東京テレビアニメ賞

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東京テレビアニメ賞(とうきょうてれびあにめしょう)は東京で開催される日本のアニメ賞である。

歴史[編集]

当時、映画監督として活躍してた、谷崎香が「日本のアニメ界にも権威のある賞を設立すべき」と唱え、1990年に設立された、第1回は東京都葛飾区にあったホールで開かれ、会場は毎年東京都内の持ち回りとなっている。30年以上の歴史ある賞で、昨今ではアニメの最高峰に位置付けられている。東京テレビアニメ賞実施委員会によって選定され、毎年95作品がノミネート、5作品が受賞となる。

選考基準[編集]

作風の条件[編集]

その年の、日本で公開されたアニメ作品に限る。大賞に選ばれる条件は三つ

  • 老若男女、誰もが一緒になって楽しめる作品
  • 時代を超え、日本国民に長く愛されるであろう作品
  • 視聴者を魅了し、人を動かせるような作品

この三つの条件に最も沿っている作品が大賞となる。

作品の長さ[編集]

映画作品であれば最低でも50分以上、シリーズ作品であれば、最低でも総時間3時間20分を超えているものに限る。しかし、上限に関しては規定はなく、どんなに長い作品でもルール上は可能。

歴代受賞作品一覧[編集]

作品部門[編集]

1990年『髑髏形態ハザマ劇場版』

1991年『ウィンストゲルムの城』

1992年『RUPELIAN KINGHT』

1993年『暗闇学校3年2組』

1994年『残虐王ドアレミス』

1995年『武蔵坊の夕方』

1996年『続・髑髏形態ハザマ』

1997年『白馬の王子を呼びに』

1998年『ドラゴンクローゼット』

1999年『長谷川高校野球部』 

2000年『俊平組劇場版』

2001年『RUPELIAN KINGHT2』

2002年『ベストスマッシュ!!』

2003年『英雄戦士ドミリアン劇場版』

2004年『襷のゴール』

2005年『死の学園Z~王者たちの大決戦~』

2006年『怪物の戦争』

2007年『大海原にさようなら』

2008年『名教師レイナ先生~夏休み編~』

2009年『僕の退屈な日々』

2010年『明日までに告白する』

2011年『弥生伝説』

2012年『大江戸侍又之介-天下分け目の大戦-』

2013年『帰ってきた髑髏形態ハザマ』

2014年『世界終焉記』

2015年『RUPELIAN KINGHT4』

2016年『残穢の太刀』

2017年『青春時代の過ごし方』

2018年『大海龍ベガリアン劇場版』

2019年『姫は眠る、この旅の先で』

声優部門[編集]

1990年 相原綾西

1991年 荻原孝乗

1992年 皆川退助

1993年 手倉森彩

1994年 福山三郎

1995年 田中義斗

1996年 竹山信彦

1997年 長崎歩

1998年 犬飼和也

1999年 田山明彦

2000年 白泉竜也

2001年 戸上正樹

2002年 佐藤洋生

2003年 田口浩太

2004年 大橋龍之介

2005年 三村祐介

2006年 渡良瀬雪子

2007年 松川清二

2008年 宮島祐希

2009年 高野秀喜

2010年 川辺昭夫

2011年 真泉弘

2012年 愛川譲

2013年 住野恒星

2014年 西谷雄大

2015年 滝川尚文

2016年 高井幸介

2017年 雪下愛実

2018年 宇田川昇

2019年 森口颯太

その他[編集]

  • 2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となった。その代わりに、『東京テレビアニメ賞・オールタイムベストアニメ』の投票が行われ、結果2000年の受賞作品『俊平組劇場版』が1位となった。 
  • いわゆる『日本人のテレビ離れ』によって、アニメの人気自体が停滞していることから、本賞の人気も比例して減少傾向にある。2017年の授賞式には過去最低となる、動員数4571人を記録した。
  • 受賞作品のほとんどが漫画を原作とする作品であり、小説を原作とする作品は『俊平組劇場版』と『残穢の太刀』のみである。小説とアニメではジャンルや表現のしかたに違いがあることが原因とされている。