トヨタ・プレミオ
テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 トヨタ・プレミオ(Premio)はトヨタ自動車製の5ナンバーサイズノッチバックファミリーセダン。
ファミリーセダンであるプレミオは、コロナの後継車にあたり、最終型コロナではサブネームのついたコロナプレミオだったが、現行型より単独名のプレミオになった。トヨタではこのイメージチェンジによってユーザーの若返りを目論んでいた。しかし実際は既存のコロナから代替した60歳以上の高齢ユーザーが圧倒的に多い。
目次
歴代モデル
初代(T240系、2001年-2007年)
2001年12月25日発売。コロナ時代から数えて12代目にあたる。アリオンとの姉妹車であり、基本部分は共通となっているが、エクステリアは差別化され、スポーティで若々しいキャラクターのアリオンに対し、プレミオはエレガントで上級感のあるキャラクターを与えられている。価格は、アリオンとほぼ共通であるが、外観にサイドモールやメッキパーツ、リアフォグランプを使用しているため、アリオンよりも数万円高い。その車の性格故に姉妹車のアリオン(当時)や格下のカローラセダン(当時。ただしカローラセダン用のエアロパーツは2004年4月以降の後期型のみディーラーオプションとして用意)と違いディーラーオプションなどでエアロパーツやローダウンスプリングなどのドレスアップ用アイテムが用意されないのがプレミオの大きな特徴となっている。姉妹車のアリオン同様、MT車の設定は無い。
プレミオのセールスポイントは、5ナンバーサイズでありながら、クラス最長(デビュー時)の2,700mmのホイールベースを活かした広い室内である。特にリヤシートの足元のスペースは当時のクラウンクラス並であった。また、リヤシートはハッチバックやワゴンのように、ダブルフォールドで倒すことができ、トランクルームと後席をつなげて、フラットな荷室として使用できる(その構造上、本来の4ドアセダンと異なりリアのバルクヘッドが無いのでボディ剛性に関しては不利になる場合もある)。また、この機構を採用したことにより、このクラスのセダンでは珍しく、リヤシートのリクライニング機構を装備していた。
ベースとなったのは、V50系ビスタから採用されたFFミドルクラスプラットホームを改良したものだった。
販売台数
- 2001年 1,563台
- 2002年 5万8,800台
- 2003年 4万3,987台
- 2004年 3万5,766台
- 2005年 3万3,729台
- 2006年 3万2,015台
年表
- 2001年12月25日 発売
- 2002年10月22日 1.5Fと1.8Xに「スタンダードパッケージ」を追加設定
- 2003年4月2日 1.5Fと1.8Xに特別仕様車「Lパッケージ・リミテッド」を発売
- 2004年12月20日 マイナーチェンジ
- 2005年10月11日 1.5Fと1.8Xに特別仕様車「Lパッケージ・リミテッド」を発売
- 2006年8月2日 1.5Fと1.8Xに特別仕様車「プライムセレクション」を発売
2代目(T260系、2007年-)
概要
2007年6月4日発表、発売。先代モデル同様、5ナンバーサイズをキープ。基本的にスタイリングはキープコンセプトで姉妹車のアリオンや格下のカローラアクシオ、更に格下のベルタと違いこれまで通りエアロパーツは用意されないものの、今回のT260系プレミオではローダウンスプリングや17インチアルミホイールがディーラーオプションで用意される(この点に関しては前述のT260系アリオン、E140系カローラアクシオも同様)。2007年冬にはバルブマチック対応の2リッターエンジン(3ZR-FAE型)が追加される予定。
形式が「T240」から「T260」に飛んでいるのは、「T250」がアベンシスに振られているためである。
エンジン・トランスミッション
- 搭載エンジン
- トランスミッション
- Super CVT-i (自動無段変速機)のみ
グレード
- 1NZ-FE VVT-i (1.5L)
- F
- F "Lパッケージ"
- 2ZR-FE Dual VVT-i (1.8L)
- X
- X "Lパッケージ"
- X "EXパッケージ"
駆動方式は、FFを基本とするが、1.8Lは全グレードにVフレックスフルタイム4WD車を設定する。
取り扱いディーラー
取り扱いはコロナ同様、トヨペット店で取り扱う。大阪地区のみトヨタ店で取り扱っていたが、名称変更により2006年8月8日をもってトヨペット店の販売になった。