三島丸 (1909)

三島丸（みしままる）は、日本郵船が所有していた貨客船。1909年に竣工し、欧州定期航路に就航した。

建造

• 1906年に欧州航路用の第1次代替船として建造が計画・発注され、神戸川崎造船所が建造、1909年に竣工した。

船主・船名

• 日本郵船による新造船。
• 船名は三島神社に因んで付けられた。

性能

船種

客船

総トン数

8,500トン

最高速力

15ノット

航路

• 欧州定期航路に就航した。

震災時の救援活動

• 1923年9月1日の関東大震災のとき、たまたま横浜のドライドッグに係留中で、震災による避難民を救助し約3千名を船上に収容した。

姉妹船

神社型6姉妹船

1906年に同時に建造が発注された、8千トン級・15ノットの性能を持つ、神社に因んだ船名の6隻の貨客船。

賀茂丸 - 平野丸 - 三島丸 - 宮崎丸 - 熱田丸 - 北野丸

参考文献

• 野間(2008) 野間恒『増補 豪華客船の文化史』NTT出版、2008年、ISBN 9784757141889
• 松井(2006) 松井邦夫『日本商船・船名考』海文堂出版、2006年、ISBN 4303123307

外部リンク

• 日本郵船ホーム > 海風日記 > 「航跡」バックナンバー > ドライカレーと福神漬け 2017年9月20日閲覧。