佐々木千穂
佐々木 千穂(ささき ちほ)とは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場する架空の人物である。
設定[編集]
- 声 - 東山奈央
- 父親 千一(警部補)
- 母親 里穂(主婦)
概要[編集]
本作のヒロインの一人。16歳で東京都立笹幡北高校の2年生。弓道部所属。真奥達からは、木崎真弓がつけたあだ名である「ちーちゃん」と呼ばれている。真奥のアルバイト先のファーストフード店「マグロナルド」の店員。アニメやコミックでは、ポテトを2日に1回巻いてしまうというドジっ娘属性の一面がだされているが、原作ではそういった描写はない(なお、ポテトをこぼしたのは、概念送受(イデアリンク)によって耳鳴りが起きたためである可能性がある)。
マグロナルドで一緒に働いている真奥貞夫に対しては、好意を寄せている。正体を知る前から好意をよせており、正体を知った後も変わらずに思い続けている。しかし、恋愛方面に関しては真奥が興味がなく、想いを伝える場面もなかなかこないため、告白には至らずにいた。しかし、アルバート・エンデの一言をきっかけに、想いが他人の口から伝わってしまう。その後はしばらくの間、真奥とうまく会話できないでいたが、自身の口で真奥に自分の想いを告げる。
一般の女子高校生であるが、弓道初段の腕前をもっているなど運動面は優秀。容姿端麗で、身長はそこまで高くないものの、同性から羨ましがられる巨乳をもっている。また、学業優秀で判断力は優れており、頭が良い。さらに、性格も優しく思いやりがあり、真奥に嫉妬することはあるものの(かなり可愛らしい嫉妬)、真奥の正体を知った後も一途に思い続けているなど、女子高生としては文句ないと言えるほどのステータスをもっていると言える。また、真奥貞夫の正体を知ってからは、人質にされるなどのトラブルにあうことが増えたためか、ちょっとやそっとのことでは動じない度胸もついてきている。ただ、前述のように女子高生としては破格のステータスをもっているものの、戦闘面で真奥達の助けになれていないことを気にしていたが、物語が進むと自分ができることをすればいいという考えをもつようになっていく。そして、地球側の人間であることを利用して大黑天祢から話を聞き出すなどしている。
芦屋四郎には当初はよく思われていなかったが、能力と人格を評価されるようになり、悪魔大元帥として魔王軍に入らないかと勧誘されたりもしている。なお、そのときの芦屋からの魔王軍の話を断ったものの、真奥を尊敬すると同時に頼ってもらいたいという思いもあり、真奥にいつの日か魔王軍に入りたいという旨を伝えている。頼られたいという想いもあり、恵美達に概念送受の術を教わったりもしている。センスは悪くないらしい。
遊佐恵美のことは「真奥の元カノ」と勘違いして嫉妬していたことがあるが、誤解が解けて仲良くなっている。いつの日か、遊佐と真奥がお互いに仲良くなってほしいと願っている。漆原半蔵に対しては、自身を利用して魔力を補給しようとした過去や自堕落な生活を送っている(ニート)ことから、きつい態度をとることがある。猿江三月に対しても誘拐された過去などから苦手意識があったが、概念送受の術を教わる程度には接することができるようになった。
はたらく魔王さま! ハイスクール![編集]
スピンオフの『はたらく魔王さま! ハイスクール!』では、よりラブコメ色の強いちーちゃんの姿をみることができ、恵美が真奥の元カノと勘違いして張り合ったりしている。後に生徒会役員にに立候補した。
アニメ[編集]
アニメにおいては、他のキャラクターと同様に表情が豊かとなっている。また、6話以降のエンディング曲が流れる背景では、ちーちゃん無双と呼べるほど、様々な衣装を着ている千穂が登場している。