ハミルトンガメ

生態と特徴

甲羅はゴツゴツしていて黒に白色放射状の模様が存在し、顔と前肢と後肢には黒に白の水玉模様がある。貝類や甲殻類等の動物質のものから、水草等の植物質の物まで餌は多岐に亘る。形態は一般的にゼニガメとして売られている、クサガメに似ている。インドやバングラディッシュ等に生息しており、ハミルトンクサガメの別名もあり甲長は最大で約40cmまで成長するものと思われる。

過去と現在

ペットとして乱獲されたが、しかし1975年にワシントン条約付属書Ⅰにより国際的な商取引は厳しく規制された。学術的等の目的もしくは、ペット用の用途での国際的な商取引を特別に許可するスイスのサイテス事務局と呼ばれる場所での許可を得た施設でない限りは、輸出入が出来ない。しかし国内では辛うじてコンスタントに繁殖されており、そういった個体が野生動植物種登録票を添えてペットショップで取引されている。

飼育方法

一般に飼育されている水棲の亀に準ずる飼い方がされており、将来は相当大きく成ることは覚悟の上で飼育に臨みたい。