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'''マンドール'''({{Lang-id|Mandor}})は、[[西カリマンタン]]・[[ポンティアナク市]]郊外(現[[ランダック県]])の地名。1944年1月初旬から6月までの間または同年12月から1945年3月までに発生した[[ポンティアナク事件]]のとき、[[日本占領下の西ボルネオ|同地を占領統治]]していた[[日本海軍]][[海軍特別警察隊|特別警察隊]]によって、「反日陰謀事件に関与した」などの容疑で、(軍法会議で死刑宣告を受けたのは65人だったが)1,054人ないし約1,000人の現地住民がこの地に連行、殺害され、遺体を埋められたことで知られる。同事件はインドネシア語で[[:wiki:id:Peristiwa Mandor|Peristiwa Mandor]](マンドール事件)と呼ばれているが、他にも[[スンゲイ・ドリアン飛行場]]附近で170人が殺害、[[クタパン県]]郊外で約100人が殺害されるなどしている。{{Harv|茶園|1992|pp=149-151}}
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'''マンドール'''({{Lang-id|Mandor}})は、[[西カリマンタン]]・[[ポンティアナク市]]郊外(現[[ランダク県]])の地名。
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[[太平洋戦争]]中、[[日本占領下の西ボルネオ|西カリマンタンを占領した日本軍]]は、この地を[[飛行場]]の建設予定地とした{{Sfn|赤道会|1976|p=59}}。
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==マンドール事件==
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1944年1月初旬から6月までの間または同年12月から1945年3月までに発生した[[ポンティアナク事件]]のとき、[[海軍特別警察隊]]によって、「反日陰謀事件に関与した」などの容疑で(軍法会議で死刑宣告を受けたのは65人だったが)1,054人ないし約1,000人の現地住民がこの地に連行、殺害され、遺体を埋められた{{Sfn|茶園|1992|pp=149-151}}。
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同事件はインドネシア語で[[:wiki:id:Peristiwa Mandor|Peristiwa Mandor]](マンドール事件)と呼ばれているが、他にも[[スンゲイ・ドリアン飛行場]]附近で170人が殺害、[[クタパン県]]郊外で約100人が殺害されるなどしている{{Sfn|茶園|1992|pp=149-151}}
  
 
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*{{Aya|茶園|year=1992}} 茶園義男『BC級戦犯和蘭裁判資料・全巻通覧』不二出版、{{JPNO|92034961}}
 
*{{Aya|茶園|year=1992}} 茶園義男『BC級戦犯和蘭裁判資料・全巻通覧』不二出版、{{JPNO|92034961}}
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*{{Aya|赤道会|year=1976}} ポンチアナク赤道会『続赤道標』{{JPNO|73015036}}
  
 
=== 外部リンク ===
 
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2020年6月22日 (月) 23:15時点における最新版

マンドールインドネシア語Mandor)は、西カリマンタンポンティアナク市郊外(現ランダク県)の地名。

太平洋戦争中、西カリマンタンを占領した日本軍は、この地を飛行場の建設予定地とした[1]

マンドール事件[編集]

1944年1月初旬から6月までの間または同年12月から1945年3月までに発生したポンティアナク事件のとき、海軍特別警察隊によって、「反日陰謀事件に関与した」などの容疑で(軍法会議で死刑宣告を受けたのは65人だったが)1,054人ないし約1,000人の現地住民がこの地に連行、殺害され、遺体を埋められた[2]

同事件はインドネシア語でPeristiwa Mandor(マンドール事件)と呼ばれているが、他にもスンゲイ・ドリアン飛行場附近で170人が殺害、クタパン県郊外で約100人が殺害されるなどしている[2]

付録[編集]

関連リンク[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 茶園 (1992) 茶園義男『BC級戦犯和蘭裁判資料・全巻通覧』不二出版、JPNO 92034961
  • 赤道会 (1976) ポンチアナク赤道会『続赤道標』JPNO 73015036

外部リンク[編集]

座標:0.316470 N 109.336559 E