社会科学研究会
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社会科学研究会(しゃかいかがくけんきゅうかい)、略称・社研(しゃけん)は、大正期に全国25の旧制高等学校で組織された社会主義の学生団体[1]。1924年に文部省によって解散を命じられた[2]。命令の後、文部省は「思想善導」のため東京大学経済学教授だった河合栄治郎に講演行脚をさせた[3]。一高と三高には残ったが、それらもやがて弾圧された[1]。
東京帝国大学の学内の社研は正式には学友会社会科学研究部で、運動部と並立する組織だった[4]。会員総数は400人近く、マルクス主義をテーマとした研究をしていた[4]。
付録
脚注
参考文献
- 石堂 (1986) 石堂清倫『わが異端の昭和史』勁草書房、ISBN 4326151749