「バルフレア」の版間の差分
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== 余談 == | == 余談 == |
2009年6月7日 (日) 20:37時点における最新版
バルフレアは、スクウェアエニックスのゲームファイナルファンタジーXIIに登場するメインキャラクター。
概要[編集]
- 本名は『ファムラン・ミド・ブナンザ』。同作に登場するドクター・シドの実の息子である。
- 登場したときの「この物語の主人公さ」が印象深いであろう。そしてそれがそのまんま本当になってしまった。
- いい意味でも悪い意味でもFF12を象徴するキャラクターである。
FF12にて[編集]
- 父であるシドとの葛藤、ヒロイン・アーシェとの絡みから、本来の主役であるヴァン以上に主役に相応しい活躍をしている。
- 上記の「この物語の主人公さ」は序盤ヴァンに誰だと聞かれたときの台詞である。
- おそらく、前作ファイナルファンタジーXのアーロンの台詞である「これがお前の物語だ」に対応したものであろうが、
- 本来こういう台詞は「味のある」脇役がやるものであって、主役を食うまでの活躍をしたバルフレアが言うと、空気主人公といわれているヴァンへの皮肉以上の何物でもなくなってしまっている。
- 本当にこの言葉そのまんまなので、FF12のストーリーへの批判の温床となるのも無理はない話である。
FF12RW[編集]
- 12の続編であるレヴァナント・ウイングではさすがにヴァンがちゃんと主役に相応しい活躍をしていたのでそんなに出しゃばらなかった。
- 一応、ヴァンと敵対したときに、「主人公がこんなことしてもいいのか!」というようなヴァンの台詞があったりする。
FFTP[編集]
- PSP版「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」においてはPVの時点で参戦が決まっており、RWの販促も兼ねて登場した。バルフレアの人気のほどが伺える。
- ところが、これがいけなかった。
- いざ参戦したバルフレアの性能は、FFTプレイヤーなら誰もが知っているあのオルランドゥ以上の凶悪なものであった。
- 専用ジョブは銃はもちろん騎士剣、槍まで装備でき、ムスタディオ専用ジョブ・機工士のアビリティ+シーフの盗む、さらに専用で「みだれうち」があるという始末。カオスブレイドやジャベリン(最強の槍の方)でのみだれうちは、あっさりと全てをなぎ払うほど。
- また防具もリボン以外は全て装備可能というものである。しかも成長率も、SPEED(FFTで一番重要なステータス)の伸びが、汎用で最高の伸びである忍者と同じである
- 初期装備も通信でしか手に入らない実弾銃最強のものであったり、上記のとおり忍者以外では伸び悩むSPEEDを上げる貴重な防具を二つも装備している。
- 何もかもが完全にムスタディオの上位互換であり、下手すればオルランドゥを超える厨スペックであるため、ムスタディオのファンのみならず、多くのプレイヤーにとっては返って受け入れられない性能であった。本当にムスタディオが必要なくなってしまうのだから。
- 販促キャラが反則だった、といういくらなんでも笑えない冗談となってしまった。
- 同じく販促で参戦したFFTA2の主人公のルッソは同じく強力なキャラではあったが、ラムザとあまり変わらない能力であった。
- バルフレアの凶悪さは余計目立つ事になり、元々質の悪いリメイクだったこともあって、FFTPの悪い部分としてよく挙げられる。
- またFFTのメインキャラを差し置いてFFT版でフィギュアが作られ、このことからもスタッフの露骨なまでのバルフレア贔屓が見えるとの意見もあり、さすがにここまで来ると気持ち悪いとまで言われている。
- 大抵のプレイヤーは即封印するか殺害するかのどちらかをとっている。また販促どころか、余計にFF12に悪いイメージを抱かせてしまう結果となってしまった。皮肉な話である。
余談[編集]
- 名前の由来はミドルネームはFF5のシドの孫であるミド・プリヴィアから、名字はFFTのムスタディオの名字からきている。
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