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2015年2月26日 (木) 01:34時点における版
横浜線(よこはません)は、神奈川県横浜市神奈川区の東神奈川駅[1]と東京都八王子市の八王子駅[2]を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線[3](幹線)である。地元沿線地域での愛称は「ハマ線」[4]。
目次
概要
横浜線は東京地区の電車特定区間(E電)の路線のひとつであり[5]、横浜市から町田市および相模原市を経由し、八王子市に至る全長42.6km[3]の路線である。起点の東神奈川駅で京浜東北線(『鉄道要覧』などの書類に記されている正式な路線名称は東海道本線)、終点の八王子駅で中央本線と八高線に接続する。起点の東神奈川駅から先には京浜東北・根岸線の横浜駅方面に日中の多くの電車と、朝夕の一部の電車が乗り入れている(詳細は後述)。
横浜線は、横浜市の北部から同市中心部へのアクセス路線として機能するとともに、東京都心から郊外に延びる複数の放射状路線と交差し、いわゆる環状路線としての機能も有している。したがって、郊外路線でありながら、割高な初乗り運賃の乗客も多いため、JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)が運営していた時代から数少ない黒字路線であった[6]。
1908年(明治41年)に「横浜鉄道」という私鉄として開業したのが横浜線の始まりであり、当時は八王子や甲信地方で生産されていた生糸を横浜へと運搬することを目的としていた[7]。その後、1917年(大正6年)に国有化されたが、標準軌化試験や電化試験が行われたこともある。その後、1932年(昭和7年)には横浜駅・桜木町駅への乗り入れが開始されたほか、1964年(昭和39年)の東海道新幹線の開業によって新幹線と横浜線との交差箇所に新横浜駅が開業すると、横浜線は横浜市内と新幹線のフィーダー路線としても機能することとなる。さらに1960年代後半からは沿線開発の進行や大学の設置などにより乗客が増加したことから、1967年(昭和42年)より輸送力増強のため複線化工事が順次行われ、1988年(昭和63年)までに全線が複線化された。なお1987年(昭和62年)には国鉄分割民営化が行われ、横浜線はJR東日本に継承されている。
国鉄末期に計画中だった横浜高速鉄道みなとみらい21線との直通運転計画が浮上していたが、国鉄の財政状況などが原因で中止となった[8]。
運営がJR東日本に変わった以降も、首都圏の通勤路線として利用者が増加し、1994年(平成6年)からは混雑対策のために電車は片側6扉を有する車両を連結した上で8両編成が組まれた。臨時列車を除き特急・急行列車は設定されず、列車種別は快速と各駅停車の2種が運行される。線内折り返し運転の列車のほか、一部の列車は根岸線に直通するほか、朝夕は橋本駅 - 八王子駅間で相模線の列車が乗り入れる。なお、1998年からの10年間は土曜・休日に横須賀線逗子駅までの直通列車が運行されていたが、湘南新宿ラインの増発の影響により、2008年3月15日のダイヤ改正で廃止された。
2008年3月31日に発表されたJR東日本の「グループ経営ビジョン2020-挑む-」において、横浜線は南武線・武蔵野線・京葉線とともに「東京メガループ」に指定された。私鉄との接続で重要な役割を担っているとして、今後利便性・快適性を輸送サービス・駅設備・生活サービスのそれぞれの面から向上させ、乗り換えの利便性を含めて今までより脚光を当てるとしている[9]。
2007年の国土交通省調査によるピーク時最混雑区間の1時間平均混雑率は小机駅→新横浜駅間で193%となっている。また、2012年度の平均通過人員は222,694人であり、JR東日本の路線の中では4番目に多い[10]。
歴史
- 1908年(明治41年)9月23日:八王子や甲信地方で生産された生糸を横浜へ輸送することを目的として、横浜鉄道によって東神奈川駅 - 八王子駅間(26.4M≒42.49km)が開業。東神奈川駅・小机駅・中山駅・長津田駅・原町田駅(現在の町田駅)・淵野辺駅・橋本駅・相原駅・八王子駅が開業。相原駅 - 八王子駅間に北野聯絡所が開業。
- 1910年(明治43年)4月1日:内閣鉄道院が借り上げ、八浜線(はっぴんせん)となる。
- 1911年(明治44年)12月10日:貨物支線 東神奈川駅 - 海神奈川駅間(1.2M≒1.93km)開業。海神奈川駅が開業。即日鉄道省が借り上げ。
- 1912年(大正元年)8月10日:北野聯絡所が廃止。
- 1917年(大正6年)
- 1923年(大正12年)9月1日:関東大震災で小机駅・原町田駅が倒壊。
- 1925年(大正14年)4月:東神奈川駅 - 原町田駅が電化。東海道本線電化のための試験であり、この時点ではまだ横浜線の旅客列車は電車化されていない。
- 1926年(大正15年)9月1日:菊名駅が開業。
- 1930年(昭和5年)4月1日:東神奈川駅 - 海神奈川駅間の貨物支線 (2.0km) が東海道本線の貨物支線に変更される。マイル表示からメートル表示に変更(東神奈川駅 - 八王子駅間 26.4M→42.6km)。
- 1932年(昭和7年)10月1日:東神奈川駅 - 原町田駅間が電車化、桜木町駅まで直通運転を開始。原町田駅で運行系統が分断される。
- 1933年(昭和8年)10月1日:原町田駅間 - 八王子駅間に気動車が投入[11]。
- 1936年(昭和11年)1月:相模鉄道(現在の相模線)が橋本駅 - 八王子駅間乗り入れ開始。
- 1941年(昭和16年)4月5日:原町田駅 - 八王子駅間が電化され、全線電化。これに伴い全線直通運転復活。相模原駅が開業。
- 1942年(昭和17年)11月14日:相原駅 - 八王子駅間に片倉信号場が開設。
- 1945年(昭和20年):横浜大空襲で東神奈川駅が全焼。
- 1947年(昭和22年)12月20日:大口駅が開業。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道発足。国鉄横浜線となる。
- 1950年(昭和25年)9月1日:淵野辺駅 - 相模原駅間に相模仮乗降場を開設。在日米軍相模総合補給廠の人員輸送のために開設された。
- 1957年(昭和32年)
- 1959年(昭和34年)4月1日:東海道本線貨物支線 東神奈川駅 - 海神奈川駅間が廃止。
- 1962年(昭和37年)
- 小机駅 - 中山駅間に鴨居信号場が開設。
- 12月25日:鴨居信号場が駅に変更され鴨居駅が開業。
- 1964年(昭和39年)
- 1967年(昭和42年)10月22日:菊名駅 - 新横浜駅間が複線化。
- 1968年(昭和43年)
- 1972年(昭和47年)10月2日:103系が運用開始。
- 1978年(昭和53年)10月2日:小机駅 - 中山駅間が複線化。
- 1979年(昭和54年)
- 1980年(昭和55年)
- 4月1日:原町田駅が淵野辺寄りに0.4km移転し、町田駅に改称。
- 9月27日:町田駅 - 淵野辺駅間が複線化。
- 1981年(昭和56年)6月1日:車両の所属が蒲田電車区に集約され、東神奈川電車区の配置がなくなる。
- 1985年(昭和60年)3月14日:根岸線への直通区間が大船駅まで延長。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道が承継。日本貨物鉄道が長津田駅 - 八王子駅間の第二種鉄道事業者となる。東神奈川駅 - 長津田駅間の貨物営業廃止。
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)2月26日:205系の投入完了に伴い、103系が「さよなら運転」を行い営業運転を終了。
- 1991年(平成3年)3月16日:相模線の全線電化により、横浜線への定期列車の直通運転開始(事実上の復活)。
- 1994年(平成6年)12月3日:2号車に6扉車サハ204形100番台の組み込み開始、順次全編成を8両編成化。7両編成と8両編成が混在していた時期に、8両化された編成の先頭車前面には「8CARS」のステッカーが貼り付けられたが、ステッカーは全編成の8両編成化が完了した際に全編成から取り外された。日中の快速を増発し、運転間隔を40分間隔とする[12]。長津田駅が快速停車駅に追加[12]。
- 1996年(平成8年)
- 1997年(平成9年)4月1日:八王子みなみ野駅が開業し、快速停車駅に追加。
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)12月4日:快速が増発され、運転間隔が40分から30分に変更[12]。
- 2006年(平成18年)3月18日:根岸線直通列車増発に伴い横須賀線直通の各駅停車を廃止。快速が菊名駅に停車。
- 2007年(平成19年)3月18日:八王子車掌区の廃止に伴い、車掌は全列車東神奈川車掌区が乗務(相模線直通列車を除く)。
- 2008年(平成20年)
- 3月15日:横須賀線直通の快速列車が廃止。
- 9月13日・14日:開業100周年を記念し、上りは松本駅から磯子駅まで、下りは桜木町駅から白馬駅まで臨時快速列車「ベイドリーム横濱号」が運転。
- 9月23日:横浜線開業100周年。長野総合車両センターの485系車両「彩」を使用し、全線で臨時快速列車「横濱線100周年号」を、松本駅 - 東神奈川駅間で臨時快速列車「横濱ものがたり号」が運転。
- 2009年(平成21年)4月1日:横浜線を含む首都圏の各駅が、終日全面禁煙となる。
- 2010年(平成22年)3月13日:ダイヤ改正で快速の運転間隔が30分から20分に変更[13]。
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年):東京圏輸送管理システム (ATOS) の導入開始予定要出典。
連続立体交差事業
- 橋本駅 - 矢部駅間において、連続立体交差事業の事業化を進める計画がある。
運行形態
定期旅客列車
日中は桜木町駅 - 八王子駅間の快速、桜木町駅 - 橋本駅間の各駅停車、東神奈川駅 - 八王子駅間の各駅停車がそれぞれ毎時3本、20分間隔で運行されており、合計すると1時間あたり9本(3本×3)が運行される。
下り桜木町駅→八王子駅の快速は、折り返し上り八王子駅→東神奈川駅の各駅停車に、下り桜木町駅→八王子駅の各駅停車は、折り返し上り八王子駅→桜木町駅の快速に、下り東神奈川駅→橋本駅の各駅停車は、折り返し上り橋本駅→桜木町駅の各駅停車になる。この順序に当てはめると、快速桜木町→八王子、各停八王子→東神奈川、各停桜木町→八王子、快速八王子→桜木町、各停東神奈川→橋本、各停橋本→桜木町の順に運用される。
日中は毎時9本中6本が東神奈川駅から京浜東北・根岸線の横浜駅方面へ乗り入れ、桜木町駅まで運行される。一方、それ以外の時間帯については一部の列車が京浜東北・根岸線の磯子駅・大船駅(朝のみ)まで直通するが、運行本数が1時間に1-3本程度となり、それ以外の列車は基本的に東神奈川駅折り返しとなる。これ以外に、朝夕のラッシュ時間帯には相模線の列車が橋本駅から八王子駅まで乗り入れている。
相模原市を中心に横浜線の中央本線相模湖駅・大月駅方面への直通運転の要望があるが、JR側は八王子駅の構内配線などを理由に消極的な姿勢を見せている[17]。相模原市は2006年に相模湖駅を含む相模湖町、2007年に藤野駅を含む藤野町を編入しており(現在はともに同市緑区)、直通運転が実施されれば旧両町地域と相模原市中心部とが直結される。
以下に列車種別ごとの詳細を記す。
快速
快速はJR東日本発足後の1988年3月13日ダイヤ改正にて運行が開始された。すべての列車が京浜東北・根岸線の横浜駅方面に乗り入れ、桜木町駅まで運転される。東神奈川駅 - 橋本駅間で通過運転を行い、橋本駅以北および京浜東北・根岸線内は各駅に停車する。平日は日中、土曜休日は朝から夕方にかけて運転されるほか、土曜休日は磯子/大船直通の快速も存在する。
計画当初の東神奈川駅 - 橋本駅間の途中停車駅は中山駅・町田駅の2駅だった。しかし、新横浜駅で接続する東海道新幹線の乗客に利便性をもたらさないなど問題があるため、見直した結果、新横浜駅と鴨居駅の2駅が追加され、東神奈川駅 - 橋本駅間の途中停車駅は新横浜駅・鴨居駅 - 中山駅 - 町田駅の4駅となった。登場当初は日中に60分間隔で運転され、上下線とも中山駅と橋本駅で待避をするように設定された。中山駅では、待避する各駅停車は上り(東神奈川方面)ホームの2番線に停車するが、下り(八王子方面)の快速は跨線橋を隔てた下りホームの1番線に停車するため、鴨居駅を快速の停車駅とすることで、各駅停車から快速への乗り換えの便を図った。ただし、1990年代以降は下りの緩急接続が町田駅のみ(一部は橋本駅での接続が存続)となった。また、当初の快速はATSのシステム関係上、通過駅で45km/hの制限が掛かっていた。
1994年12月3日には運転間隔が40分毎となり、東急田園都市線が接続する長津田駅が停車駅に追加され、横浜方面からの利便性の向上が図られた。1998年3月14日には相模原駅が停車駅に追加。1999年12月4日改正では、運転間隔がさらに縮められて30分間隔(毎時2本体制)となり、上りの緩急接続も大半が町田駅で行われるようになった。またATS-Pの車両整備及び試験が完了したことにより、この改正から快速通過駅の制限速度が廃止されたが、矢部駅では上り快速がホーム上のカーブと、東神奈川寄り直ぐに見通しが悪く通行量の多い(車両通行不可だが歩行者の往来が多い)踏切があることから、45km/hの減速を余儀なくされていた。現在同駅は地下道の建設で踏切は廃止されているが、減速は残されている。
2006年3月18日改正では、東急東横線と接続する菊名駅が停車駅に追加された。これに伴い、上り列車の緩急接続の大半が再び中山駅で行われるようになった。そして2010年3月13日改正で毎時1本が増発され、運転間隔が約30分から約20分(毎時3本体制)となって[13]現在の体系となった。
日中の場合、下り列車は東神奈川駅で同駅始発の橋本行き各駅停車、町田駅で快速の前を走る八王子行き各駅停車、橋本駅で快速の前を走る橋本駅止まりの各駅停車との連絡が取られ、上り列車は橋本駅で同駅始発の桜木町行き各駅停車、中山駅で快速の前を走る東神奈川行き各駅停車に連絡する。また、土休日の上り列車の一部は町田駅でのみ各駅停車に連絡する。
各駅停車
すべての駅に停車する種別で、終日運転される。
朝・夜間帯は横浜線内の折り返し運転が中心となる。日中は毎時6本運行されるうち3本が横浜駅を経由して京浜東北・根岸線桜木町駅まで運転されており、毎時3本運転される快速とあわせ毎時6本が交互に桜木町駅まで乗り入れている。朝・夜間帯には一部列車が磯子駅・大船駅まで直通する。また、大船駅8時台に八王子行が平日1本、夜間帯には根岸線の大船駅からの電車も橋本行が平日2本・土曜休日1本、相原以北最終列車となる八王子行が平日に1本運行され、土曜休日は夕方の快速八王子行電車1本を除いた2本が運行される。また、朝夕には橋本駅 - 八王子駅間で相模線直通列車が運転される。
区間列車は根岸線直通のほか、橋本駅 - 東神奈川駅・桜木町駅での運転が主体となるが、平日・土休日共に朝晩には町田駅 - 東神奈川駅間の列車も運行される。このほかに、夜間停泊や車両基地への出入りの関係で、橋本駅 - 八王子駅間と町田駅 - 八王子駅間の列車が上下各1本、小机駅始発下り列車が3本、中山駅始発下り列車が1本ある。
快速との連絡については前節を参照。なお、臨時特急「はまかいじ」が運転される土休日には、上り・下りともに町田駅で同列車の待ち合わせをする。ただし同列車が運転されない場合でも町田駅で時間調整を行う。
臨時旅客列車
横浜国際総合競技場(現在の日産スタジアム)や横浜アリーナでの大規模催事の際には、小机駅・中山駅・町田駅を発着駅とする臨時列車が設定されることがあるほか、快速が小机駅に臨時停車する場合がある。これらの時刻表はJRのサイト上をはじめとしたインターネット上では発表されず、主に東神奈川駅などの時刻表に別途掲示が行われる。横浜国際総合競技場にて2002 FIFAワールドカップの試合が行われた際には、当時は快速通過駅だった菊名駅にも東横線の接続として快速が臨時停車している。
2008年9月23日の開業100周年イベントでは、全線で485系「やまなみ」を使用した臨時快速列車「横濱線100周年号」[18]や、松本駅 - 東神奈川駅間で「彩」を使用した臨時快速列車「横濱ものがたり号」が運転された[19]。それ以前にも13日に松本駅から磯子駅まで、14日に桜木町駅から白馬駅まで183・189系を使用した臨時快速列車「ベイドリーム横濱号」が運転された[20]。
また、2011年春には115系を使用した富士急行線直通の臨時快速列車「富士河口湖号」が運転される予定であったが、東日本大震災および福島第一原発事故などによる電力危機の影響で中止、同年夏に延期された[21]。富士河口湖号は、その後もしばしば多客期に運転されている。車両は183系に変更された。
そのほか、日光線日光駅方面行の修学旅行列車が運転されることがある。
臨時特急「はまかいじ」
車両は大宮総合車両センター東大宮センター配置の185系B編成(200番台6両)のうち、D-ATCに対応したB3 - B5編成の3本が使用されている
貨物列車
横浜線は元々、生糸の運搬を目的として作られたこともあって、かつては生糸の輸送を中心とした貨物輸送が盛んであり、多くの駅に貨物ホームがあったが、貨物輸送需要の減少により1960年代までに一部の駅をのぞいて貨物取扱を終了した。1960年代以降は淵野辺駅・橋本駅・相模線南橋本駅などから伸びる専用線や、貨物扱所(貨物ホームなど)の規模が比較的大きかった小机駅・原町田駅・淵野辺駅・橋本駅での貨物の取扱が主体となったが、その後も東名高速道路の開通や国鉄貨物輸送の減少、ヤード輸送方式の全廃、接続する専用線の廃止などにより、そのほとんどが1980年代までに姿を消していった。唯一最後まで残ったものが南橋本駅発着のセメント輸送列車だが、これも1996年3月13日の発送をもって廃止となり、横浜鉄道開業当時から90年近く続いた横浜線の貨物輸送は、甲種輸送をのぞいてその歴史に幕を下ろした。
現在、定期的に運転される貨物列車は存在しないが、ダイヤ上では不定期の貨物列車が設定されており、主に長津田駅発着の甲種鉄道車両輸送として運転される。これは、JR東日本と東京急行電鉄の連絡線(車両授受線)が長津田駅構内にあるためで、東京急行電鉄・横浜高速鉄道・地下鉄半蔵門線向けに製造された新車は、すべて八王子駅・横浜線・長津田駅経由で東急長津田検車区へ搬入される。
なお、車両製造メーカーから出場した車両は、作業やダイヤの関係で八王子駅にて一夜を明かした後、翌日の昼ごろのダイヤでDE10形ディーゼル機関車(JR貨物新鶴見機関区川崎派出所属)の牽引により長津田駅へと輸送されるが、輸送される車両が長編成の場合は、長津田駅の線路配線などの問題から八王子駅でおおむね3両 - 6両程度に編成を分割し、八王子駅到着の翌日と翌々日の2回に分けて輸送される。また、東京急行電鉄より地方鉄道等へ車両を譲渡する場合にも、長津田駅発の甲種輸送列車が運行される場合がある。東京急行電鉄向けの車両輸送は、かつては菊名駅で行われていたが、東急田園都市線の開業および長津田検車区の開設により長津田駅へ変更され、菊名駅の連絡線も撤去された。
1996年の定期貨物列車廃止以降、横浜線では甲種輸送以外の貨物列車が運転されることはなかったが、2005年に長津田駅までの臨時貨物列車が運転された。これは、町田駅で当時行われていたバリアフリー化工事で、新たに設置することとなったエスカレーター機材の運搬・設置を目的としたもの。横浜線で甲種輸送以外の貨物列車が運転されるのは約9年ぶりで、JR貨物のコンテナ車が入線するのは開業以来初めてのこととなった。
車両と編成
現在の使用車両
横浜線 | ||||||||
←大船・桜木町・東神奈川 八王子→ | ||||||||
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相模線直通列車 | ||||||||
←茅ヶ崎・橋本 八王子→ | ||||||||
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横浜線では、相模線直通列車を除く全列車が鎌倉車両センター所属のE233系および205系で運行されている。片側4扉の通勤型電車であり車内トイレの設備はない。弱冷房車は編成中程の5号車に設定されている。
- E233系6000番台
- 後述の205系の置き換え用として、2014年2月16日より予定された出発式が吹雪で中止されながらも運用を開始した[22]。車体には、駅スタンプや沿線の市の木などのオリジナルの装飾が施されている。
- 205系0番台
車両の外面には黄緑と緑(■■)による2色の帯を巻き、横浜線のラインカラーとして他路線との識別を行っている。京浜東北線・根岸線への乗り入れも行うことから、乗客の誤乗防止のため、205系0番台では前面の行先表示器で路線名(「横浜線」)の交互表示を行っているほか、2002年頃に側面行先方向幕をラインカラーと同様のウグイス色の幕に交換した(表示幕交換開始当初はウグイス地白文字であったが、視認性の問題により黒文字に変更された)。
一方、相模線直通列車は同線用の205系500番台4両編成(国府津車両センター所属)が使用されている。同番台はラインカラーが相模川をイメージした青と水色(■■)の2色帯となっており、車両先頭(前面)のデザインが異なるほか、乗客がスイッチ操作によりドアの開閉を行う半自動ドア機構を備えているが、横浜線直通区間の各駅(相原・八王子みなみ野・片倉・八王子)では半自動扱いは行われずに車掌の操作で自動開閉する[25]。輸送量の少ない相模線での運用が主であり、編成が短いことから6扉車は連結されていないが、弱冷房車は1両設定されている。
なお、横浜線用車両の配置は鎌倉車両センターであるが、横須賀線車両の所属もあることや、横浜線の沿線からは遠く離れた大船駅まで根岸線を長距離走行しなければならないこともあり、鎌倉車両センターへ帰区(出入庫)する運用はごく僅かとなっている。このため、実質的には、国鉄時代の橋本電車区構想により橋本駅近隣に建設された橋本派出所が横浜線の中心的な車両基地として機能している。ただし、橋本派出所だけでは車両を収容しきれないことや、深夜早朝の途中始発・終着運用のため、東神奈川派出所のほか、八王子駅・橋本駅・町田駅・中山駅・小机駅・東神奈川駅に夜間停泊を兼ねて分散して留置される。
過去には横浜線用の車両基地として東神奈川電車区(現在の東神奈川派出とは異なる)や、京浜東北線車両との兼用の蒲田電車区が存在したが、東神奈川電車区は国鉄時代末期に運転士のみの配置となり車両基地の機能を廃止、蒲田電車区に車両配置を一本化した後、民営化後の横浜支社発足時に大船電車区(当時、現鎌倉車両センター)へ移管され現在に至っている。
過去の使用車両
205系投入以前は以下の電車が用いられていた。
- 40系17m車(33系電車、クモハ12・クモニ13他) - クモニ13のみ新聞輸送目的で1979年9月30日まで運行
- 40系
- 72系( - 1979年9月30日)
- 103系(1972年10月2日 - 1989年2月26日)
103系は、1979年の旧性能車撤退に伴う7両貫通固定編成に統一されるまでは、クモハ103形を含む3両+4両の分割編成となっており、7両固定編成化後も京浜東北線・根岸線のATC化までクハ103型の低運転台車も多く残留した。
なお、導入当初の103系は、同じ蒲田電車区配置の京浜東北線と同じスカイブルー(青22号)の塗装で、それより少し遅れて導入された東神奈川電車区を含め、70年代はスカイブルーの車両が多くを占めた。70年代末になるとウグイス色(黄緑6号)の車両の比率が徐々に増え、車両配置の蒲田電車区への集約や、一部車両を共用した京浜東北線車両の配置が浦和電車区へ集約されたことなどもあり、80年代半ばにはほとんどがウグイスの車両となった。ただし、検査都合や増解結、転属などにより、スカイブルー・ウグイスの両色が同じ編成で組成された混色編成も多々あり(蒲田・東神奈川分散配置当時はほとんどが混色であり、編成が「同じ色」で統一されていることのほうが珍しかった)、完全にウグイス色に統一されたのは分割民営化前であった。
沿線概況
海岸沿いの横浜市街から丘陵地帯を貫通、鶴見川の谷に分け入って相模野台地を抜け、関東山地の端にある多摩丘陵を超えて八王子盆地へと至る。全線が関東平野内にあり、線形は比較的良いが、途中にはトンネルや10‰連続勾配もあり、山越え路線の様相を呈する部分もある。
東神奈川駅 - 新横浜駅間
東神奈川駅を出ると北東方向に進み、内陸側から順に国道1号・横須賀線・東海道線・京浜東北線北行線・横浜線・京浜東北線南行線、少し間を空けて京急本線の順番で道路・線路が並ぶ。高架に上り、一旦南側(海側)に振れて京浜東北線の南行線の南側に出てから、京急本線子安駅付近で京浜東北線・東海道線・横須賀線の各複線、計6本を一気に越える。
さらに住宅地を通り抜けて国道1号を越え、北へ向かっていくと大口駅に着く。大口を出るとすぐに東海道貨物線の高架下を潜り、寺尾トンネル手前までは直線が続き、水道道を越え、まもなく寺尾トンネルに入る(上りは新寺尾トンネル)。トンネルを出た後は直線が続き、やがて旧綱島街道と東急東横線を越えて築堤の菊名駅に着く。菊名駅を出てしばらく住宅街の中を進むと切り通しに入り、東海道新幹線との接続駅である新横浜駅に着く。この付近は元来は堤の上を走っていたが、新幹線開業時に切り通しになった。
新横浜駅 - 中山駅間
新横浜駅を出ると環状2号線をくぐる。そこから鳥山川の手前までは北側がオフィスやホテルが立ち並び、南側が倉庫が立ち並んでいる。鳥山川を渡ると一気に田園地帯となり、北側に日産スタジアムがある。そして県道13号線の新羽踏切を渡ると2面3線のホームと2本の留置線を有する小机駅に到着する。小机駅を出るとしばらく引き上げ線が並走し、第三京浜の手前まで続く。そして第三京浜をくぐり、まもなく城山トンネル(上り線 80m 下り線は新城山トンネル 75m)を抜け、鶴見川と並走する。そして横浜上麻生道路をくぐると鶴見川沿いには農地や工場が広がり、一方反対側は住宅街となり、そして鴨居駅に着く。鴨居駅を出ると鴨池大橋をくぐり、鶴見川沿いを進む。白山ハイテクパーク、チーズ工場を横目に、しばらくすると鶴見川から離れ、川和踏切を渡るとまもなく横浜市営地下鉄グリーンラインとの接続駅である中山駅に着く。
中山駅 - 町田駅間
中山駅を出ると、鶴見川の支流である恩田川が見え、恩田川側は農地が広がり、反対側は近年拡張された都市計画道路山下長津田線を挟んで住宅街となる。一旦切り通しに入るが、またすぐ恩田川が見え、農地が広がっている。しばらくするとまた切り通しに入り、十日市場駅に着く。
十日市場駅を出ると西田架道橋にて東名高速道路を越えて、しばらく住宅街の中の切り通しを通り、国道246号を越えてしばらくすると東急田園都市線が並走するようになり、長津田駅に着く。長津田駅を出ると東急田園都市線をくぐり、しばらく東急長津田検車区の横を通り、このあたりで神奈川県横浜市から東京都町田市に入る。そして崖線の縁を進むと成瀬駅に着く。成瀬駅を出ると切り通しを進み、町田街道を潜りしばらくすると横浜線内乗降客数が最多の町田駅に着く。周囲には繁華街が広がっている。
なお、中山駅 - 成瀬駅間の恩田川とおおむね併走する区間では、同河川の支流である梅田川や岩川などを跨ぐ橋梁がある。このうち、岩川を跨ぐ橋梁では上下線で上からの見た目が多少異なる橋梁で跨ぐため、上下線が極僅かに離れたところを走る(上り線が下り線から離れる)。
町田駅 - 橋本駅間
町田駅を出ると小田急小田原線の高架を潜り、ここから先橋本駅の先まで駅構内以外はほぼ直線の緩やかな上り勾配となる。高架を潜ると右側に町田市役所がある。この後しばらく境川と併走する。町田市側は町田市民ホール付近までは商業施設や予備校などが見受けられるが、並行して通っている境川沿いにはサイクリングロードや林、ちょっとした畑などが見える。都道52号線を潜ったあたりからは住宅街となる。一方、相模原市側は崖の上に市街地が広がっているため、境川べりは緑地となっている。そして境川を渡り、相模原市内に入ると住宅街の中の切り通しを進み、古淵駅に着く。古淵駅を過ぎると地表面とほぼ同じ高さを走行する。住宅街を進み、カルピス相模工場、青山学院大学相模原キャンパスを横目に進むと在日米軍相模総合補給廠へ続いていた側線などの遺構が残る淵野辺駅に着く。淵野辺を出ると陸橋2本をくぐってすぐに矢部駅に着く。この区間は800mと横浜線の中で最も駅間が短い。矢部駅から相模原駅までの間は南側が市街地、北側が相模総合補給廠となり、しばらくすると相模原駅に着く。相模原駅を出るとしばらくして工業地帯となり、そして北側に橋本駅の電留線が、西側にアリオ橋本が見える。相模線が合流し、京王相模原線の高架をくぐると橋本駅に着く。駅周辺には超高層マンションが林立する。
橋本駅 - 八王子駅間
橋本駅を出ると市街地を進み、国道16号が本線は陸橋で側道は踏切という形態で交差する。しばらく住宅街の中を進みカーブにかかる。このカーブの途中にある田尻踏切(第43号踏切)のあたりが横浜線内最高地点となる。そして境川を再度渡ると町田市に戻り、町田街道と交差して相原駅に着く。相原駅を出るとしばらくして相原トンネル(上り線 367m 下り線は新相原トンネル 985m)を通る。このトンネルの中間地点あたりで八王子市に入る。そして造成地や新興住宅街の中を抜けると横浜線で一番新しい駅である八王子みなみ野駅に着く。八王子みなみ野駅を出ると国道16号を越えて片倉駅に着く。片倉駅を出ると京王高尾線を潜り、やがて右側に京王線と合流し、しばらく併走する。併走していた京王線と別れ、進路を西に変えると今度は右側に中央本線・八高線と併走して八王子駅に着く。
データ
路線データ
- 路線距離(営業キロ)
- 軌間:1067mm
- 複線区間:全線
- 駅数:20(起終点駅を含む)
- 横浜線所属駅に限定すると、東海道本線所属の東神奈川駅と、中央本線所属の八王子駅[28]を除外した18駅となる。
- 待避可能駅:4(小机駅・中山駅・町田駅・橋本駅)
- 電化区間:全線(直流1500V)
- 閉塞方式:複線自動閉塞式
- 保安装置:ATS-P
- 運転指令所:橋本CTCセンター
- 最高速度:95km/h
- 大都市近郊区間(旅客営業規則):全区間(東京近郊区間)[29]
- IC乗車カード対応区間:全区間(Suicaの首都圏エリア)[30]
駅一覧
横浜線の設置駅と営業キロ・快速停車駅・接続路線・所在地を一覧表で示す。
- ◆・◇:貨物取扱駅(◇は定期貨物列車の設定なし)、:特定都区市内制度の「横浜市内」エリアの駅
- 横浜駅 - 東神奈川駅間の営業キロは、1.8km
- 停車駅
- 各駅停車:すべての駅に停車
- 快速:●印の駅は停車、|印の駅は通過
- 特急「はまかいじ」:「はまかいじ」を参照
- 接続路線:東日本旅客鉄道の路線名は運転系統上の名称。駅名が異なる場合は⇒印で駅名を示す。
駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 快速 | 接続路線 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
東神奈川駅 | - | 0.0 | ● | 東日本旅客鉄道:■京浜東北線〈横浜方面へ直通運転あり〉 京浜急行電鉄:本線 ⇒仲木戸駅 |
神奈川県 | 横浜市 | 神奈川区 |
大口駅 | 2.2 | 2.2 | | | ||||
菊名駅 | 2.6 | 4.8 | ● | 東京急行電鉄:東横線 | 港北区 | ||
新横浜駅 | 1.3 | 6.1 | ● | 東海旅客鉄道: 東海道新幹線 横浜市営地下鉄: ブルーライン | |||
小机駅 | 1.7 | 7.8 | | | ||||
鴨居駅 | 3.1 | 10.9 | ● | 緑区 | |||
中山駅 | 2.6 | 13.5 | ● | 横浜市営地下鉄:グリーンライン | |||
十日市場駅 | 2.4 | 15.9 | | | ||||
長津田駅◇ | 2.0 | 17.9 | ● | 東京急行電鉄:田園都市線・こどもの国線 | |||
成瀬駅 | 2.3 | 20.2 | | | 東京都 町田市 | |||
町田駅 | 2.7 | 22.9 | ● | 小田急電鉄:小田原線 | |||
古淵駅 | 2.8 | 25.7 | | | 神奈川県 | 相模原市 | 南区 | |
淵野辺駅 | 2.7 | 28.4 | | | 中央区 | |||
矢部駅 | 0.8 | 29.2 | | | ||||
相模原駅 | 1.8 | 31.0 | ● | ||||
橋本駅 | 2.8 | 33.8 | ● | 東日本旅客鉄道:■相模線 京王電鉄:相模原線 |
緑区 | ||
相原駅 | 1.9 | 35.7 | ● | 東京都 | 町田市 | ||
八王子みなみ野駅 | 2.9 | 38.6 | ● | 八王子市 | |||
片倉駅 | 1.4 | 40.0 | ● | 京王電鉄:高尾線 ⇒京王片倉駅 | |||
八王子駅◆ | 2.6 | 42.6 | ● | 東日本旅客鉄道:■中央線・■八高線 京王電鉄:京王線 ⇒京王八王子駅 |
廃止信号場
- 北野聯絡所 : 1912年廃止、片倉駅 - 八王子駅間、八王子駅まで約0.80km
横浜線が登場する作品
- 1985年にはアイドルバンドいんぐりもんぐり (INGRY MONGRY) が「よこはまらいん」という曲を発表している。
- 1991年に初版が発行された斎藤栄作の「JR横浜線殺人旅行」という作品がある。
- 2014年に子役の君杜夢来が発表した「今日も元気がいっぱいで」の歌詞で町田を走行する横浜線が登場する。
その他
- 2008年の開業100周年を記念して、205系の一部編成に103系で使われていたサインボードを再現した記念ヘッドマークを先頭車の前面に装着している。また開業100周年の日には小机駅でイベントがあり横浜ものがたり号の展示などのほかに、横浜線100周年記念ヘッドマークレプリカ・携帯ストラップ・限定駅弁・せんべい・限定パンなども販売された[31]。
- 2013年3月のダイヤ改正で、従来は京浜東北線専用だった東神奈川駅の4番線からも横浜線の列車が出発するようになった。乗り間違えを防ぐために、ホーム上の照明の色を発車する列車に合わせ、緑(横浜線)と青(京浜東北線)で切り換えるようにしている。
脚注
- ↑ JR東日本 各駅情報(東神奈川駅)
- ↑ JR東日本 各駅情報(八王子駅)
- ↑ 3.0 3.1 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会
- ↑ 「ハマ線」名物、荷物電車と"奇跡の3本並び" 昭和の残像 鉄道懐古写真 マイナビニュース 2011年10月5日
- ↑ JR東日本 旅客営業規則 第78条
- ↑ 『週刊東洋経済』臨時増刊2011年7月8日号82ページ
- ↑ 宮脇俊三・原田勝正『全線全駅鉄道の旅4 関東JR私鉄2100キロ』小学館、1991年、p.80
- ↑ 後に東急東横線と直通運転を行う形態に変更の上、2004年2月1日に開業した。
- ↑ 「グループ経営ビジョン2020-挑む-」PDF - 東日本旅客鉄道 2008年4月1日
- ↑ JR東日本:路線別ご利用状況(2008〜2012年度)
- ↑ 鉄道省年報では8月15日『鉄道省年報. 昭和9年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 12.0 12.1 12.2 12.3 【特集】大都市圏JR線区の快速運転 - JR各社の快速運転状況 JR東日本 東京圏」、『鉄道ピクトリアル』第736号、電気車研究会、2003年9月、 47頁
- ↑ 13.0 13.1 2010年3月ダイヤ改正について - 東日本旅客鉄道株式会社プレスリリース、2009年12月18日付、2013年5月20日閲覧PDF
- ↑ JR横浜線の新型車両、14年2月16日に運転開始 ヘッドマーク4種期間限定取り付け/神奈川 - 神奈川新聞、2013年12月13日。
- ↑ 横浜線205系 8月23日営業運転終了 - 鉄道ホビダス 鉄道ニュース 最新鉄道情報、2014年7月24日
- ↑ 横浜線「205系」あす引退 26年活躍 - 読売新聞、2014年08月22日
- ↑ 神奈川県鉄道輸送力増強促進会議 H19年横浜線 - 神奈川県 [リンク切れ]
- ↑ 快速“横濱線100周年号”,「やまなみ」で運転 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2008年9月24日
- ↑ 横浜線100周年記念で「いろどり(彩)」走る - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2008年9月24日
- ↑ 快速“ベイ・ドリーム横濱号”運転 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2008年9月14日
- ↑ 快速“富士河口湖”号運転 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2011年8月7日
- ↑ 2013年10月1日『交通新聞』
- ↑ 横浜線で用いられている車両はサハ204形100番台。ただし1編成のみサハ204形0番台。
- ↑ ネコ・パブリッシング「レイルマガジン」2014年4月号「JR東日本横浜線用E233系6000番代」記事。
- ↑ 相模線との分岐点である橋本駅でのみ、横浜線直通列車も含め全て相模線ホームに発着するため、半自動扱いとなる
- ↑ JR東日本事業概要 - 東日本旅客鉄道 会社要覧 p. 4
- ↑ 位置としては相原方の最初の踏切である大戸踏切の付近(東神奈川起点35.4km地点)。
- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年 ISBN 978-4533029806
- ↑ JR東日本 旅客営業規則 第156条
- ↑ Suica 首都圏のご利用可能エリア - 東日本旅客鉄道
- ↑ いよいよ横浜線は開業100周年を迎えますPDF - 東日本旅客鉄道八王子支社・横浜支社プレスリリース 2008年7月17日
関連項目
外部リンク
- 横浜線 - 東日本旅客鉄道