三菱ふそう・FKシリーズ
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三菱ふそう・FK・FMシリーズは、1976年から1986年まで三菱自動車工業(現:三菱ふそうトラック・バス)が製造していた中型トラックである。Fシリーズの中型版である。
概要
それまで型式の数字で車系が異なっていたTシリーズに代わって、本車では基本的な車系がアルファベットのみで表記されるようになった。以降、後継車の三菱ふそう・ファイターにも車系が受け継がれている。セミトラクタはローマウントキャブとハイマウントキャブの2種類が存在していた。また、後期型ではFMはFシリーズ(大型車)とキャブを共有していた。Fシリーズ(大型車)同様、フロントグリルが堺正章に酷似している。
歴史(中型車)
- 1976年6月27日 Tシリーズ中型車の後継車として登場。エンジンはV型6気筒およびV型8気筒予燃焼室式の6DC2と8DC2、8DC6を搭載。
- 1977年7月 一部改良。FM(大型仕様車)を追加。フロントグリル中央にM字のエンブレムを追加。
- 1979年10月 37車種が一斉にマイナーチェンジ。通称「ブラックマスク」と呼ばれる黒一色のフロントグリルに変更、乗用車などへの幻惑防止措置として前期型よりヘッドランプの位置が下げられた。昭和54年排出ガス規制適合、直列6気筒ターボ、新開発の8DC9型NA・ターボエンジン車追加、助手席セーフティウインドウが装備された。テールランプを丸型から小糸製の角型へ変更。また、大型仕様のFMはFシリーズ(大型車)の8t積みFPと同じ外観となる。
- 1982年3月 一部改良。ショートキャブ車のFHを追加(後のファイターミニヨン)。
- 1984年2月 フルモデルチェンジ。2代目となる新型のFK・FMシリーズはファイターと命名される。
- 1986年2月 ショートキャブ車のFHがフルモデルチェンジ。2代目となる新型のFHはファイターミニヨンと命名される。
ラインアップ
- FK(下記のモデル以外は全て形式がFKとなる)
- FM(高床仕様、7~8t積)
- FH(ショートキャブ車)
関連項目
- 三菱ふそう・Fシリーズ - 同時期の大型車。
- 三菱ふそう・ファイター - 後継車。