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独立系としては74年ぶり、国内44番目の生命保険会社であった。岩瀬大輔は設立時の副社長を経て[[2013年]]に代表取締役社長に就任した。
 
独立系としては74年ぶり、国内44番目の生命保険会社であった。岩瀬大輔は設立時の副社長を経て[[2013年]]に代表取締役社長に就任した。
 
保険契約件数は2017年6月末に243,610件(累計)に達した。経常収益は2017年3月期で10,096百万円、経常利益は-2,031百万円となった。2018年度の黒字化を目指している。
 
保険契約件数は2017年6月末に243,610件(累計)に達した。経常収益は2017年3月期で10,096百万円、経常利益は-2,031百万円となった。2018年度の黒字化を目指している。
ライフネット生命保険は、2012年3月15日、東証マザースに上場した。上場以降は赤字基調が続き、実店舗での販売に乗り出すなど戦略を転換し始めている。また2017年8月からがん保険を開始した。「就業不能保険」の支払い理由の約6割はがん。働きながらがん治療する人が増えており、既存の商品だけでは不十分と判断した<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC16H2D_W7A810C1EE9000/ ネット専業保険、赤字で岐路 ライフネットやアクサダイレクト],日本経済新聞,2017-08-17</ref>。
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ライフネット生命保険は、2012年3月15日、東証マザースに上場した。上場以降は赤字基調が続き、実店舗での販売に乗り出すなど戦略を転換し始めている。また2017年8月からがん保険を開始した<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/13421676/ がんは働きながら治す時代に - ライフネット生命、がん保険「ダブルエール」発表],livedoor news,2017-08-02</ref>。「就業不能保険」の支払い理由の約6割はがん。働きながらがん治療する人が増えており、既存の商品だけでは不十分と判断した<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC16H2D_W7A810C1EE9000/ ネット専業保険、赤字で岐路 ライフネットやアクサダイレクト],日本経済新聞,2017-08-17</ref>。
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== 人物 ==
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*「採用では、つねに面白い人材を採るよう努力しています」「会社が成長するかどうかは、「誰をバスに乗せるかがすべて」です。その意味で、私たちは採用にこだわっています」と語る<ref>[http://toyokeizai.net/articles/-/174818 会社の成長は「誰をバスに乗せるかがすべて」],東洋経済,ブランドコンテンツ</ref>。
  
 
== 著書 ==
 
== 著書 ==

2017年8月17日 (木) 22:18時点における最新版

岩瀬 大輔(いわせ だいすけ、1976年3月17日 - )ライフネット生命保険代表取締役社長

経歴[編集]

1976年埼玉県草加市で生まれ、千葉県佐倉市で育った。幼少期を英国で過ごす。 1994年3月、開成高等学校を卒業し、東京大学に入学する。在学中に旧司法試験に合格した。 1998年、東京大学法学部を卒業する。 1998年、卒業後は大学卒業後は法曹職につかず、インターンシップで縁のあったボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に勤務する。 2000年、インターネット・キャピタル・グループ(ICG)の日本法人立ち上げに参画した。 2000年、リップルウッド(現RHJインターナショナル)に勤務した。 2004年、日本ではできないことをやりたいとして、ハーバード大学経営大学院(ビジネス・スクール)に留学する。 2006年、ハーバード・ビジネス・スクールを卒業する。 帰国後は谷家衛の勧めで、元日本生命国際業務部長の出口治明とともに、2006年7月4日、ゼロから新しい生命保険会社を立ち上げるプロジェクトに着手した[1]。立ち上げにはアクチュアリーが必要であったが、元日本生命の野上憲一が協力した。ビジネスプランを作るとともに、出資者を募った。2006年10月、東京都港区赤坂に生命保険準備会社として「ネットライフ企画株式会社」を設立(資本金5,000万円)した。2006年10月12日から生命保険免許の金融庁に実質審査が始まり、2007年12月26日から予備免許申請に入った。出資者にはあすかDBJマネックス三井物産セブン&アイ新生銀行リクルートが加わった。2008年3月19日予備審査が完了し、金融庁の予備免許がおりた。(2008年5月18日、ライフネット生命は保険営業を開始した。 独立系としては74年ぶり、国内44番目の生命保険会社であった。岩瀬大輔は設立時の副社長を経て2013年に代表取締役社長に就任した。 保険契約件数は2017年6月末に243,610件(累計)に達した。経常収益は2017年3月期で10,096百万円、経常利益は-2,031百万円となった。2018年度の黒字化を目指している。 ライフネット生命保険は、2012年3月15日、東証マザースに上場した。上場以降は赤字基調が続き、実店舗での販売に乗り出すなど戦略を転換し始めている。また2017年8月からがん保険を開始した[2]。「就業不能保険」の支払い理由の約6割はがん。働きながらがん治療する人が増えており、既存の商品だけでは不十分と判断した[3]

人物[編集]

  • 「採用では、つねに面白い人材を採るよう努力しています」「会社が成長するかどうかは、「誰をバスに乗せるかがすべて」です。その意味で、私たちは採用にこだわっています」と語る[4]

著書[編集]

  • 『ハーバードMBA留学記 ~資本主義の士官学校にて~』(日経BP社、2007年) ISBN 4822245527
  • 『生命保険のカラクリ』(文藝春秋、2009年) ISBN 4166607235
  • 『ネットで生保を売ろう!』(文藝春秋、2011年) ISBN 4163738908
  • 『がん保険のカラクリ』(文藝春秋、2012年)ISBN 4166608932
  • 『金融資本主義を超えて―僕のハーバードMBA留学記』(文春文庫、2009年) ISBN 4167753804

出典[編集]

  1. [岩瀬大輔『ネットで生保を売ろう』,文芸春秋,2011-03-25刊]
  2. がんは働きながら治す時代に - ライフネット生命、がん保険「ダブルエール」発表,livedoor news,2017-08-02
  3. ネット専業保険、赤字で岐路 ライフネットやアクサダイレクト,日本経済新聞,2017-08-17
  4. 会社の成長は「誰をバスに乗せるかがすべて」,東洋経済,ブランドコンテンツ