吸江英心

吸江 英心（きゅうこう えいしん、? - 天文24年1月5日（1555年1月27日））は、戦国時代の日本の曹洞宗の僧侶で、甲斐武田家の一族。

生涯

武田信縄の「次子」とされており、信虎のすぐ下の弟で、勝沼信友より年長者だった可能性がある。信縄の命令で僧侶となり、天桂禅長の弟子となっているため、信縄死去の永正4年（1507年）以前に、かなり早く僧侶にされたと推定されている。

永正16年（1519年）に信虎が甲府に移ると、天桂を開山として、その菩提寺として甲府に大泉寺を建立し、自らは大泉寺2世となった。英心は甥の武田晴信の時代である天文24年（1555年）1月5日に死去した。

参考文献

• 柴辻俊六 編『武田信虎のすべて』（新人物往来社、2007年） ISBN 978-4-404-03423-6