山田和樹

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山田和樹(やまだかずき, 1979年1月26日 -)は、神奈川県生まれの日本の指揮者である。バーミンガム市響首席指揮者兼アーティスティックアドバイザー、モンテカルロ・フィル芸術監督兼音楽監督、東京混声合唱団音楽監督兼理事長、横浜シンフォニエッタの音楽監督、読売日本交響楽団首席客演指揮者。

概要[編集]

東京芸術大学音楽学部指揮科で指揮法を小林研一郎と松尾葉子に師事する。2001年卒業。BBC交響楽団を指揮してヨーロッパでデビュー。同年、ミシェル・プラッソンの代役でパリ管弦楽団を指揮する。2010年9月より2012年8月までNHK交響楽団の副指揮者。 2012年から2018年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者、2014年4月より東京混声合唱団にて音楽監督へ昇格。日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団のミュージックパートナーに就任する。 2016/17シーズンからモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督、2023年4月からバーミンガム市交響楽団の首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーに就任する。 2016年4月まで、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団など欧米のオーケストラで客演指揮する。 2017年9月、2018年4月より読売日本交響楽団の首席客演指揮者に就任する。 2021年9月、2023年4月よりバーミンガム市交響楽団の首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーに就任する。

受賞[編集]

-2009年 - 第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。 -2011年 - 出光音楽賞受賞 -2012年 - 渡邉曉雄音楽基金音楽賞 -2012年 - 齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞 -2016年 - 『柴田南雄生誕100 年・没後20年 記念演奏会』が文化庁芸術祭大賞 -2017年 -『山田和樹マーラー・ツィクルス』が第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞 -2022年 -モナコ公国からシュバリエ文化功労勲章を受章。

人物[編集]

本人インタビューで「僕は余白があって本番まで決めない部分がすごく多い。リハーサルで試しながら『こうかな、ああかな』と決めていくタイプです」と語る。