鉾田市議会議員セクハラ事件
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鉾田市議会議員セクハラ事件(ほこたしぎかいぎいんせくはらじけん)とは、2007年1月19日放送のテレビ朝日系列『スーパーモーニング』で、茨城県鉾田市の市議会議員(事件当時は旧鉾田町議会議員)らによるセクハラ問題を取り上げ大反響となった事件である。
概要[編集]
2005年7月に合併前の鉾田町議会与党会派「つくしクラブ」の議員7人が政務調査と称して青森県に2泊3日の視察旅行に行った際に、ガイド(見習)として同行させていた女性(バス会社経理担当)に対し集団でセクハラ行為を行った。またそのセクハラ問題を黙殺するために被害者の女性に対し嫌がらせを集団的に行った。その行為が写真とともに怪文書として露見し、2005年10月に政務調査費の返還を求め、住民運動が起こるものの返還しなかった。更に議員大槻武徳は、自宅に取材に来たテレビ朝日の取材陣に罵ったり、突き飛ばすなど暴行を起こす始末であった。この問題を起こした議員は合併後の鉾田市で今現在も鉾田市議員を務めていたが、大槻武徳1名のみ辞職した。また、その時の視察旅行の成果物は表紙+視察先で配られているパンフレットのみであった。この報道について議員須澤正孝は「(スタッフに対して)髭なんか生やして、左翼(※チェ・ゲバラのことか)みてえな(“みたいな”の訛り)」、「朝ズバのみのさんに訴えますよ」という発言をしている。
- 『スーパーモーニング』での報道の結果、市役所や市議会事務局に1,300件を超える抗議の電話やメール、FAXが殺到し、業務に支障をきたすまでになった。旧「つくしクラブ」は市議会で謝罪文を読み上げ、6人全員に対し辞職勧告決議案が可決された。しかし、当人たちは辞職していない。
- ちなみに一部始終は動画配信サイト「YouTube」(ユーチューブ)に無断(違法)アップロードされ、全世界に配信され、結果7人は全世界に恥を晒す事となった(現在は削除されている)。
- 大槻武徳より被害者女性に直接謝罪や和解金等の申し出が全くないまま、2007年3月5日付で謝罪文、同3月7日付で和解条項確認書および覚書が一方的に送りつけられるという事実が発覚した。
旧・つくしクラブ[編集]
- 大槻武徳(セクハラ疑惑の元鉾田市議) - 報道を受け議員辞職。自宅に取材に来たテレビ朝日のディレクターを突き飛ばした。
- 堀田正衛-視察旅行の費用が高いのでは?という指摘に対して「おい、ちゃんと計算してみろよ、ここで」と激昂。また、後日、自宅に取材に来たテレビ朝日のレポーターに対し「貧乏神が来た。塩まけ、塩。」などと発言した。
- 須澤正孝-大槻氏に突き飛ばされたテレビ朝日ディレクターに対して「髭なんか生やして左翼みてぇな」「自分で転んでおいて」などと発言。
- 堀田正秀-旧・つくしクラブ会長。全員協議会時終了時に、「なんだこの野郎」と怒鳴った上、鞄を頭にかぶり取材陣から逃走。自らセクハラ現場写真を撮ったと認めている。
- 鬼沢仙壽計
- 鬼澤寛
- 市毛勇
※いずれも無所属
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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