日向灘
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日向灘(ひゅうがなだ)とは、北西太平洋の一部で、宮崎県東部沖合の海域。
黒潮が都井岬沖を経て四国沖に達するため、イワシ、マグロ、カツオの回遊する好漁場になっている。また、景観が美しく日豊海岸や日南海岸といった国定公園、更にシーガイアなどの観光資源にも恵まれている。
かつては碁石の産地として知られていたが、現在は原料となるハマグリが絶滅寸前に追い込まれている[1]。
今では絶滅したと見られるが、シロナガスクジラ[2]などの大型種やイルカ[3]などの小型種にいたるまでの多様な鯨類、大淀川河口のニホンアシカの棲息地など、豊かな生態系が存在した。日南市には「いるか岬」と呼ばれる地名も残る。
日向灘に流れ込む主な川
関連項目
脚注
- ↑ 日向特産 はまぐり碁石ができるまで - 日向はまぐり碁石まつり 日向市公式ウェブサイト内。
- ↑ 日本沿岸の個体群はすべて絶滅したと思われる
- ↑ イルカ岬という地名が現在でも残る