装甲騎兵ボトムズ
提供: Yourpedia
装甲騎兵ボトムズ(そうこうきへいぼとむず)は、日本サンライズ制作のTVアニメ。1983年(昭和58年)4月1日から1984年(昭和59年)3月23日まで、テレビ東京系列で毎週金曜日17:55 - 18:25に放送された。監督は高橋良輔。全52話。
概要
- 主人公キリコがヒロイン・フィアナを追って宇宙中を戦闘、放浪する物語である。そのため女性ファンが当時のロボットアニメの中では多い方であった。しかし続編・『赫奕たる異端』でヒロインを死なせたため女性ファンから反発を受けた高橋良輔は『オチを作るならアレしかない。だから続編は作りたくなかった。』と述べている。そのせいなのかは不明だが『赫奕たる異端』以降長期に亘り続編が制作されていない。
評価
- ボトムズファン以外というよりガンダムファンから俗に『リアルロボットアニメの最高峰』などと批評される。高橋のインタビューによると『リアルを目指すつもりはなく、軍用車の代用になるロボット世界を作ってみたかった事、ロボットが巨大すぎると絵を描くときにアニメーターによって大きさが異なる状態を防ぎたかった事』などが制作の動機である。
- 実際のボトムズファンがAT(ロボットの名称)を好む理由はリアルよりも、動きの面白さである。具体例を挙げるなら顕微鏡のような三連式スコープ、アームパンチや降着ポーズなどのギミックや、戦闘中にコックピットを開閉して攻撃などの他にはない演出、すぐに燃料に引火したり装甲が脆く弾が即貫通するなどの緊張感を盛り上げるガジェットなどである。
- 押井守は後に『先を越された。そのためパトレイバーを警察物にした。』と述べている。
悪評
- 『コードギアス 反逆のルルーシュ』の監督のインタビューにおいてATのデザインをダサいと述べた上、上記作品の人型機動兵器ナイトメアフレームはコックピットの位置を工夫した事により洗練されたデザインに仕上がっていると述べた。