花岡平和記念館
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花岡平和記念館(はなおかへいわきねんかん)は、秋田県大館市花岡町前田にある、花岡事件の常設資料展示施設。2010年4月17日に開館した。
設立の経緯
2000年に和解が成立した花岡事件の対鹿島訴訟の和解条項では、原告団が鹿島建設との交渉当初から主張していた、事件を記念する施設の建設に関しては合意がなされず、原告団やその支援者にとって和解後の大きな課題と考えられていた[1]。
2002年4月17日[2]に大館市でNPO法人・花岡平和記念会が設立され、花岡事件の常設資料展示場の建設のための寄附を呼びかけ、2009年6月までに約4,000万円の寄附金が集まった[3]。
これにより同会は同市花岡町前田[4]に記念館の建設用地を取得、2009年11月に建物が竣工し、2010年4月17日に一般公開された[5]。
外部リンク
- 内閣府NPOホームページTOP > NPO法人ポータルサイト > 花岡平和記念会 2018年1月3日閲覧
脚注
参考文献
- 大館郷土博物館(2014) 大館郷土博物館 > バーチャル博物館 > 展示館2F > 花岡事件 2018年1月3日閲覧
- 李(2010) 李恩民「日中間の歴史和解は可能か-中国人強制連行の歴史和解を事例に」北海道大学スラブ研究センター内 グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成:スラブ・ユーラシアと世界」『境界研究』No.1、2010年10月、pp.99-112
- 新美(2006) 新美隆『国家の責任と人権』結書房、4-342-62590-3