「クサウラベニタケ」の版間の差分
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多くの変異種が認められており、今後の研究によっては学名が変更される可能性がある。 | 多くの変異種が認められており、今後の研究によっては学名が変更される可能性がある。 | ||
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2014年7月21日 (月) 18:05時点における最新版
クサウラベニタケ(臭裏紅茸、Entoloma rhodopolium (Fr.)Kummer f.rhodopolium)は、ハラタケ目イッポンシメジ科イッポンシメジ属イッポンシメジ亜属のキノコ。毒キノコとして知られる。
概要[編集]
夏から秋にかけて、アカマツ混生林下やブナ科樹林下に群生する。傘は3〜10cmで吸水性があり、湿ったとき灰色っぽく、乾くと黄土色っぽくなる。乾いたときは絹糸状の光沢がある。ひだはやや密で、若いときは白いが、古くなるにつれ淡紅色になる。肉は白色で少し粉臭があり、無味。柄は白色で中空。胞子は五角形あるいは六角形。
有毒で食用のウラベニホテイシメジとよく似ており、中毒例が多い。毒成分は、溶血性タンパク、コリン、ムスカリン、ムスカリジン。消化器系の食中毒を起こす。ツキヨタケ、カキシメジとともに「キノコ食中毒の御三家」と呼ばれる。
多くの変異種が認められており、今後の研究によっては学名が変更される可能性がある。
クサウラベニタケの画像[編集]
参考文献[編集]
- 池田良幸『北陸のきのこ図鑑』ISBN 4893790927
- 長沢栄史『日本の毒きのこ』 ISBN 4054018823