大宮八幡宮 (三木市)

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大宮八幡宮 (おおみやはちまんぐう)は、兵庫県三木市本町二丁目にある神社祭神応神天皇氏子は12ヶ町、約3000戸。地元では”大宮さん”と親しまれて呼ばれている。特に毎年、体育の日の前の土曜日に行われる例祭である神幸祭は、播州三大祭りの一つに数えられ、2トンの播州布団屋根屋台を担いで85段の石段を登りきる宮入りが圧巻。


歴史

所在地

兵庫県三木市本町2丁目19番

年中行事

  • 1月1日 歳旦祭
  • 1月第2日曜日~第4日曜日 厄除祭
  • 1月15日 とんど祭
  • 1月第3日曜日 鬼追式 (江戸時代初期に始まる神仏習合時代の形を残した貴重な伝統行事)
  • 1月25日 天神祭
  • 2月節分の日 節分祭
  • 2月17日 祈年祭
  • 3月二午の日 稲荷春祭
  • 4月第1日曜日 総代就退任奉告祭
  • 6月25日 物故者慰霊祭
  • 6月30日 大祓式
  • 7月9日 金比羅祭
  • 7月20日 祇園祭
  • 7月25日 天神祭
  • 9月15日 稲荷秋祭り
  • 10月5日 祝田社本宮祭
  • 体育の日の前の土曜日 例祭 神幸祭 (播州三木の秋祭りを代表する祭りで2トンの屋台を担いで大宮八幡宮参道の85段の石段を登る様が圧巻)
  • 体育の日の前の日曜日 還幸祭
  • 11月中 七五三祭
  • 11月23日 新嘗祭
  • 12月31日 大祓式
  • 12月31日 御神火授与祭

その他、毎月1日月次祭

秋祭り(例大祭)

ファイル:三木大宮八幡宮屋台宮入Img355A.JPG
宮入りの様子(石段を登りきったところ)

播州三大祭りの一つにも数えられ、各地区から宮入りする絢爛豪華な布団屋台が85段の石段をよろめきながら登りきる勇壮な姿は観衆を圧倒する。例大祭は例年、体育の日の前の土曜日が宵宮、翌日に本宮を迎える。宵宮は午後5時より催される。同日には同じく三木市の近在の岩壺神社の例祭も行われ、町は祭り一色になる。例祭日は当時三木の領主である中川右衛門太夫秀政が社殿を再建造営した1583年(天正11年)9月13日(旧暦)を起源としている。その昔、高木地区や平田地区が大きな餅を五穀豊穣の感謝をあらわし、奉納したのが始まりといわれ、江戸末期にはすでに現在の祭りの形態が出来ていたといわれる。

祭りはまず、氏子より選ばれた女児が浦安の舞を奉納することに始まる。神幸の儀が斎行され御神輿に御霊代を奉遷する。同時に各地区の屋台(明石町、新町、全末広、下町、栄町、高木、平田、大村)が町を練り歩き、最後に神社の85段の急峻な石段を登り切り宮入りを果たし拝殿前で御神輿を迎える。祭りのクライマックスはこのあたりで、ほとんど法悦状態となった男女で境内は異様な熱気に包まれる。氏子より選ばれた男児が御神輿を捧與し、猿田彦神の先導により、役員らが神宝を捧持し氏子町内を神幸する。神幸は大神様と氏子が親しく交わることができる年に一度の機会でもある。氏子町内を神幸した神輿は、高木の御旅所にて一夜を過ごし、翌日再び氏子町内を神幸の後、各町の屋台に見送られ本殿に鎮まり、祭りは終結する。

文化財

交通

周辺情報

関連項目


外部リンク