ガバン

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ガバンナバンンガバンウナバンインドネシア語Ngabang)は、インドネシア西カリマンタン地方・ランダク県地名ポンティアナクから、カプアス河の支流・ランダク河を上流に遡ったところにある[1]

歴史

日本の占領時期には、ダイヤモンドの集荷業務のために野村東印度殖産が出張所を設置していた[1][2]

ンガバンの家並みや、パッサングラハンという官営宿泊所の様式の建物や、ランダク河船付場の南国特有の素晴らしい夜景、そして椰子の木やバナナの木の林立する川辺に立つインドネシア人の部落、マンデーをする婦人子供達のにぎやかな笑い声にまじって、アヒルや鶏の鳴き声まで今でもなつかしく私の耳の底に残っているのです。

とにかく、当時、暗くて陰惨な日本の国からぬけ出し、見るもの聞くもの食するもの、すべてが新鮮に感じたンガバンの1週間の滞在は、戦争のことさえ一時忘れさせるほど楽しいものでした。

山地昭司 野村東印度殖産ポンチアナク支社時代の思い出 [3]

付録

関連リンク

脚注

参考文献

  • 赤道会 (1976) ポンチアナク赤道会『続赤道標』JPNO 73015036
  • 赤道会 (1975) ポンチアナク赤道会『赤道標』JPNO 73012073

座標:0.385857 N 109.960246 E