セデス
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セデス(SEDES)とはシオノギ製薬が発売する一般向けの鎮痛解熱薬である。
概要[編集]
頭痛・神経痛・生理痛などにその効果は定評がある。非ピリン系の「新セデス錠」、ピリン系の「セデス・ハイ」があるが、2005年夏には、イブプロフェンを配合し、生理痛などを主眼とした若年女性向けに非ピリン系の「セデス・キュア」を発売。また2006年夏には、解熱鎮痛成分に加え、ビタミンB1誘導体(ジセチアミン塩酸塩水和物)を配合し、肩こりからくる頭痛や緊張型頭痛に鎮痛効果をあらわす非ピリン系の「セデスV」が新発売された。なお医療用のフェナセチンを含む組成の異なる「セデスG」もあったが、飲みつづけることによるフェナセチンによる腎障害などの副作用があり、2001年で製造中止になっている。
2009年に既存の「セデス」全商品のパッケージデザインが新しくなり、デザインが統一された。特に「セデスキュア」は従来の手書き風のパッケージから他のセデスシリーズと統一感のあるデザインに変更されている。
ラインナップ[編集]
以下の製品は全て【指定第2類医薬品】に分類される。
- 新セデス錠
- 「ACE処方」(アセトアミノフェン・無水カフェイン・エテンザミド)で早く効く非ピリン系。頭痛・発熱・歯痛に。青のパッケージ。
- セデス・ハイ
- イソプロピルアンチピリンを配合したピリン系。我慢できない頭痛や歯痛に。銀のパッケージ。
- セデスV
- 「新セデス錠」の処方をベースに、ビタミンB1誘導体(ジセチアミン塩酸塩水和物)を配合した非ピリン系。肩こり痛や腰痛、頭痛に。白のパッケージ。
- セデスキュア
- イブプロフェンにアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合した非ピリン系。生理痛、のどの痛み、頭痛など幅広い痛みに。ピンクのパッケージ。
関連医薬品[編集]
処方箋医薬品のSG顆粒は、「セデスG」の成分をフェナセチンからアセトアミノフェンに変え、顆粒状にしたものである。また、「セデス・ハイ」はSG顆粒と全く同成分の錠剤に相当する。
CM出演者[編集]
- 現在
- 過去
※なお現行のCMソングは、荻野目洋子が出演し、1987年から放映されたCMでつかわれたものが、今日まで使用されている。