五色随筆

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五色随筆(ごしょくずいひつ)とは、随筆の一形式であるが、いくつかの制約があり半定型詩自由詩という側面もある。

定型

[インキピット]▼[本文]▼[結び]#[タグ]

以上、140字以内。これを「一趣」と数える。
「一首」だと紛争等を想起しやすいため。
内容は一趣で完結する。

改行マーク「▼」

「▼」は改行を意味するが、実際に行を変えるのではない。
次の「▼」までの間を、一行と呼ぶ。
この記号は、新聞のコラム欄でよく見られる。

インキピット

最初の一行は、シリーズ・タイトルに充てる事ができる。
同じ題材で複数趣を作るときに用いる。
各趣は、140文字以内に納める。

本文

複数の▼を擁することが多い、趣の本文。
ごく短い趣であれば、▼を全く用いない事がある。
その場合、インキピットと結びを省略できる。

結び

書き手からのメッセージを、短く書く。
インキピットと同じく、定型文を作って充てること。
例:「情報求ム。」「挑戦待つ。」「鋭意制作中。」など。

本文その二

複数の▼を用いて、なおかつインキピットと結びを省略する。
初心者は、そのように作る方が良い。
気に入った冒頭や末尾が作れたら、それを次に使うとき以降、インキピットや結びとすれば良い。

タグ

ツイッターで用いるタグだが、紙面でも欠かせない。
タグは次の5通りがあり、趣がどの分野に属するかを表す。
分野の振り分けは、書き手に一任される。

1.よろん:仕事や政治経済、金銭問題や法律係争などの話。
2.暮らしグルメ:料理を始めとする、生活の中で見つけた話。
3.サイコホラー:心に起きる異変など、狂気や非日常の話。
4.格闘!:伝統武術からケンカやイジメまで。荒事の話。
5.健全同人コーナー:芸能人やマンガなどに関する話。

特徴

コラム文、ツイッター文に適した新型である。
雑記帳の片隅に記すのが妥当な、個人の心の裡を書き留める文学。

導入例

1.キ○ガイの発想VoL.1~キ○ガイの発想VoL.41
2.五色随筆「サケカンが・・・」@sakekanga

いずれの例も、形式と内容に問題が多々あり、一部または大部分が不完全である。

関連項目


ウィキペディア無し small.png ウィキペディアにも「五色随筆」の項目が執筆されていましたが、削除されてしまいました