ニューカレドニア

ニューカレドニア(Nouvelle-Calédonie/New Caledonia)は南太平洋のフランス領の島である。珊瑚礁が世界遺産として登録されている。

概要

本島はニューカレドニア島(フランス語でグランドテール島(Grande Terre)であり、面積16,372km2、長さは350km、幅は50から70kmある最大の島である。オーストラリアの西方にある。世界有数のニッケル産出地である。

イギリスの探検家のクックが発見し、19世紀にフランスに併合された。現在は人口約27万人である。。

1980年代からメラネシア系先住民カナックによる独立運動が発生し、2021年12月12日、独立の是非を問う住民投票が行われる^[1]。

過去2回の投票で独立はいずれも否決されているが、2018年の第1回投票で43％、2020年の第2回投票は47％と上昇している。

ニューカレドニア(Nouvelle-Calédonie/New Caledonia)は南太平洋のフランス領の島である。珊瑚礁が世界遺産として登録されている。

本島はニューカレドニア島(フランス語でグランドテール島(Grande Terre)であり、面積16,372km2、長さは350km、幅は50から70kmある最大の島である。オーストラリアの西方にある。世界有数のニッケル産出地で、主要産業はニッケル鉱業と観光業である。

1774年、イギリス人の探検家のクックが西洋人として初めてニューカレドニアを発見した。1853年にフランスが併合し、1946年には海外領土とした現在は人口約27万人である。ニューカレドニアには仏海軍の駐留地があり、太平洋のフランス海軍の重要拠点となっている。

1960年代には欧州系との貧富の差に不満を持つメラネシア系先住民カナクを中心に独立を求める運動が発生し、2021年12月12日、独立の是非を問う住民投票が行われる^[2]。

過去2回の投票で独立はいずれも否決されているが、2018年の第1回投票で43％、2020年の第2回投票は46％と上昇している^[3]。