デオキシス
デオキシス | |
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全国 | 386 |
ジョウト | |
ホウエン | 202 |
シンオウ | |
英語名 | Deoxys |
進化 | |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | なし |
世代 | 第3世代 |
ポケモン学 | |
分類 | DNAポケモン |
タイプ | エスパー |
高さ/重さ | 1.7m/ 60.8kg |
特性 | プレッシャー |
デオキシスは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター (モンスター)のうちの一種である。
特徴
宇宙ウィルスがレーザーを浴びて突然変異で誕生したと言われる隕石型のポケモン。
胸の水晶体が本体であり、ここからレーザーや念力を発射し、水晶体以外の身体の形状・性質を自在に変化させることが出来る。
ゲームでのデオキシス
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』で初登場した幻のポケモン。『ルビー・サファイア』発売時点ではデータしか存在しておらず入手が不可能だったが、その後発売された『赤・緑』のリメイク作である『ファイアレッド・リーフグリーン』で入手が可能になった。しかし、『裂空の訪問者デオキシス』の特別前売り券に付いてくる「オーロラチケット」(ゲーム内アイテム)を持っていなければデオキシスの出現する場所に行く事すら出来ないので、入手はかなり困難といえる。戦闘時のBGMは、デオキシス限定のものである(ちなみに逃がしてしまっても殿堂入りさえすれば再び戦える)。
デオキシスはGBA版のシリーズでは、ゲームソフトの種類により「フォルム」が変わるのが特徴。一体のポケモンではあるが別のポケモンとして扱われるのは「ミノマダム」にも受け継がれられている。
- ノーマルフォルム - 「ルビー・サファイア」での姿。攻撃力・特殊攻撃力・素早さが非常に高い。一応4フォルムの中で最もバランスはとれているとされてはいるが、防御力・特殊防御力は低くアタックフォルムの調整版的位置付け。
- アタックフォルム - 「ファイアレッド」での姿。4フォルムの中で攻撃力・特殊攻撃力が最も高く、どちらの能力も全ポケモンの中で最強を誇る。また、素早さもトップクラス。その反面、防御方面がノーマルフォルムのデオキシスよりも弱い。
- ディフェンスフォルム - 「リーフグリーン」での姿。4フォルムの中で防御力・特殊防御力が最も高い。
- スピードフォルム - 「エメラルド」での姿。4フォルムの中で素早さが最も高く、全ポケモン中でも1位。他の能力はノーマルフォルムに比べると攻撃面は劣るが防御面は勝っており、能力のバランスがもっとも取れている。
なお、ファイアレッドもしくは、リーフグリーンにデオキシスを交換すると、交換してもらった側が親でないと、デオキシスはバッジを全て集めたとしても、いうことをきかない。
『ダイヤモンド・パール』でも、劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライの前売り券にデオキシス引換券が付いてきて、入手が出来た。フォルムチェンジはトバリシティにある4つの隕石をそれぞれ調べる事でできる。
GCソフト「ポケモンコロシアム」には、デオキシスのフォルムがノーマルフォルムしか登録されていなかったため、多くのユーザーが混乱した。
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』では本編クリア後、さらにいくつものダンジョンをクリアして出現する「いんせきのどうくつ」に登場。アイテムを3個しか持ち込めない・入れるのは1体のみ・各階にいるデオキシスの幻(アタック・ディフェンス・スピード各フォルムのいずれかが担当)を倒さないと下に降りられないという特別ルール尽くしのダンジョンを最低2回クリア(条件付き)してようやく仲間になる。ルギアと同様にレベル100の時にステータスの数値がドーピングアイテムなしで全て100を超える。階層が変わる毎にランダムでフォルムが変わるという特徴を持つ。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではモンスターボールから出現するポケモンの一体。アタックフォルムで登場し上空から真下に「はかいこうせん」を照射して攻撃を行う。幻のポケモン扱いなので出現確率は低い(ただしミュウ・セレビィ・ジラーチに比べれば確率は高く、同作における伝説のポケモン系統の出現率である)。幻のポケモンとしてはマナフィと共にシリーズで初めて攻撃してくる(ミュウ・セレビィ・ジラーチは「そらをとぶ」だけ)ポケモンである。声優は小西克幸が担当。
アニメでのデオキシス
スペシャル番組「ポケモンレンジャー デオキシス・クライシス」に登場。この時はスピードフォルムにも変化した。また、ノーマルフォルムの状態でないとキャプチャーできないという事実が明らかになった。
ポケモンカードでのデオキシス
ポケモンカードゲームにおけるデオキシスは、超タイプのたねポケモンとして扱われている。 現在、「デオキシス」「デオキシスex」「裂空のデオキシス」の三種類が登場している。「デオキシス」においてはδ種も存在している。ノーマルフォルムは無、アタックフォルムは悪、ディフェンスフォルムは鋼、スピードフォルムは雷タイプである。「裂空のデオキシス」においては、「映画公開記念VSパック-裂空のデオキシス-」にスペシャルチェンジングカードとして全フォルム(スピードフォルムは当時公開されていなかったので、入っていない)に対応したカードが収録されている。 HPは60~110。弱点は超タイプで、抵抗力はなし。全員が他のデオキシス、すなわち、ノーマルフォルム、アタックフォルム、ディフェンスフォルム、スピードフォルムと入れ替われるポケパワー、「フォルムチェンジ」を持っている。
ノーマルフォルムは、「リンクブラスト」、「クリスタルレーザー」、「エネバースト」、「オゾンホール」というワザが使える。 アタックフォルムは、「エナジークラッシュ」、「エネループ」、「サイコバースト」、「オゾントルネード」というワザが使える。 ディフェンスフォルムは、「バリアアタック」、「デルタリダクション」、「サイコシールド」、「オゾンドレイン」というワザが使える。 スピードフォルムは、ゲームでも使えた「スピードスター」に加え、「テレポートブレイク」、「スピードウェーブ」というワザが使える。
デオキシスexのサイコバーストのリスクを補うため、pcg2のメタグロスと組むことが多い。
ポケモンカードゲームDPでは「DP5」ブロック『怒りの神殿』、及び映画10周年記念のプレミアムシートで登場。『怒りの~』ではフォルム毎に別ポケモン扱いとなり、ポケパワー「フォルムチェンジ」で山札にある別フォルムのカードと入れ替えることが可能。
ワザは以下の通り。
- ノーマルフォルム…相手の場のエネルギーの合計×10の追加ダメージを与える「エナジークラッシュ」。
- アタックフォルム…連続で使用するとダメージが激減する「サイコブースト」。
- ディフェンスフォルム…次の相手のターンにワザの効果を無効化し、相手ポケモンから受けるダメージを-20する「サイコディフェンス」。
- スピードフォルム…タイプ・弱点・抵抗力無関係に30ダメージを与える「スピードショット」。
なお、超タイプが弱点なのは相変わらずで、しかも『怒りの~』では2倍のダメージを受けてしまうと言うデメリットがある。
映画でのデオキシス
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス』で登場している。このときは「スピードフォルム」はまだ公開されていないので3つのフォルムに変化した。宇宙から飛来してきた謎のポケモン。地上に降りた場所が不幸にもレックウザの縄張りだったため、レックウザの怒りを買い倒される。隕石のような水晶体の姿となり長い時をかけて体を修復していた。
その他におけるデオキシス
奇しくもポケモン生誕10周年の2007年1月2日にデオキシスが登場する劇場版第7弾が放送されていた。また、10周年記念の映画の前売りチケットでの特典として配布されている。