シャロン・イスビン

シャロン・イスビン（Sharon Isbin, 1956年8月7日 - ）は、アメリカのギター奏者。

ミネソタ州ミネアポリス出身。９歳の頃からギターに親しみ、ミネソタ大学の教授だった父親がサバティカルでイタリアに滞在した時に、アルド・ミネッラにギターの手ほどきを受けた。セントルイス・パーク高校を経てイェール大学に進学し、1978年にイェール音楽大学院で音楽で修士号を得た。大学在学中にジェフリー・ヴァンにギターを師事。さらにアリリオ・ディアスやアンドレス・セゴビアのレッスンも受けた。1978年からはロザリン・テュレックの許でヨハン・ゼバスティアン・バッハのリュート作品の研究にも勤しんだ。1975年のトロント国際ギター・コンクール、1976年のミュンヘン国際音楽コンクールのギター部門1979年のソフィア王妃国際ギター・コンクールのそれぞれで優勝している。1979年にアリス・タリー・ホールで演奏家としてデビューし、同年より1989年までマンハッタン音楽学校でギターを教えた。。1989年にはジュリアード音楽院にギター学科を創設し、同音楽院の教授に転任。