神道原理主義

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神道原理主義(しんとうげんりしゅぎ、Shinto fundamentalism)とは、神道原理主義(ファンダメンタリズム)とされるもの。日本的原理主義、靖国原理主義とも呼ばれる。天皇を(神の代理人や預言者ではなく)現人神、つまりヒトの姿をした神と扱って敬い、その言動を絶対視する考え方。

福音主義者岡山英雄は、多神教的である神道を、国家統一・国民統合のために、一神教的に作り変えられたものが、神道原理主義としての国家神道であると論じている[1]

ウィリアム・アンド・メアリー大学のWalter Skyaによれば、

  1. 戦前の日本では国家神道イデオロギーにより、民主主義が滅ぼされた。
  2. 次に日本の民衆はこれによって戦争に導かれた。
  3. 日本人が狂信的な神風自殺攻撃等を行ったのは、この原理主義のためである。

としている。 また、彼はイスラーム自爆テロと日本の神道ラディカルを比較している。

脚注

  1. JEMA神学特別委員会JEA神学委員会編パンフレットNo.6『原理主義』に対する応答確認と議論のための質問の脚注から。

参考文献

  • ’’Japan's Holy War: The Ideology of Radical Shinto Ultranationalism’’ (Asia-Pacific: Culture, Politics, and Society) Walter Skya
  • 『靖国神社「解放」論』稲垣久和 光文社
  • 『戒名と日本人-あの世の名前は必要か』保坂俊司 祥伝社 ISBN 4396110499

外部リンク