オオトカゲ

オオトカゲ科とは

オオトカゲ科のトカゲはミミナシオオトカゲ属のミミナシオオトカゲと数十種オオトカゲ属に属する者が存在しており、オオトカゲ属に属する種は全種ワシントン条約に該当している。中でもコモドオオトカゲやサバクオオトカゲ等のオオトカゲ属に属するオオトカゲは数種類がワシントン条約付属書Ⅰに掲載されており、その他全ては付属書Ⅱに掲載されている。オオトカゲ科で唯一ワシントン条約に該当していないのが、ミミナシオオトカゲでこのトカゲは生態が明らかと成っていない。

近年の研究結果

コモドオオトカゲは単為生殖という雌雄で交尾を行わずに、雌が子供を孵化させるという現象は明らかとなっていたがしかしオーストラリアの学者によってコモドオオトカゲには毒があるということが明らかとなった。過去にコモドオオトカゲに咬まれた動物が死ぬという事例があったが、それは細菌による説が一般論であったがあるオーストラリアの学者によってその説は間違いだと解明された。

オオトカゲの取り扱い

オオトカゲの中には人間に対して甘えた様な仕草をする個体もいるが、しかしそれは僅かに過ぎないと考えるべきである。オオトカゲは種によって大人しいといわれている種も確かに存在しているが、噛み付いたら中々離さないこともあり爪も鋭いという点から特定動物に該当するしないに関わらず気を付けるに越したことはない。基本的に水槽の掃除で捕まえる際は、必ず軍手もしくは皮手袋を着用しまた長袖を着て一時的に入れる入れ物も逃げないように工夫する必要性がある。また多くの種は、ケージが厳重に管理出来る用途に作られたものでの飼育が重要である。