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2012年3月15日 (木) 03:26時点における小内山晶 (トーク | 投稿記録)による版

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ボクシングが知的スポーツであることへの理解を促し、その技術面が評価されるようにファンの意識を高めていかないといけないというのは帝拳・本田明彦を始めとしてボクシング関係者が長く口にしてきたことだが、これが質的にも量的にもある程度の範囲にとどまったまま改善されないのは、ボクシング人気の低迷と同様、日本でも米国でも変わらない。例えば、西岡 vs. マルケスにおける西岡のポジショニングについて。西岡が定石にとらわれないサークリングをしたことの意味については、日本では香川照之が中継の中で触れ、西岡自身が日本経済新聞で語り[1]、ジョー小泉が『ボクシング・ビート』2011年11月号の中で詳細に説明していることに助けられて、少なくともボクシングに関心がある層の多くは理解している。英語圏では、会場からの観戦内容をリアルタイムで実況する一般の人物がほぼ正しく伝えたりもしている一方で[2][3]、まともなサークリングをするまでに3ラウンドを要したというような極めて質の低い感想を垂れ流すウェブサイトもある[4]。定石を知っている以上は全くの素人というわけでもないのだろうが、こういう恥ずかしい人間は世界のどこにでもいて、今は競技自体が世界的に不人気であるために、技術を伝えるための紙面が制限されたり、あるいは大手紙誌の(専門誌はさすがにそうではなさそうだが、総合誌・一般紙・スポーツ紙誌という大きな括りの中では)編集者・記者も不勉強であったりする。これらさえも試合の内容で惹きつけようとする多くの選手の必死の努力にも関わらず、技術面を評価するための環境整備以前の問題として、低レベルなレフェリングさえもなかなか改善されないままだ。
最近の試合は著作権を全く無視してYouTubeなどにアップロードされており、通常は現役選手の技術的な特徴などは書くまでもないが(書かない本当の理由は公言できるものではないが俺はお人好しではないので)、目に余る誤情報が横行している時、あるいは目に余る醜い現象(例えば清水智信の休養王座とか、HBOがノニト・ドネアの対戦相手や階級変更の時期にまでうるさく口をはさむことなど)が続く時、俺は黙っていられなくなることがある。ただHBOのドネアに対する思惑については、日刊・田口氏が西岡 vs. ドネア実現への希望を繋ぐ記事を書いていたりする現状では[5]、特に他言語圏の人間からも目につきやすい場所にあれこれ書く段階ではないと思う。(敬称略。俺がしばしばウィキペディアよりもここを大切に思うのは、Yourpedia#概要を支持しているからだ。)
--2012年3月14日 (水) 18:26 (UTC)