ガブリエル・ビアンコ

ガブリエル・ビアンコ(Gabriel Bianco,1988年4月25日 - )はフランスのギタリスト。難関コンクールとして知られる GFA国際ギターコンクールほか、若手の登竜門とされるコンクールを次々制覇し、50を超える国と地域で 演奏活動を展開している。「次世代のトップ・ギタリスト」の呼び声が高い。

経歴

5歳から父親にギター演奏を学び始める。 1997年、フランスのパリ地方音楽院で　ラモン・デ・ヘレーラ(Ramon de Herrera)に師事する。 2005年にパリ国立音楽院 (CNR-CSP)でギター科教授のオリビエ・シャッサン(Olivier Chassain)に師事し、 最優秀で卒業した。 その後、ロベルト・アウセル (Roberto Aussel)、ホセ・ルイス・カンパナ（Jose Luis Campana）、ローラン・ディアンス(Roland Dyens)、マルチン・ディラ(Marcin Dylla)、エドゥアルド・フェルナンデス(Edouardo Fernandez)等のマスタークラスに参加する。 2007年にはドイツのコブレンツ国際ギターコンクールで優勝した。 2008年、サンフランシスコで行われた「GFA国際ギターコンクール」で優勝した。 これにより米国、メキシコ、カナダへの50回のコンサートツア―を行った。 また追加して、中国、コロンビア、ブラジルへのツアーも行った。

最初のコンサートを開いたのは15歳の時であった。最近の5年間は 継続的にリサイタルを開いている。 使用している楽器はグレッグ・スモールマンで、低音高音ともよく響き伸びのある美しい音となっている。 2017年に来日し、8月28日(月)武蔵野市民文化会館（東京都）、9月3日（日）あいれふホール（福岡市）、 9月5日（火）長崎創楽堂（長崎市）でリサイタルを行った。