古在由直
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古在 由直(こざい よしなお)は、1925年頃の東京帝国大学の総長[1]。石堂次三郎の農科の先輩にあたる[1]。息子の古在由重は学生運動に加わり、治安維持法違反で検挙された[1]。
総長在任中、警察の構内立ち入りを拒否し続け、警察沙汰になった程度では学生を処分しなかった[2]。内務大臣から警察の介入を申し入れられていたが、辞職してそのことを天皇に奏上するといって申し入れを断念させたと言われていた[2]。当時早大ではビラ撒きなど些細なことでも学生が処分されており、このため東大の新人会員が早大へ行ってビラを撒いていた[3]。
付録
脚注
参考文献
- 石堂 (1986) 石堂清倫『わが異端の昭和史』勁草書房、ISBN 4326151749