「藍染惣右介」の版間の差分
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2007年10月12日 (金) 23:59時点における版
藍染惣右介(あいぜん そうすけ)は、久保帯人作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『BLEACH』に登場する架空の人物。アニメの声優は速水奨。ミュージカルでの俳優は大口兼悟。
プロフィール
人物
柔和な風貌をしており、常に笑みを絶やさない穏やかな性格から皆に慕われている。しかし、実際は冷酷な性格を持つ男。
ルキアの処刑を巡る一連の騒動の最中、処刑に疑問を持ち、恋次に対し助言を与えていた。その後、何者かによって殺害されたと思われていたが、これは自身の斬魄刀「鏡花水月」の能力による偽装だった。ルキアを殺そうとした張本人であり、処刑に対する疑問もミスリードのためだった。 その目的は、100年前に浦原が発明した「崩玉」を手に入れることで、死神の限界を超えた力を求めて「死神の虚化」(仮面の軍勢がこれに該当する。但し、現時点で本人も虚の力を手に入れるか否かは不明)並びに「虚の死神化」(破面)を狙っていた。その後も崩玉の行方を求め、市丸ギンと東仙要に指示を与え暗躍していた(尚、五番隊の副隊長だった頃から当時の隊長の知らないところですでに暗躍を始めていた)。
そして、浦原の過去を徹底的に調べ上げた結果、崩玉がルキアの体内にあることをつきとめ、中央四十六室を殺し、崩玉を手に入れるための様々な工作を仕掛け、ルキアを双殛で処刑することにより崩玉を手に入れようとした。処刑日程を縮めていく手口で確実な処刑を狙うも、黒崎一護や恋次達の活躍で処刑は失敗に終わってしまうが、それを想定して別の手段を用意する為、自身が暗殺されたように見せかけた。処刑中断後、市丸や東仙を従え、別の手段を持って、ルキアの前に現れることで崩玉を手に入れることに成功する。その後、市丸、東仙、ギリアン級大虚(メノスグランデ)の大群と共に、虚圏へと消えていった。
「天に立つ」と宣言し、離反後は、自分が崩玉を使って生み出した破面達を率いている。更に宣言の達成のため『王鍵』の創成を目論んでいると尸魂界は予測している。後に井上織姫の稀有な能力に目を付け、ウルキオラに彼女を誘拐するよう指示する。
ハンデがあったとはいえ一護の天鎖斬月を指一本で受け止め、同じ隊長格の者を一撃で倒す程の剣の腕や九十番台の鬼道を詠唱破棄(本人曰く詠唱破棄失敗で、実力の3分の1しか出していない)などその実力たるや計り知れず。霊圧は並みの隊長格の2倍はあるらしく、その「気」だけでグリムジョーをも圧倒するほど。
崩玉が完成する前は、自らが作り出した虚を実験目的で仲間であるはずの死神の下へ送り込んでいた。志波海燕を死に至らしめルキアの心に闇を持たせるに至った虚:メタスタシア(アニメ版では、テンタクルス)や、檜佐木の右目に傷を付け最終的に市丸と始末した巨大虚(ヒュージ・ホロウ)の大群も、実は彼が作り出した失敗作であった。
当初は眼鏡をかけていたが、本性を現してからは眼鏡を外し(眼鏡は伊達眼鏡だった)、髪をオールバックにして、一人称も「僕」から「私」になっている他、目も細くなった。
カラブリによる総合戦闘データは560。また書道の腕も名人級で藍染の授業はいつも満員御礼だった。
斬魄刀
斬魄刀の名は『鏡花水月(きょうかすいげつ)』
始解
解放の瞬間を一度でも見た相手を完全催眠の支配下に堕とし、五感、霊感等を支配することができる。これにより、護廷十三隊の隊長格を含むかなりの隊員を自らの催眠下におくことができた(目の見えない東仙は例外)。自らの死をこれで偽装し、特に雛森の精神を錯乱させた(卯ノ花は検査のためもっとも長く鏡花水月の死体に触れていたため、違和感を感じることができた)。ちなみに卯ノ花達の催眠を解く前にこの刀を死体の人形に見せかけていた。尚、暗躍していた時は鏡花水月の完全催眠により、自身の斬魄刀を「流水系の斬魄刀で、霧と水流の乱反射により敵を撹乱させ同士討ちにさせる能力を持つ」と偽っていた。アニメ136~137話では鏡花水月を使ってパトラスたちにウルキオラが死んだと思わせたことから、破面にも催眠をかけている模様。
- 催眠を解号は「砕け『鏡花水月』(くだけ『~』)」
※解号は、本篇では未詳だが、CD 03「騒乱前夜」では同じく「砕け『鏡花水月』」である。