マコーレー・カルキン

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マコーレー・カルキン

マコーレー・カルキンMacaulay Carson Culkin, 1980年8月26日 - )はアメリカ合衆国俳優。7人兄弟(5男2女)の次男で、弟に同じく俳優のキーラン・カルキンロリー・カルキンらがいる。父親は舞台俳優キット・カルキン、叔母に女優のボニー・ベデリアがいる。

経歴[編集]

4歳からYMCAのダンス・スクールでバレエを習い、アメリカン・バレエ・スクールに進む。ニューヨークのシティ・バレエ団で『くるみ割り人形』などの舞台に立つ。1987年に映画デビュー。

1990年に出演した『ホーム・アローン』が世界中で大ヒットとなり、世界一有名な子役(『ギネスブック』認定)となる。1991年に主演した『マイ・ガール』も大ヒットし、1992年には続編である『ホーム・アローン2』に出演。前作と同様に世界中で大ヒットとなった。この時にギャラが前作の830万円から3億7,000万円まで跳ね上がり、ドル箱子役として持てはやされた。その後もギャラは高騰し続け、1993年に出演した『ゲッティング・イーブン』と1994年に出演した『リッチー・リッチ』では子役としては破格の6億6,000万円のギャラが支払われた。しかし、マコーレーのマネジャーを務めていた父親の非常識な要求などで1994年後半にはオファーが減少。さらに1995年に両親が別れ(元々結婚していなかったので離婚ではない)、マコーレーが稼いだ1,700万ドル(当時のレートで約17億円)を巡って裁判を起こした。裁判は泥沼化し、1996年にマコーレは「父と母が裁判に決着をつけるまで自分はどの作品にも出演しない」と俳優活動の休業を発表した。1997年2月、裁判所が「マコーレーの稼いだお金は家族ではなくマコーレーの会計士が管理するように」と命じ、同年の4月にマネジャーを務めていた父親がすべてを放棄する形で裁判は終了した。マコーレーは18歳までこの裁判で争われた自身の稼いだ金額を知らず、その莫大な額に「辛いことばかりだったけどこれまでの成果を見たような気持ちになり、すごく嬉しくなった」とコメントしている。その後、この両親の裁判をきっかけに役者を引退することを決意し、『タイタニック』でレオナルド・ディカプリオが演じたジャック役のオファーも断った。そして「普通の学生生活を送りたい」と子役のために設立された高校に入学し、そこで同い年の女優のレイチェル・マイナーと出会い交際に発展。学校を中退して1998年4月に17歳という若さでレイチェルとの婚約を発表し、2カ月後に結婚したが、2000年に離婚した。

1998年に発表されたソニック・ユースの「Sunday」のプロモーションビデオに出演する。ビデオの監督はハーモニー・コリン。舞台には時々出演していたが、2003年の『パーティー・モンスター』で俳優活動を再開した。2004年9月17日規制薬物とマリファナ所持で逮捕。その後、俳優業へ復帰。

マイケル・ジャクソンの曲『ブラック・オア・ホワイト』(1991年)のプロモーションビデオに登場するなど、マイケル・ジャクソンと交友があった。「マイケルがマコーレーに性的虐待」の噂が憶測でメディアに出ることになる。2005年のマイケル・ジャクソン裁判では法廷に呼ばれ、マイケルとベッドで一緒に寝たことに、性的な意味合いは一切ないと否定し、マイケルは無罪となり釈放された。

カルキン余命半年、重度のヘロイン中毒(2012年8月)[編集]

マコーレー・カルキン

米映画「ホーム・アローン」シリーズの子役で知られる俳優マコーレー・カルキン(31)が、重度のヘロイン中毒で余命半年だと報じられた。

ナショナル・エンクワイアラー誌によると、カルキンはヘロインと強力な鎮痛剤の中毒で、1カ月の薬代は6,000ドル(約48万円)にも及ぶという。交際していた女優ミラ・クニスとの破局が原因で1年半ほど前から薬物にのめり込み、医者から余命半年と宣告されたという。

出演作品[編集]

外部リンク[編集]

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