ジュリアス・シーザー(オペラ)
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「エジプトのジュリアス・シーザー」はヘンデルのオペラ、単に「ジュリアス・シーザー」ともいう。現在でも欧米の上演の頻度はヘンデルの作品では最も高い。
概説
ローマの将軍シーザーが紀元前47年にエジプト遠征を行った際にクレオパトラやプトレマイオスとのかかわりをめぐる物語で、華やかで勇壮に音楽が描かれている。
作曲年
1722年から24年
台本
二コラ・フランチェスコ・ハイム
初演
1724年2月20日、ロンドンのへイマーキットのキングス・シアター
演奏時間
約3時間40分(各90分、70分、60分:カット無し)
配役
- ジュリアス・シーザー(アルトまたはバリトン)
- クリオ (バス)
- クレオパトラ (ソプラノ)
- コルネリア (アルト)
- セスト (メゾソプラノまたはテノール)
- トロメーオ (バス)
- アキッレ (バリトン)
- ニレーノ (アルト)
楽器編成
リコーダー、オーボエ2、ホルン4、弦5部、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルバ、ハープ、バッソコンテヌオ(チェンバロ、ファゴット)
粗筋
第一幕
第二幕
第三幕
代表的録音
- ルネ・ヤコブスのコンチェルト・ケルンやパニーニの録音が有名である。
参考文献:名曲解説全集とカーマス社のスコア