「デントヘルス」の版間の差分

2009年3月19日 (木) 11:26時点における最新版

デントヘルスはライオンが発売するオーラルケア製品のブランドである。

概要[編集]

デントヘルスは従来、歯肉炎・歯槽膿漏の塗るタイプの治療薬（医薬品）「パラデントエース」（ライオン歯磨時代から現在も発売中。ルーツは「パラデント」の商品名でデビューした（ライオン最初の医薬品であった））の処方を改良した「ハイパラデント」よりもさらに処方を改良し、効能・効果に口内炎を加え1993年に発売。後に生薬を配合した薬用歯磨（オオバクの力）を発売した。

2005年3月には「デントヘルス」の滞留性や塗りやすさ・広がりやすさを向上し「新デントヘルス」として改良。同時に「薬用歯磨」も殺菌成分と歯石沈着予防成分を配合して改良された。また、同年11月にはハブラシに付けてブラッシングするタイプの治療薬「デントヘルス ブラッシングケア」（従来は「レオセーブC」）を発売した。

2006年11月には新たに薬用ハミガキSP、ハブラシ、薬用リキッドケア（デンタルリンス）並びに乳酸菌LS1を高配合したオーラルケアタブレット「オーラルヘルスタブレット」を発売し、治療薬ブランドから予防・治療をトータルケアするブランドに大きく発展した。

2007年10月には歯ぐきの退縮が気になる方に向け、研磨剤を無配合とした「薬用ハミガキ 無研磨ゲル」と口の渇きや口臭・ねばつきが気になる方に向け、持続的に潤いを保つ洗口液「マウスローション」を追加発売した。

2008年8月には、既に発売していた「薬用ハミガキSP」と「薬用ハミガキ 無研磨ゲル」の処方が強化され、翌月に象牙質知覚過敏に対応した「薬用ハミガキ しみるブロック」を発売した。

広告キャラクターには、俳優の斉藤暁を起用している（過去には、古谷一行や辰巳琢郎を起用していた）。また、「薬用ハミガキSP」については、新たに女優の宮崎美子を起用した（参照）。

製品ラインナップ[編集]

現行製品[編集]

ハミガキ

• デントヘルス薬用ハミガキ しみるブロック【医薬部外品】

知覚過敏に瞬時に抑える効果（硝酸カリウム）と持続的に痛みをやわらげる（乳酸アルミニウム）効果のダブルしみるブロック作用に殺菌作用（IPMP）・抗炎症作用（トラネキサム酸）・歯質強化作用（フッ素）により、歯の根元の「しみる痛み」・歯槽膿漏を予防する高機能ハミガキ。アース製薬製造販売のシュミテクトに相当する。

• デントヘルス薬用ハミガキSP【医薬部外品】

ダブル殺菌作用（IPMP・LSS）・ダブル抗炎症作用（トラネキサム酸・オウバクエキス）・血行促進作用（ビタミンE）・収れん作用（オウバクエキス）の4つのアプローチで歯槽膿漏・歯肉炎を予防するだけでなくフッ素を配合し虫歯も予防できる高機能ハミガキ。2008年8月にLSS・トラネキサム酸・オウバクエキスを配合し処方強化。

• デントヘルス薬用ハミガキ 無研磨ゲル【医薬部外品】

研磨剤無配合の軟膏ペーストタイプでやさしく磨け、抗炎症作用（トラネキサム酸）・ダブル殺菌作用（IPMP・LSS）・血行促進作用（ビタミンE）の3つのアプローチで歯ぐきの炎症・退縮による歯槽膿漏を予防する高機能ハミガキ。2008年8月にLSSとトラネキサム酸を配合し処方強化。

• デントヘルス薬用歯磨【医薬部外品】

オウバクエキスやビタミンEを配合した歯周病予防ハミガキ。

デンタルリンス・口中剤

• デントヘルス 薬用リキッドケア【医薬部外品】

イプシロン-アミノカプロン酸とダブル殺菌成分（IPMP・LSS）を配合した薬用デンタルリンス（液体ハミガキ）。

• デントヘルス マウスローション

口の渇きによる口臭や歯周病が気になる方に。ポリグルタミン酸を配合した洗口液。

ハブラシ

• デントヘルスハブラシ

歯ぐきに優しくマッサージしながらブラッシングできる高密度ヘッドのハブラシ。

歯槽膿漏治療薬

• デントヘルス ブラッシングケア【第3類医薬品】

朝・夕2回のブラッシング&マッサージで歯肉炎や歯槽膿漏の諸症状を緩和するブラッシングタイプの歯肉炎・歯槽膿漏薬。

• 新デントヘルス【第3類医薬品】

指で直接塗りこむタイプの歯肉炎・歯槽膿漏薬。口内炎にも効果がある。

販売終了品[編集]

• デントヘルス オーラルヘルスタブレット

乳酸菌LS1を高配合したタブレットタイプの乳酸菌含有食品。（2008年9月で販売終了）

関連項目[編集]

• ライオン (企業)
• デンター

外部リンク[編集]

• デントヘルス｜ライオン株式会社
• デントヘルス一覧｜製品情報｜ライオン株式会社