2014年韓国フェリー転覆事故

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2014年韓国フェリー転覆事故(2014ねん かんこくフェリーてんぷくじこ、朝鮮語세월호 침몰 사고、世越號沈沒事故)は、2014年4月16日大韓民国の大型旅客船「セウォル(世越)」[1]が、全羅南道珍島郡観梅島(クヮンメド)沖海上で転覆・沈没した事故である。

概要

ファイル:MS Sewol Track.jpg
セウォルの航路。仁川港より出港し、観梅島沖で転覆し沈没した。

2014年4月16日午前8時58分頃、韓国仁川の仁川港から済州島へ向かっていた、清海鎮海運(チョンヘジンかいうん、청해진해운)所属の大型旅客船「セウォル(世越: SEWOL)」が、全羅南道珍島郡観梅島(クヮンメド)沖海上で転覆し、沈没した。事故が発生したセウォルは、修学旅行中の安山市檀園高等学校2年生生徒325人と引率教員14人[2]の他、一般客108人、乗務員29人の計476名が乗船し、車両150台余りが積載されていた。

大韓民国国立海洋調査院한국어版によると、現場周辺は水深27m-50mで目立った暗礁はなく、16日午前時点で視界は良好、波高約1mと、航行の安全に影響するような自然条件はなかった[3]

同国での海難事故としては、1993年10月に全羅北道扶安郡蝟島面格浦里の沖合で292人の死者を出した『西海フェリー沈没事故』を上回る、21年ぶりの大惨事となる[4]

前運航会社であることや建造した日本の造船所が同じことや事故形態が似ていることから、2009年11月に三重県で発生した「ありあけ」座礁横転事故と比較された[5][6]


出典

関連文献

関連項目

外部リンク

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