スペースシャワーネットワーク
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株式会社スペースシャワーネットワーク(英:SPACE SHOWER NETWORKS INC.)は、CS・ケーブルテレビ向け放送局や番組制作などを運営する衛星一般放送事業者であり、音楽ソフトの流通・販売、企画・制作も行っている。
概説
スペースシャワーTVと100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラスの2つの音楽専門チャンネルを運営している。伊藤忠商事の持分法適用関連会社である。
かつてはお天気専門チャンネルのe-天気.netも運営していたが、同チャンネルの制作子会社であったeTENは2007年3月に運営権を与えられたうえでスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)の子会社となった(2010年4月、スカパー・ブロードキャスティングと合併)。
2001年4月、CS放送の番組供給を専業としている事業者としては、日本で初めて証券市場(JASDAQ)に上場している。
2011年10月、子会社であるバウンディ(音楽ソフトの流通・販売)、ブルース・インターアクションズ(音楽ソフトの企画・制作)を統合(現SPACE SHOWER MUSIC)。
沿革
旧法人・スペースシャワー
- 1989年1月 - 株式会社スペースシャワー設立
- 1989年12月 - スペースシャワーTV、ケーブルテレビ局に配信開始
- 1992年6月 - スペースシャワーTV、CS BAANによるCSアナログ放送開始
- 1993年12月 - 番組制作部門を独立。株式会社セップ(SeP)設立
- 1996年10月 - パーフェクTV!(現スカパー!)でスペースシャワーTV・ウェザーシャワー24(現e-天気.net)放送開始
- 1997年3月 - 株式会社スペースシャワーの全事業を株式会社スペースシャワーネットワークに譲渡し、会社清算。
現法人・スペースシャワーネットワーク
- 1994年10月 - 有限会社デジタルピクチャー設立
- 1996年12月 - 有限会社デジタルピクチャーが、株式会社スペースシャワーネットワークに商号変更
- 1997年3月 - 株式会社スペースシャワーの全事業を譲受。
- 1997年4月 - 下北沢にハイラインレコーズオープン(2003年、運営会社・株式会社ハイラインレコーズ解散、UKプロジェクトの子会社・株式会社ハイラインが2008年まで運営)
- 1999年4月 - 下北沢にミュージックカフェ「スペースシャワーブランチ」オープン(2005年閉店)
- 2001年4月 - JASDAQ上場
- 2002年1月 - ニューズ・ブロードキャスティング・ジャパン(現FOXインターナショナル・チャンネルズ)より「Channel [V]」事業を承継
- 2002年4月 - Channel [V]をミュージックビデオ専門チャンネル「スペースシャワービデオミュージックチャンネル」(VMC、現在の100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス)に変更
- 2004年9月 - 株式会社セップを株式会社スペースシャワーティーヴィ・プロデューシングへ社名変更。ビデオクリップ(PV)等の映像制作事業は新たに設立された株式会社セップ(SEP)に事業承継
- 2005年3月 - 株式会社eTEN(e-天気.netの制作を担当)を設立
- 2005年4月 - 株式会社スペースシャワーティーヴィ・プロデューシングを株式会社スペースシャワーTVに社名変更
- 2006年8月 - スリーディーシステム株式会社(2006年9月株式会社バウンディに社名変更)を子会社化
- 2006年10月 - Pヴァイン・グループに資本参加(49%。2007年11月完全子会社化)
- 2007年3月 - 株式会社eTENを株式交換によりスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)の完全子会社とする(2010年4月スカパー・ブロードキャスティングと合併)
- 2008年3月末 株式会社スペースシャワーTV会社解散、事業はスペースシャワーネットワークに承継
- 2010年3月 - 渋谷にミュージックレストラン「SPECE SHOWER TV THE DINER」(現「SHOWER LOUNGE PLUS」)オープン
- 2010年11月 - 渋谷にライブハウス「WWW」オープン
- 2011年3月 - KDDIと業務提携[1]。これに伴い、KDDIは伊藤忠商事から14.03%の株式を取得し、伊藤忠商事の出資は37.00%に減少する[2]
- 2011年4月 - ミュージック専門/VMCを「100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス」に変更。子会社の株式会社ブルース・インターアクションズの邦楽事業・書籍出版事業について会社分割を行い、子会社の株式会社ペトロ・ミュージックに承継させる[3]。同時に、株式会社ペトロ・ミュージックを(新)株式会社ブルース・インターアクションズに、(旧)現在のブルース・インターアクションズを株式会社Pヴァインに、それぞれ商号(社名)変更する[4]。
- 2011年10月、連結子会社であるバウンディ、ブルース・インターアクションズの全事業を譲受[5]、両社は解散。
- 2014年4月、コーポレートロゴをSPACE SHOWER TVが使用している「S」マークに変更。また、旧バウンディの流れをくむディストリビューション事業と旧ブルース・インターアクションズの流れをくむレーベル・マネージメント事業(旧SPACE SHOWER MUSIC)を新「SPACE SHOWER MUSIC」に統合[6]。
グループ企業
- セップ - ビデオクリップなどの映像制作事業
- Pヴァイン(旧ブルース・インターアクションズ) - CD・レコードの制作・宣伝、流通営業等
備考
- スペースシャワーネットワークが入っているビルの隣は、エムオン・エンタテインメントが入っているビルがある。
出典・脚注
- ↑ 資本業務提携および主要株主の異動に関するお知らせ スペースシャワーネットワーク・平成23年3月8日
- ↑ 親会社およびその他関係会社の異動に関するお知らせ スペースシャワーネットワーク・平成23年3月8日
- ↑ 子会社の会社分割に関するお知らせ スペースシャワーネットワーク・平成23年2月24日
- ↑ 子会社の商号変更に関するお知らせ スペースシャワーネットワーク・平成23年2月24日
- ↑ 子会社からの事業譲受(経営統合)および当該子会社の解散に関するお知らせ スペースシャワーネットワーク・平成23年8月25日
- ↑ ゛スペースシャワー゛ブランドロゴ統一及び新生「スペースシャワーミュージック」4月1日より本格始動のお知らせ - 2014年1月31日 スペースシャワーネットワーク