダンジョン、またその最深部に待ち構える隠しボスも初登場。数多くのゲーム雑誌で話題となった。
今作には2つの大きなワールドマップが存在し、一方がパラレルワールドとなっているのだが、この2つのマップを頻繁に行き来しながらストーリーが進行。これまでにないくらいシナリオが複雑なものとなっている。また、モンスターが行動時にアニメーションするようになった。
プレイステーション用ソフトの今作では、ポリゴンを採用した見下ろし式3Dマップとなり、よりリアルな世界を体験できるようになった。また、石版システムを採用。ゲームを始めた最初は主人公の住む世界には島1つしかなく、他の陸地はすべて封印されている。しかし「ふしぎな石版」なるものを使って過去の時代へ行き、その各時代でのイベントを全てクリアすると、それぞれ対応した島が復活し、現代に蘇るというものである。しかしこの石版システムは自由度の高いものかと思いきや、ふたを開けるとほぼ一本道であり、また複雑な場所やイベントをこなさないと集まらない場合があるため、集めるのがめんどくさいという声が出た。
何といってもこの作品の最大の特徴は、移動中や戦闘中のシーンがすべて完全な3Dによって表現されていることである。作画の鳥山明の原画・アニメのイメージが忠実に再現され、ユーザーはまるで本当に冒険をしているかのような錯覚に陥る。売り上げもすさまじく、360万本以上の出荷を達成。これは日本でのプレイステーション2史上最多である。システムとしては、スキルマスターシステムやテンションシステムを採用。スキルポイントが溜まれば呪文や特技を覚える、テンションを溜めれば攻撃が強くなるというシステム。3DSでリメイクされた
他にもモンスターズシリーズ、トルネコの大冒険シリーズ、スライムもりもりシリーズなど、外伝も多数発売。
PS3やWiiなどの次世代ゲーム機器と呼ばれる据え置き機が多数発売された2006年。ドラゴンクエストのメインシリーズ、IXがどちらの機器で発売されるかで勝ち残るハードが決まると言われ、スクウェア・エニックスの動向が注目されていたのであるが・・・
2006年12月12日、スクウェアエニックスが「ドラゴンクエスト」生誕20周年記念 新作発表会を開催。果たしてドラゴンクエストIXはWiiとPS3、どちらで発売されるのかと期待されていたが、DSで発売することが決定し、多くの人を驚愕させた。
関連項目[編集]
このページはアンサイクロペディアの記事・ドラゴンクエストを利用しています。 |