マリー＝クロード・トゥヴニー

マリー＝クロード・トゥヴニー（Marie-Claude Theuveny, 1931年10月22日 - 2012年7月23日）は、フランスのヴァイオリン奏者。

パリの出身。５歳の頃からカルメン・フォルテにヴァイオリンの手解きを受ける。第二次世界大戦中はグルノーブルでルイーズ・メルシエに師事。戦後はパリ音楽院に入学してルネ・ベネデッティのクラスに入りつつ、ジョルジェ・エネスクの薫陶を受けた。パリ音楽院は1947年にプルミエ・プリを取得して卒業したが、その後もエネスクの許で学び、1952年にはエネスクの指揮するラムルー管弦楽団と共演してデビューしている。1958年に作曲家のピエール・プティと結婚。1969年から母校のパリ音楽院でミシェル・オークレールの助手の職を得、1998年までパリ音楽院で後進の指導に当たった。1999年からエコール・ノルマル音楽院に転じて教鞭を執った。

ブローニュ＝ビヤンクールにて死去。