「八戸自動車道」の版間の差分

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2024年9月22日 (日) 11:48時点における最新版

高速自動車国道
(有料)
八戸自動車道
E4A 八戸自動車道
地図
テンプレート:Highway system OSM map
総距離 81.3 km
陸上距離
海上距離
制定年
開通年 1986年 - 2002年
廃止年
道路の方角
起点 安代JCT岩手県八幡平市"ashirochou"

[1]

環状線
通過都市
主な経由国
主な経由都市 八戸市二戸市
終点 八戸北IC青森県八戸市
主な接続道路 E4 東北自動車道
E45 八戸久慈自動車道
E4A 百石道路
テンプレート

八戸自動車道(はちのへじどうしゃどう、HACHINOHE EXPRESSWAY)は、岩手県八幡平市安代ジャンクション (JCT) から青森県八戸市へ至る、高速道路高速自動車国道)である。略称は八戸道(はちのへどう、HACHINOHE EXPWY)。高速道路ナンバリングでは青森自動車道ともに「E4A」が割り振られている。

概要[編集]

国土開発幹線自動車道としての予定路線名および、高速自動車国道法に基づく法定路線名(正式名)は東京(練馬)・青森間を結ぶ「東北縦貫自動車道八戸線」である。八戸自動車道は、この高速自動車国道「東北縦貫自動車道八戸線」のうち、起点・東京都練馬区から埼玉県川口市を経由して岩手県八幡平市までの区間[2]を除いた、安代JCT以北より八戸インターチェンジ (IC) ・八戸北IC以南までの開通区間を営業路線名(通称名)とする道路となっている。

2014年(平成26年)3月29日に八戸JCTで八戸久慈自動車道と接続されている。

将来的には、八戸北IC以北の百石道路第二みちのく有料道路上北自動車道みちのく有料道路を経由し、青森市の青森自動車道と接続する予定である。また起点の安代JCTは東北自動車道と直結し、キロポスト川口JCTからの通算で表示されており、安代JCTからの0 km表示ではない。

インターチェンジなど[編集]

本線(安代JCT - 八戸IC)[編集]

IC
番号
施設名 接続路線名 安代
から
(km)
川口
から
(km)
BS 備考 所在地
E4 東北自動車道(松尾八幡平・盛岡方面)
46 安代JCT E4 東北自動車道(安代・青森方面) 0.0 563.3 岩手県 八幡平市
1 浄法寺IC 県道6号二戸五日市線
浄法寺バイパス:予定)
14.9 578.2 二戸市
- 二戸PA 19.6 582.9
- 馬淵川橋 二戸郡一戸町
2 一戸IC 国道4号一戸バイパス 26.8 590.1
- 折爪トンネル
九戸郡九戸村
3 九戸IC 国道340号
県道22号軽米九戸線
38.2 601.5
- 折爪SA 43.9 607.2 九戸郡軽米町
4 軽米IC 国道340号・国道395号 48.2 611.5
5 南郷IC 県道42号名川階上線 57.8 621.1 青森県 八戸市
- 福地PA 62.1 625.4 三戸郡南部町
5-1 八戸JCT 青森(E4A 百石道路)方面
E45 八戸久慈自動車道
64.3 627.6 安代JCT方面のみ 八戸市
6 八戸IC 県道29号八戸環状線 68.1 631.4

※八戸ICからは安代JCT方面しか利用できないため、八戸JCTと八戸ICの間に八戸東JCT(八戸第2JCT)(仮称)の建設案も出ている[3]

青森(百石道路)方面 (八戸JCT - 八戸北IC)[編集]

  • 八戸IC - 八戸北IC間を八戸JCT経由で利用することはできない。
IC
番号
施設名 接続路線名 安代
から
(km)
川口
から
(km)
BS 備考 所在地
E45 八戸久慈自動車道に直結
5-1 八戸JCT 本線 64.3 627.6 安代JCT方面のみ 青森県 八戸市
5-2 八戸西SIC 国道454号 73.0 636.3 -
7 八戸北IC 国道45号 77.5 640.8
E4A 百石道路に直結

歴史[編集]

  • 1986年(昭和61年)11月27日 : 一戸IC - 八戸IC開通。
  • 1989年(平成元年)9月7日 : 安代JCT - 一戸IC開通。
  • 1995年(平成7年)3月28日 : 一般国道45号百石道路(八戸北IC - 下田百石IC)開通。
  • 2002年(平成14年)7月18日 : 八戸JCT - 八戸北IC開通により全線開通
  • 2005年(平成17年)10月1日 : 日本道路公団民営化により、東日本高速道路の管理路線になる。
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
    • 6月19日 : 政府が2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興費用確保のため、全線で行っていた無料化社会実験を一旦終了させ、以降の社会実験を一時凍結。これに伴い当道路の通行料金が再び有料となる。
    • 6月20日 : 東日本大震災の被災者支援、復興・復旧支援を目的に一部車両を対象に通行料金を無料とする措置を全線で開始。
  • 2012年(平成24年)3月31日 : 東日本大震災の被災者支援、復興・復旧支援のための無料措置の実施終了。
  • 2014年(平成26年)3月29日 : 八戸JCTにて八戸久慈自動車道が接続[5]
  • 2019年(平成31年)3月23日 : 八戸西スマートIC供用開始[6]

路線状況[編集]

車線・最高速度[編集]

区間 車線
上下線=上り線+下り線
最高速度
安代JCT - 八戸IC 4=2+2 80 km/h
八戸JCT - 八戸北IC 2=1+1(暫定2車線) 70 km/h

道路施設[編集]

サービスエリア・パーキングエリア[編集]

八戸自動車道にはサービスエリア (SA) が1箇所とパーキングエリア (PA) が2箇所の合計3箇所の休憩施設が存在する。売店は折爪SAにのみ設置されている(24時間営業)。パーキングエリアはすべてトイレのみ。ガソリンスタンドレストランが設置されているエリアはない。また、東北道についても岩手山SA以北にガソリンスタンドがあるサービスエリア・パーキングエリアは花輪SA上り線以外には無い。

主なトンネルと橋[編集]

  • 一戸トンネル(二戸PA - 一戸IC): 下り530 m、上り548 m
  • 馬淵川橋(二戸PA - 一戸IC)
  • 折爪トンネル(一戸IC - 九戸IC) : 下り2,272 m、上り2,321 m(八戸道最長トンネル)
トンネルの数[編集]
区間 上り線 下り線
安代JCT - 二戸PA 0 0
二戸PA - 一戸IC 1 1
一戸IC - 九戸IC 1 1
九戸IC - 八戸IC 0 0
八戸JCT - 八戸北IC 0
合計 2 2

道路管理者[編集]

  • NEXCO東日本 東北支社
    • 盛岡管理事務所 : 安代JCT - 浄法寺IC
    • 八戸管理事務所 : 浄法寺IC - 八戸IC・八戸JCT - 八戸北IC

交通量[編集]

24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 平成17(2005)年度 平成22(2010)年度 平成27(2015)年度
安代JCT - 浄法寺IC 7,060 8,063 8,325
浄法寺IC - 一戸IC 6,627 8,298 7,910
一戸IC - 九戸IC 6,178 9,965 7,680
九戸IC - 軽米IC 5,186 8,983 6,647
軽米IC - 南郷IC 5,228 9,695 6,585
南郷IC - 八戸JCT 5,364 11,376 6,721
八戸JCT - 八戸西SIC 1,527 3,477 2,468
八戸西SIC - 八戸北IC
八戸JCT - 八戸IC 3,837 7,899 4,138

(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

  • 平成22年度の調査期間中において、全線で高速道路無料化社会実験が行われていた。

地理[編集]

通過する自治体[編集]

接続する高速道路[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]


出典[編集]

  1. 設立当時は安代町
  2. 一般公衆向けの案内では、東京都練馬区・大泉IC - 川口JCT間は「東京外環自動車道」、川口JCT - 安代JCT間が「東北自動車道」の道路名(営業路線名・通称名)で供用されている。
  3. (2013-05-05) 八戸南環状道、八戸IC乗り入れできず デーリー東北 デーリー東北新聞社 arch. 2013/05/07
  4. (2010-06-15) 平成22年度 高速道路無料化社会実験について 国土交通省 [ arch. ]
  5. (2014年2月26日) 三陸沿岸(さんりくえんがん)道路八戸・久慈(はちのへくじ)自動車道(八戸南(はちのへみなみ)環状道路)が平成26年3月29日(土)に開通します。 〜三陸沿岸道路(復興道路)としては初めて東北縦貫自動車道に繋がります〜 国土交通省 東北地方整備局 青森河川国道事務所・東日本高速道路株式会社 東北支社 [ arch. ]
  6. (2019-02-14) E4A八戸自動車道『八戸西スマートインターチェンジ』が平成31年3月23日(土)15時に開通します 〜〜〜青森県で初めてのスマートインターチェンジ〜〜〜 PDF 八戸市・東日本高速道路株式会社 2019-02-14 [ arch. ] 2019-02-14

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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