千葉大医学部集団強姦事件

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千葉大医学部集団強姦事件とは、2016年9月に発生した、吉元 将也、山田 兼輔、増田 峰登ら千葉大学医学部学生による輪姦事件である。

新たに30歳医師を逮捕=県警、容疑者学生実名も公表―千葉大女性集団暴行事件

千葉大医学部の男子学生3人が女性に集団で性的暴行をしたとして逮捕された事件で、千葉県警は2016年12月5日、新たに医師の藤坂悠司(30)=千葉市中央区院内=を準強制わいせつで逮捕した。

県警によると、大筋で容疑を認めているという。

同事件で県警は、被害者への配慮や捜査への影響を理由に、先に学生3人を逮捕したことを公表しなかった。今回の逮捕に合わせて、容疑者全員の実名や住所を発表した。県警捜査1課は今回発表した理由について「捜査の見通しがつき、被害者からある程度理解が得られたため」などと説明した。

発表によると、医学部学生3人は集団強姦致傷で11月21日に逮捕された。逮捕されたのは吉元将也(23)=千葉市中央区亥鼻=、山田兼輔(22)=同区旭町=、増田峰登(23)=同区本町=の3容疑者。いずれも当初容疑を一部否認していたが、今は大筋で認めているという。

3人は共謀し、9月20日午後7時半から翌21日午前0時半ごろまでの間、千葉市内の飲食店で知人の20代女性にわいせつな行為をした上、同午前5時ごろまでの間、増田宅でもわいせつな行為をし、けがをさせた。

藤坂は吉元、山田両容疑者と共謀し、9月20日午後10時から約2時間半、同じ飲食店で、酒を飲んだ被害女性にわいせつな行為をした。

県警は他にも複数の人物が事件に関与したとみて、捜査を続けている。

千葉大「かなり重い処分になる」集団強姦

5時間にわたる飲み会で一体何があったのだろうか。千葉大学医学部の男子学生らによる集団強姦事件で、学生らが女性を泥酔させ、犯行に及んでいたことがわかった。

千葉大学・中谷筆頭理事「当該学生及び研修医が行った行為は人として、ましてや“医師”としてまた“医師を志すもの”にとってあってはならないことです(6日の会見)」

現役医師の藤坂悠司(30)は、2016年9月に千葉市内の飲食店で開かれた飲み会で、20代の女性に対して、わいせつな行為をした疑いで12月5日、逮捕された。警察は同時に犯行に関わった3人の医学部の学生の名前も公表。集団強姦致傷で11月逮捕された増田峰登(23)、同じく山田兼輔(22)、吉元将也(23)。いずれも千葉大学医学部の学生たちだった。

吉元を知る人「けっこう“文武両道”で部活も勉強もしっかりやっていたイメージがあります」「万能なイメージはありました」吉元は医学部のスキー部に、増田と山田はラグビー部に所属し、「文武両道」と思われていた学生たちによる卑劣な犯行だった。医師の藤坂容疑者は、2016年8月下旬から9月下旬まで行われた実習で、3人をサポートする立場にあった。

一夜明けた6日、大学には動揺が広がっている。

学生ら「医学部ということで、将来医師として困っている人を救う立場になる人が、弱い立場の人を無理やりというかやってしまうのは残念だなと」「(藤坂は)さすがに指導する立場の人間のはずなので、ただ残念」「実習がはじまると自覚を持つようになるらしいんですけど、(医学部が)派手だなと思うことがありはする」「薬学部よりもチャラチャラしているというか、女性関係」「シチュエーションを考えると、実習(後の飲み会)とかなのかな」

事件の発端となった「飲み会」は2016年9月20日、千葉市内の飲食店で午後7時半から午前0時半までの約5時間にわたり行われた。飲み会には10数人が参加し、藤坂は遅れて来たという。大学によると、「飲み会」は実習の打ち上げだったとみられるという。学生らは酒に酔った被害者の女性をトイレに連れ込み、代わる代わる性的暴行を加えていたとみられている。その後、学生3人は女性をタクシーで増田の自宅へ連れ帰り、さらに暴行を加え、けがをさせた。これまでの調べに対し、藤坂と学生3人は、おおむね容疑を認めており、警察は犯行の計画性についても調べている。

一方、大学側は逮捕された4人の勤務態度や学習態度には、特に問題がなかったとしている。しかし、今後の対応については―

千葉大学・中谷筆頭理事「学生及びその研修医につきましては、かなり重い処分になると考えております」

警察の捜査で中断していた大学の調査を再開し、処分を検討するとしている。

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