平野丸 (1908)

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平野丸(ひらのまる)は、日本郵船が所有していた貨客船。1908年に竣工し、欧州定期航路に就航した。

建造[編集]

  • 1906年に欧州航路用の第1次代替船として建造が計画・発注され、三菱長崎造船所が建造、1908年に竣工した[1]

船主・船名[編集]

  • 日本郵船による新造船[2]
  • 船名は平野神社に因んで付けられた[2]

性能[編集]

船種
客船[3]
総トン数
8,520トン[4]
最高速力
15ノット[2]

航路[編集]

  • 欧州定期航路に就航した[2]

姉妹船[編集]

神社型6姉妹船
1906年に同時に建造が発注された、8千トン級・15ノットの性能を持つ、神社に因んだ船名の6隻の貨客船[2]
賀茂丸 - 平野丸 - 三島丸 - 宮崎丸 - 熱田丸 - 北野丸

参考文献[編集]

  • 野間(2008) 野間恒『増補 豪華客船の文化史』NTT出版、2008年、ISBN 9784757141889
  • 松井(2006) 松井邦夫『日本商船・船名考』海文堂出版、2006年、ISBN 4303123307

脚注[編集]

  1. 松井(2006)pp.6,33
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 松井(2006)p.6
  3. 野間(2008)p.135
  4. 松井(2006)p.33