マリリン・コステロ

マリリン・コステロ（Marilyn Costello, 1924年7月17日 - 1998年1月5日）は、アメリカのハープ奏者。

クリーヴランドのイタリア移民の家にクレオドミラ・コステロ(Cleodomira Costello)として生まれ、５歳の頃からピアノを始めた。10代の頃には地元のコンクールで入賞するほどの腕前であったが、クリーヴランド管弦楽団のコンサートに出かけ、舞台裏でハープを触らせてもらう機会を得たことでハープに夢中になった。14歳からハープを学びはじめ、1944年にフィラデルフィアのカーティス音楽院に進学してカルロス・サルゼードの門下となった。1945年にフィラデルフィア管弦楽団に第二ハープ奏者として入団し、1946年には首席奏者であったエドナ・フィリップスの後任として首席ハープ奏者に昇格。1961年から母校のカーティス音楽院のハープ科の科長となった。1992年にフィラデルフィア管弦楽団の職を離れた。

フィラデルフィアの自宅にて死去。