細野弘和
細野 弘和とは、舞鶴高1女子殺害事件を利用し女子高生6人を連続強姦した、京都府の与謝野町立桑飼小学校教諭である。
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小学校教諭が自転車の少女押し倒し暴行(2008年7月)[編集]
女子高生に性的暴行を加えてけがをさせたとして、京都府警捜査1課と宮津署は4日、強姦致傷の疑いで、同府与謝野町立桑飼小学校教諭、細野弘和(34)を逮捕した。
細野は女子高生に対し、今年5月に同府舞鶴市で高校1年の少女・小杉美穂さん(15)が殺害された事件を持ち出して「東舞鶴の事件みたいになりたいんか」と脅していた。
細野は今年6月3日夜、府北部の路上で、自転車に乗っていた女子高生を押し倒し、手などに3週間の打撲傷を負わせたうえ、道路脇で性的暴行を加えた。
細野は「痴漢する目的で押し倒したが、その後は覚えていない」と容疑を一部否認している。
細野は現場近くで待ち伏せていたといい、女子高生と面識はなかった。現場周辺の地域では昨夏から未成年を狙った痴漢が数件あり、府警は関与を追及している。
細野は同小で校長、教頭に次ぐポストの教務主任を務めており、学級の担任はなかった。森川智美教頭は「何も事件を知らされていない。何事にも一生懸命頑張る先生だった」と話した。
小学校教諭細野弘和は、連続暴行魔だった(2008年7月)[編集]
小学校の教諭のハレンチ事件が24日、明らかになった。強姦致傷罪で起訴されている京都府の小学校教諭は、別の女子高生へのわいせつ致傷容疑で再逮捕。
連続暴行魔と分かったのは、京都府与謝野町の町立桑飼小学校教諭、細野弘和。
昨年11月12日午後7時ごろ、与謝野町の路上で、自転車で帰宅中の女子高校生をすれ違いざまに押し倒し「騒いだらレイプする」と脅迫。近くの草むらに連れ込んで性器をなめさせるなど10~15分間にわたって性的暴行を加え、大腿部などにけがをさせた。
同署は24日、強制わいせつ致傷容疑で再逮捕。容疑を認めている。
細野は6月、同じ与謝野町内の路上で「(高1少女が5月に殺害された)舞鶴の事件みたいなことになりたいんか」と別の女子高校生を脅し、暴行した強姦致傷罪で起訴された。
付近では昨年6月から同様のわいせつ事件がほかに4件発生。細野はいずれも大筋で犯行を認めている。ガッチリした体格の細野。妻子ある身で、勤務先では教務主任を務めていた。
裁判[編集]
元小学校教諭の強姦致傷初公判(2009年4月)[編集]
京都府北部で帰宅途中の女子高生を脅し、性的暴行をしたとして、強姦致傷罪などに問われた元小学校教諭、細野弘和(35)の初公判が14日、京都地裁舞鶴支部(坂上文一裁判長)であった。
細野は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で、細野は6件の犯行のうち2件で同府舞鶴市の高校1年の女子生徒殺害事件を持ち出して脅したと指摘し、「教育現場や地域社会に大きな衝撃を与えた」などと述べた。
地検は6件を起訴。起訴状によるとこのうちの1件で、細野は昨年6月3日午後9時40分ごろ、同府北部の自転車道で、自転車で帰宅途中の女子高校生を押し倒し、「騒いだら東舞鶴の事件みたいなことになる」と脅して性的暴行を加えた。
京都・連続強姦元教師に懲役12年(2009年9月)[編集]
京都府舞鶴市の高1少女殺害事件を引き合いに出すなどして脅し、女子高生6人を暴行したとして強姦致傷の罪などに問われた京都府与謝野町の元小学校教諭細野弘和(35)に、京都地裁舞鶴支部(坂上文一裁判長)は2009年9月8日、懲役12年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。
起訴状によると、2007年6月~2008年6月、女子高生を自転車ごと押し倒すなどして襲い、計6人に性的暴行を加えた。うち2人に対しては、2008年5月に起きた舞鶴高1少女殺害事件を引き合いに出して「騒いだら東舞鶴の事件みたいなことになる」などと脅した。
坂上文一裁判長
- 「近在で大きく注目を集めていた女子高校生殺人事件を引き合いに出して脅迫しており、犯行は卑劣で悪質。自己中心的で短絡的な動機に酌量の余地はない」
連続強姦魔・細野弘和、懲役12年確定へ(2010年6月)[編集]
京都府舞鶴市の女子高生殺害事件を引き合いに出すなどして、女子高生6人に暴行したとして強姦致傷罪などに問われた元小学校教諭、細野弘和(36)=懲戒免職=の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は被告側上告を棄却する決定をした。
懲役12年とした1、2審判決が確定する。決定は15日付。
細野は平成19年6月~20年6月、京都府内で女子高生6人を自転車ごと押し倒すなどし、暴行するなどした。その際、舞鶴の女子高生殺害事件を引き合いに出し、「騒いだら事件みたいなことになる」などと脅した。