三教(さんきょう,さんぎょう,Three religions)は3つの宗教をいう。時代や場所により内容は異なる。
概要
平安時代
1797年(延暦16年) 、弘法大師・空海は『三教指帰』[1]を著し、儒教・道教・仏教の三教を比較して特質を論じた。
中世
道元は『正法眼蔵』[2]により、儒教・仏教・神道の三教一致を厳しく批判した。
江戸時代
江戸時代は「神道・儒教・仏教」を三教としており、江戸の思想を支配していた[3]。
参考文献
- ↑ <弘法大師(1797), 加藤精神訳(1935)『三教指帰』岩波書店
- ↑ 道元(1253), 水野 弥穂子(1990)『正法眼蔵』岩波書店
- ↑ 森和也(2018)『神道・儒教・仏教 ─江戸思想史のなかの三教』筑摩書房